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開催概要広報用素材の提供について問い合わせ先

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

当館では平成25年10月29日(火)より、特集展示「海を渡った漆器Ⅱ―江戸時代の輸出漆器―」を開催します。本展示では、国立歴史民俗博物館が所蔵する輸出漆器のなかから、江戸時代に輸出された漆器に焦点をあてて紹介し、漆器をめぐる海外交流の歴史を概観します。

つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

敬具

開催概要

第3展示室(近世)特集展示 「もの」からみる近世
『海を渡った漆器Ⅱ―江戸時代の輸出漆器―』
開催期間2014年2月18日(火)~3月30日(日)
開催期間 2013年10月29日(火)~ 12月1日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第3展示室(近世)副室
料金 一般420(350)円
高校生・大学生250(200)円
中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※総合展示もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
開館時間 9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
休館日 月曜 (休日の場合は翌日を休館日とする)
主催 国立歴史民俗博物館

広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本図版の使用は、「平成25年度第3展示室特集展示『海を渡った漆器Ⅱ-江戸時代の輸出漆器-』」の広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを400ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

1) 牡丹文蒔絵大皿
江戸時代中期
直径が50センチほどの極めて大型の皿。形態は輸出磁器の大皿に極めて似通っており、文様の描写や配置にも磁器からの影響が認められる。ヨーロッパでは室内装飾用とされたもの。
2) 花鳥螺鈿バイオリン箱
江戸時代~明治時代
江戸時代末期から明治時代初めにかけて西洋向けに輸出された漆器の一つ。総体を黒漆塗とし、貝の下に彩色を施した伏彩色螺鈿技法で花鳥文様を表す長崎製の輸出漆器(長崎青貝細工)の典型的作例である。
3) 花鳥螺鈿脚付裁縫箱
江戸時代~明治時代
細かい仕切をもつ裁縫箱に脚を付けた裁縫机。総体を黒漆塗とし、伏彩色螺鈿の技法で、花鳥の文様をあらわす。裁縫箱や裁縫机は江戸後期の輸出漆器の人気商品であった。
4) 故事人物蒔絵螺鈿瓶子
江戸時代初期
特別注文によって製作されたと推測される極めて高品質の輸出漆器の例である。日本の伝統的漆器には見られない器形の一対のボトルで、各々に、猩々と菊慈童、葡萄棚と虎渓三笑という水または酒に関連の深い文様のほか、さまざまな幾何学文を表す。卓越した蒔絵と螺鈿による精緻な装飾が見どころ
5) 山水人物蒔絵ナイフ箱
江戸時代中期
深い箱の内部に、ナイフやフォークなどを刺して入れる形式の箱。身と蓋とを背面の蝶番で留め、中にはビロードの布を貼る。この形式の家具は、1720年代以前のヨーロッパには見られず、18世紀に入ってから新たに流行した。
6) 楼閣山水蒔絵髯皿
江戸時代
楕円形の一箇所を内側に刳った形式の一対の皿。男性が髯を剃るときに、顎にあてて使用するための道具で、形態はヨーロッパに由来する。輸出された磁器にしばしば見られるが、漆器の例は珍しい。
7) 山水蒔絵小箪笥
江戸時代
黒漆地の余白を生かし、高蒔絵の技法を主体とした装飾は、東インド会社の漆器貿易が最盛期を迎えた17世紀半ばから後半にかけての典型的な作風を示している。
8) 紋章付山水人物蒔絵皿
江戸時代
直径が50センチ以上ある円形の大皿。口縁部に、富士山にいたる東海道の様子を表し、その中にはオランダ人らしき人物も描かれている。中央にアムステルダムで活躍したヒンローペン家の紋章があることから、特注品であったことが知られる。金・銀・青金の高蒔絵を主体に、赤・緑漆も用いた精細な作風。大小の蒔絵皿は、17世紀後半から18世紀前半にかけて大量に輸出され、類品としては、紋章以外の図柄を同じくするファルケニール家紋入皿(アムステルダム国立美術館)や、家紋入山水人物文皿(九州国立博物館)が知られる。
9) 花卉螺鈿書箪笥
19世紀前半
螺鈿技法に、部分的に蒔絵を併用し、ヨーロッパスタイルの大型家具を装飾したもので、19世紀前期の長崎青貝細工の典型例である。家具の規模、卓越した螺鈿技術からみて、特別の注文に応じて製作されたものと想像される。現在知られている遺品の中では最も西洋趣味のデザインを示している点が注目される。
10) 山水草花蒔絵書物机
江戸時代後期
17世紀後半期の日本製漆器のパネルを、新しく作ったルイ16世スタイルの書物机に化粧貼りしたもの。18世紀以降、日本製漆器の入手が困難となり、また、17世紀に輸出された日本製漆器は貴重ではあるが流行遅れとなったため、これをリフォームして新しい家具を作ることが盛んに行われた。パネル以外の部分には、東洋の漆工技術を模倣して西洋で発達した模造漆(ジャパニング)の技術が駆使されている。

※すべて本館蔵

このリリースに関するお問い合わせ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報・普及係 横尾・宮下・尾高

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地 
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp