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開催概要その他の催し物広報用素材の提供について問い合わせ先

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

当館では10月7日より、平成20年度第3展示室ミニ企画展示「もの」からみる近世『紀州徳川家伝来の楽器-笙(しょう)-』を開催します。本館が所蔵する紀州徳川家伝来楽器コレクションは、主として紀州藩の第十代藩主徳川治宝(はるとみ)(1771~1852)によって収集されたものと伝えられます。意欲的な文化政策を推進したことで有名な治宝は、のちの伝えによれば、特別に勅許を得て黄金五万両を投じ、国内外、古今の楽器を集めたといいます。
今回はその中から笙を選び、楽器はもちろんのこと附属品を含め一堂に展示を行います。

つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

敬具

開催概要

第3展示室(近世)特集展示 「もの」からみる近世
『紀州徳川家伝来の楽器-笙-』
開催期間2008年10月7日(火)~12月7日(日)
開催期間 2008年10月7日(火)~12月7日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第3展示室
料金 一般420(350)円
高校生・大学生250(200)円
中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※常設展もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
開館時間 9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
休館日 毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日)
主催 国立歴史民俗博物館

趣旨

当館が所蔵する紀州徳川家伝来楽器コレクション(159件)は、主として紀州藩の第十代藩主徳川治宝(とくがわはるとみ・1771~1852)によって収集されたものと伝えられます。雅楽の楽器を中心に、吹きもの(管楽器)・弾きもの(弦楽器)・打ちもの(打楽器)などの各種楽器や、楽譜、調律具を含めて総数159件、213点におよびます。収納袋や箱などの華麗な附属品、さらに楽器にまつわる情報を記した附属文書に恵まれていることも、特色のひとつです。点数や楽器種の多彩さ、その内容から、楽器史や音楽史上きわめて重要な資料とみなされてきました。

今回のミニ企画展示では、本コレクションの中から、雅楽器を代表する楽器としてよく知られる笙をとりあげ、附属品や附属文書とともに展示し、一般にはあまり馴染みのない古楽器への理解をうながすとともに、楽器や附属品の隅々にまで凝らされた高度な工芸技術や、江戸後期の大名家を中心とした文化の一端を紹介いたします。

なお、本資料は日本古楽器の最大級のコレクションとして広く知られており、平成15年度に刊行した『国立歴史民俗博物館資料図録3 紀州徳川家伝来楽器コレクション』、平成16年度からは、「れきはくデータベース」において、その豊富な資料情報を公開しています。今後のミニ企画展示において、順次、展示・公開をおこない、その全貌を紹介する予定です。

みどころ

初公開資料を含みます。

紀州徳川家の楽器コレクションは、以前から有名で、専門家のあいだでは注目されてきましたが、公開される楽器は代表的なものに限られていました。今回の企画展示では、従来公開されてこなかった笙も含め、コレクション中の笙11管をすべて展示します。

藩主自身が収集した楽器です。

このコレクションの特徴は、他の大名家の伝来品と異なり、藩主徳川治宝が一代で築きあげたという点にあります。楽器や附属文書を通じて、コレクター治宝が、どのように楽器を収集し、愛蔵したかがわかります。

楽器および附属品の美術工芸品的魅力を堪能していただけます。

楽器や附属品の美しさを鑑賞することは、収集の楽しみの一端でもあったのでしょう。箱・筒・袋などの収納具をはじめとする附属品の多くは、治宝が楽器を入手した後に特別にあつらえたもので、今回の展示では、漆工・染織など、江戸時代の卓越した工芸技術をご覧いただけます。

主な展示物(予定)

紀州徳川家伝来楽器コレクション(H-46)より

  • 笙(銘「山端(やまのは)」) 1管 元亨元年(1321)銘
  • 笙(銘「真具寿(まくず)」) 1管 鎌倉時代
  • 笙 1管 天保13年(1842) 林広賢 作
  • 袖笙(銘「鈴虫」) 1管 江戸時代 薗広寿 作
  • 袖笙(銘「燕子(えんし)」) 1管 江戸時代 山本藤右衛門 作
  • 笙(銘「明楽」) 1管 江戸時代 神田喜作 作
  • 『笙譜』 6冊
  • 『鳳笙全譜』 6冊
  • 笙箱 1点 文化7年(1810)

など約20件

その他の催し物

歴博講演会

各回共通

会場 歴博講堂
備考 14時00分~16時00分、入場無料、当日先着順に受付、定員260名

第298回「楽器と装飾-紀州徳川家伝来楽器コレクションを中心に-」

日時 10月11日(土)
講師 日高 薫(当館情報資料研究系)

第299回「染織文化史-日本と韓国-」

日時 11月 8日(土)
講師 澤田 和人(当館情報資料研究系)

第300回「古墳時代における関東の特色」

日時 12月13日(土)
講師 杉山 晋作(当館考古研究系)

歴博探検

午前11時00分~午後12時30分、小学校高学年~中学生対象 (保護者の方も参加できます)、ガイダンスルームにて開催、要事前申込、参加費無料、定員20名

10月11日(土) 「楽器のコレクション」日高 薫(当館情報資料研究系) 
11月 8日(土) 「染めものと織りもの」澤田 和人(当館情報資料研究系)
12月13日(土) 「虫くいの手つくろい」小瀬戸 恵美(当館情報資料研究系)

 

くらしの植物苑観察会

各回共通

会場 くらしの植物苑
備考 13時30分から、事前申込不要、要入苑料

第115回観察会「衣服と植物」

日時 10月25日(土)
講師 澤田 和人(当館情報資料研究系)

第116回観察会「古典菊の品種の特徴と大名庭園の菊作り」

日時 11月22日(土)
講師 小笠原 亮(江戸園芸研究家)

第117回観察会「サザンカの文化史」

日時 12月 6日(土)
講師 箱田 直紀(元恵泉女学園大学)

企画展示

「[染] と [織] の肖像―日本と韓国・守り伝えられた染織品―」
10月15日(水)~11月30日(日)

「衣」「住」をはじめ様々な目的のもと、古来より人は染織品をつくり利用してきました。それは、より人身を魅了すべく美を追究する、あるいは、より多くの需要に応えるべく生産性を追求する、染織技術の進展と共にあります。
今回の展覧会では、新たに収蔵された未紹介品を一同に公開するとともに、所蔵者の協力を得て、社寺で大切に守り次いできた染織品を借用し、展観します。また、本館と学術交流規定を締結している韓国・国立民俗博物館の協力により、彼館所蔵の年代が判明する韓国の染織品も展示し、日本と韓国の染織文化の異同についても示します。

入館料:一般830(560)円/高校生・大学生450(250)円
( )内は20名以上の団体、小中学生無料 ※常設展示もご覧になれます

次回の企画展示・くらしの植物苑特別企画

【企画展示】
「[染] と [織] の肖像-日本と韓国・守り伝えられた染織品-」

10月15日(水)~11月30日(日)

【くらしの植物苑特別企画】
「伝統の古典菊」

10月 28日(火)~11月 30日(日)

広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本図版の使用は、「平成20年度第3展示室ミニ企画展示『紀州徳川家伝来の楽器-笙-』」の広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを400ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

1) 笙銘 「萬具寿(まくず)」

(当館蔵)

2) 笙銘 「明楽」

(当館蔵)

3) 笙銘 「山端(やまのは)」

(当館蔵)

4) 袖笙 銘「鈴虫」

(当館蔵)

このリリースに関するお問い合わせ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・島田・中村

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地 
TEL 043-486-0123(代)/6488(直)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp