刊行物

歴史系総合誌「歴博」

歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第112号 2002年5月30日発行

第112号 2002年5月30日発行
特集:胎動する歴史学 写真
連載「歴史の証人-写真による収蔵品紹介-」
「平安貴族の苦労」

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表紙解説

彩色写真と肖像写真(本館蔵)

明治期に東京の写真館で撮影された肖像写真(

明治期に東京の写真館で撮影された肖像写真(本館蔵)
幕末に上野彦馬・下岡蓮杖らによって創められた営業写真館は、明治に入ると全国に広まった。文明開化の先進地東京には当然写真館が集中した。ここに紹介した人物写真は、明治ヒトケタから20年代にかけて主に東京の写真館で撮影された80点の資料群の1枚である。

写真館で撮影された肖像写真
写真館で撮影された肖像写真
外国人向けの彩色写真
外国人向けの彩色写真

外国人のみやげ用に作られた色彩写真(本館蔵)
モノクロのプリントに浮世絵の技法を応用して彩色したこのような写真は、1880年代から関東大震災前まで盛んに作られ、「横浜写真」と呼ばれた。アルバムには、長崎・神戸・大阪・横浜・日光東照宮といった各地の風景や建物、ポーズをとった和服姿の日本人男女など、50枚の彩色写真が貼られ、英語のキャプションが付されている。木製の固い表紙には、富士山をバックに人力車に乗る着物姿の女性が浮き彫り風にしつらえられている。

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目次

[特集]写真 にあたって

歴史の証人 写真による 収蔵品紹介

「平安貴族の苦労」
特集 「胎動する歴史学」の連載開始にあたって 藤尾 慎一郎

[特集] 胎動する歴史学 写真

記録と祭祀-家族生活史のなかの写真- 上野 和男
地域に残る戦争写真から-写真師・柳田芙美緒の視点- 村瀬 隆彦
博物館と画像工学 宮田 公佳
[コラム] 旧江戸城写真帖 丸山 士郎
[コラム] 写真と油絵-高橋由一の場合 古田 亮

歴博対談 第42回

芸能にみる日本の近代 [倉田 喜弘+宮地 正人]

歴史けんきゅう便 第10回

共同研究『地域蘭学の総合的研究』でみえてきたもの 青木 歳幸

研究者紹介 〔その1〕

葬送儀礼の研究 山田 慎也

書評

高橋敏 著 『江戸村方騒動顛末記』 橋本 誠一

れ・き・は・く・井・戸・端・会・議

〔歴博かわら版〕

表紙