刊行物
歴史系総合誌「歴博」
歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。
国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。
第126号 2004年9月20日発行
表紙解説
加計家蔵芸藩加計隅屋鉄山絵巻(複製・本館蔵)(原本・加計正弘氏所蔵) 江戸時代末期

近世末期の製鉄作業を描いた鉄山絵巻。表紙はそのクライマックスともいえる場面。
鑪吹屋(たたらぶきや)での操業が終わり、ケラと呼ばれる赤熱した鋼のかたまりを総出で引き出す「ケラ出し」が行われている。ケラは手前の鉄池(かないけ)に投じて冷やされ、必要な部分を取り出すために砕かれる。絵巻には木炭の運搬から使用される道具類までが細かく描かれ、たたら吹き法を知る上で貴重な史料となっている。その中に登場する、操業にたずさわる人びとの仕草もまた生き生きと描かれている。
目次
[特集] 鉄
| 鉄っちゃん | 坂本 稔 |
歴史の証人 写真による 収蔵品紹介
| 鉄炮の百科事典 | 宇田川 武久 |
[特集] 鉄
| 鉄と出会った日本列島の人びと | 藤尾 慎一郎 |
| 近世の製鉄-たたら吹製鉄 | 河瀬 正利 |
| 鉄の年代をはかる | 坂本 稔 |
| 近世から近代の鉄の流通 | 野原 建一 |
| [コラム] 鍛冶屋の不思議「卸」 | 高塚 秀治 |
| [コラム] 鉄に模様 | 齋藤 努 |
歴博けんきゅう便 第19回
| 歴博国際研究集会 「中世城郭の社会的機能-その日欧比較-」 |
井原 今朝男 |
研究者紹介 〔その14〕
| フィールドとの邂逅 | 西谷 大 |
教室から博物館へ
| 「ガイダンスルームの子どもたち」 | 渡辺 明 |
自著紹介
| 井原 今朝男 著 『中世寺院と民衆』 | |
| 西谷 大 著 『食べ物と自然の秘密』 |
れ・き・は・く・井・戸・端・会・議
〔歴博かわら版〕


























