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開催概要関連の催し物その他の催し物広報用素材の提供について問い合わせ先

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

当館では平成21年2月10日より、平成20年度第3展示室ミニ企画展示「もの」からみる近世『和宮ゆかりの雛かざり』を開催します。幕末の動乱期、波乱にとんだ生涯を送ったことで知られる和宮は、仁孝天皇の第8皇女として生まれ、「公武合体」の証しとして文久元年(1861)14代将軍徳川家茂に降嫁しました。

江戸時代に入ってから広まりをみせる雛祭りの行事は、多くの女性たちの支持を集めましたが、和宮も例外ではありませんでした。数多くの雛人形を手もとにおき、また三月三日の節句にはあちこちと雛人形を贈りあうなど、和宮が雛まつりを楽しんだことは記録からもうかがわれます。今回のミニ企画では、和宮所用として伝来した雛人形・雛道具類(本館所蔵)を展示いたします。和宮が愛した人形や雛道具を通じて、江戸時代の女性の暮らしや、職人の優れた手わざの一端をご紹介します。つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

敬具

開催概要

第3展示室(近世)特集展示 「もの」からみる近世
『和宮ゆかりの雛かざり』
開催期間2009年2月10日(火)~3月8日(日)
開催期間 2009年2月10日(火)~3月8日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第3展示室(近世)副室
料金 一般420(350)円
高校生・大学生250(200)円
中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※常設展もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
開館時間 ~2月:9時30分~16時30分
(入館は16時00分まで)
3月~:9時30分~17時00分
(入館は16時30分まで)
休館日

毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日)

主催 国立歴史民俗博物館

趣旨

幕末の動乱期、波乱にとんだ生涯を送ったことで知られる和宮は、仁孝天皇(にんこうてんのう)の第8皇女として生まれ、「公武合体」の証しとして文久元年(1861)14代将軍徳川家茂(とくがわいえもち)に降嫁しました。

今回のミニ企画で展示する雛人形・雛道具類(本館所蔵)は、和宮所用として伝来したもので、有職雛と呼ばれる種類の雛人形と、江戸七澤屋製の各種雛道具、御所人形および三ツ折人形などが含まれます。

上巳(三月三日節)にとりおこなわれる雛祭りの行事は、江戸時代に入ってから広まりをみせ、多くの女性たちの支持を集めました。儀式が定着するにつれ、その装飾は華麗なものとなり、時代時代の流行を取り入れながら、寛永雛、元禄雛、享保雛、次郎左衛門雛、有職雛、古今雛と俗称される多彩な雛人形や、精巧に作られたミニチュアの道具類が生みだされていきました。『和宮様御雛満留』(」)(宮内庁書陵部蔵)や『静寛院宮御側日記』(同)、『和宮様おひゐな御道具』(内閣文庫蔵)などの記録によれば、和宮は、数多くの雛人形を手もとにおき、また上巳にはあちこちと雛人形を贈りあうなど、雛まつりを楽しんだようです。本館所蔵の雛人形・雛道具はその一部をなしていたと考えられ、江戸時代の文化や工芸技術を伝える資料として貴重です。

みどころ

  • 和宮所用と伝えられる雛人形は、有職雛(直衣雛)という貴族的な面立ちの上品な人形で、幕末期の上層階級における雛人形の典型的な作例です。
  • 婚礼調度をミニチュアとして作った雛道具は、約80点を数えますが、当時の流行を反映して、ガラス製の器なども含まれます。江戸上野池之端にあった有名な雛人形店、七澤屋製と推測されます。
  • 御所人形・三ツ折人形には、和宮が兄の孝明天皇(こうめいてんのう)の形見として譲渡された由緒のある人形も含まれます。

主な展示物(予定)

内裏雛及雛道具付御所人形より

  • 有職雛(直衣雛)
  • 御所人形 孝明天皇遺物など 13躯
  • 三ツ折人形 孝明天皇遺物 2躯
  • 須磨明石図屏風
  • 狗張子
  • 牡丹唐草文蒔絵雛道具

など約100点

関連の催し物

展示解説会のご案内

日時 2月10日(火)11時00分~
会場 本館第3展示室副室にて開催

当展示プロジェクト委員による展示解説を行います。事前予約等は必要ございません。 詳細につきましては下記「このリリースに関するお問い合わせ」までお問合せください。

展示についてのお問い合わせ電話番号

ハローダイヤル:03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)

その他の催し物

歴博講演会

各回共通

会場 歴博講堂
備考 14時00分~16時00分、入場無料、当日先着順に受付、定員260名

第302回「中世考古学が語る町・村・山の職人たち」

日時 2月14日(土)
講師 小野 正敏 (副館長)

第303回「錦絵の流通」

日時 3月14日(土)
講師 大久保 純一 (当館情報資料研究系)

歴博探検

各回共通

日時 午前11時00分~午後12時30分
対象 小学校高学年~中学生対象 (保護者の方も参加できます)
備考 ガイダンスルームにて開催、要事前申込、参加費無料、定員20名

「沖縄の自然と歌」

日時 2月14日(土)
講師 内田 順子 (当館民俗研究系)

「季節行事の由来」

日時 3月14日(土)
講師 新谷 尚紀 (当館民俗研究系)

くらしの植物苑観察会

各回共通

会場 くらしの植物苑
備考 13時30分から、事前申込不要、要入苑料

第119回観察会「ブナの林と木地屋の世界」

日時 2月28日(土)
講師 中川 重年 (当館客員教授)

第120回観察会「くらしの植物苑と木の利用」

日時 3月28日(土)
講師 中川 重年 (当館客員教授)

企画展示

「錦絵はいかにつくられたか」
2月24日(火)~5月6日(水)

当館は昨年度にきわめて遺存しにくい錦絵の版木を345枚入手し、質量ともに世界最大級の錦絵版木コレクションを擁しています。今回の企画展示ではそれらを錦絵とともに展示し、錦絵の成り立ちについて‘流通’‘世相’‘技術’の各面から考察します。また、科学的手法を用いて錦絵の絵の具を分析したり、版木は完全に彫り上げられたものの、出版されなかった版木を三次元形状計測の技術を駆使して再現します。

入館料:一般830(560)円/高校生・大学生450(250)円
( )内は20名以上の団体、小中学生無料 ※常設展示もご覧になれます

次回の企画展示・くらしの植物苑特別企画

【企画展示】
「錦絵はいかにつくられたか」

2月24日(火)~5月6日(水)

【くらしの植物苑特別企画】
「木の文化~ブナの林と木地屋の世界」

2月10日(火)~3月29日(日)

広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本図版の使用は、「平成20年度第3展示室ミニ企画展示『和宮ゆかりの雛かざり』」の広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを400ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

1) 内裏雛

(当館蔵)

2) 牡丹唐草文蒔絵雛道具のうち三棚

(左より書棚・厨子棚・黒棚)(当館蔵)

3) 雛道具のうちギヤマン文具

(当館蔵)

4) 御所人形

(孝明天皇遺物)(当館蔵)

このリリースに関するお問い合わせ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・島田・中村

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地 
TEL 043-486-0123(代)/6488(直)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp