刊行物

歴史系総合誌「歴博」

歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第116号 2003年1月20日発行

第116号 2003年1月20日発行
[特集] 色
連載「歴史の証人-写真による収蔵品紹介-」
「近世日本の世界図」

このページの上部へ

表紙解説

職人尽図巻(本館蔵)他

写真1 写真2

表紙の左下は、「職人尽図巻」から。17世紀後半頃の作であるこの図巻は、洛中洛外図の一部を切り取ったような町並みの中に、さまざまな職人の工房や店舗が軒を連ねている。掲出の部分は紅屋の仕事場を描いたもので、紅餅(紅花を発酵させて臼でついて餅状にし、乾燥させたもの。山形などの産地からは、この紅餅の状態で出荷された)を入れた袋を水の中で揉んで、紅の染料の原料となる液を絞り出す様子である。
この光景のまわりに、野村コレクションの小袖や唐三彩といった館蔵の工芸品をいくつか配してみた。さまざまな時代と文化を彩る、鮮やかな色の万華鏡を覗いてごらんあれ。

このページの上部へ

目次

巻頭エッセイ 5

[特集]胎動する歴史学 色 小瀬戸 恵美

歴史の証人 写真による 収蔵品紹介

近世日本の世界図 青山 宏夫

[特集] 色

錦の衣と機織りの呪術-物部村の七夕行事といざなぎ流御祈祷- 松尾 恒一
小袖の染め色と帷子の染め色-中世から近世への展開- 澤田 和人
色の考古学 松本 直子
色を測ることの難しさ 鈴木 卓治
[コラム] 螺鈿の色 日高 薫
[コラム] 白描画 大久保 純一

歴史への招待状

平成14年度企画展示
「はにわ-形と心-」
杉山 晋作

研究者紹介 〔その5〕

音や音楽をめぐる技術と知識の伝承課程を研究すること 内田 順子

書評

国立歴史民俗博物館研究報告 第96集
『日本歴史における災害と開発Ⅰ』
飯沼 賢司

自著紹介

国立歴史民俗博物館 編
『異界談義』
荒川 正明

展示批評

[企画展示]「中世寺院の姿とくらし-密教・禅僧・湯屋-」
学会状況と一般常識とのはざまで
平 雅行

れ・き・は・く・井・戸・端・会・議

〔歴博かわら版〕

表紙