歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 579円(本体537円+税)、年間購読料 4,700円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第204号 2017年9月20日


目次

[特集] 日本列島の原始・古代史を組みなおす

     
  • 特集解説 文化・時代・環境 /松木 武彦
  • <特集1> 世界史のなかの弥生時代・文化 /藤尾 慎一郎
  • <特集2> 海の向こうから前方後円墳体制論を考える /高田 貫太
  • [コラム] 王朝世界の拡大と縮小 /上野 祥史
  • <特集3>古墳時代実年代論のいま /鈴木 一有
  • <特集4> 原始・古代史の時間認識と気候変動 /中塚 武
  • [コラム] 古墳時代は「中世」? /松木 武彦

歴史の証人 写真による収蔵品紹介

『延喜式』にみえるアワビに関する復元資料 ― 一人分の長鰒(ながあわび)貢納量 ― /清武 雄二

歴史のへの招待状

「1968年」― 無数の問いの噴出の時代 /荒川 章二

歴博けんきゅう便64

廣橋家旧蔵文書を中心とする年号勘文資料の整理と研究 /水上 雅晴

博物館展示のいま56

留学生がみた歴博 ― 博物館における国際教育研究プロジェクト ― /村木 二郎

書評

高田貫太 著『海の向こうから見た倭国』 /金 大煥

特集展示

国立公園 今昔 /柴崎 茂光

企画展示のご案内

歴博かわら版