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第3展示室(近世)特集展示 「もの」からみる近世
『妖怪変化の時空』

開催要項

開催期間 2011年8月2日(火)~9月4日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第3展示室(近世)副室
料金 一般420(350)円
高校生・大学生250(200)円
中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※総合展示もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
開館時間 平日:
9時30分~16時00分 (入館は15時30分まで)
土・日・祝日:
9時30分~17時00分 (入館は16時30分まで)
※節電等のため、開館時間を短縮しております。
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、8月15日は開館
主催 国立歴史民俗博物館

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

 当館では、平成23年8月2日より、第3展示室「〈もの〉からみる近世」において特集展示『妖怪変化の時空』を開催します。2001年の夏に開催しました企画展示『異界万華鏡―あの世・妖怪・占い―』を機に、怪談・妖怪コレクションを立ち上げました。百鬼夜行絵巻をはじめ、怪異を扱った錦絵や摺物、妖怪本など、江戸時代から明治期にかけて制作された資料を中心に収集を図ってきました。今回、本コレクションの資料をもとに、4つのテーマからなる特集展示を企画いたしました。つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

謹白

趣旨

近年、想像力のあり方や精神世界への関心の高まりとともに、怪異や妖怪文化が注目を集めています。今回の特集展示では「風聞(ふうぶん)と怪異・妖怪」「歌舞伎の中の怪談・妖怪」「妖怪絵巻の世界」「妖怪絵師列伝」の4つのテーマを設けて、関係する資料を展示します。

江戸時代の後期から明治にかけて、豊作や流行り病を予言する姫魚(ひめうお)と称する妖怪が出現したという噂が広まり、人びとの関心を集めました。「風聞と怪異・妖怪」では、世間で取り沙汰された風聞や世相を映し出した錦絵・摺物を紹介します。四代目鶴屋南北(つるやなんぼく)は、幽霊や妖術使いを作品の中に登場させて歌舞伎の世界に大きな影響を与えました。「歌舞伎の中の怪談・妖怪」では、錦絵の好画題となった、歌舞伎に登場する幽霊や妖怪に焦点を当てます。異様な姿をした妖怪たちが、夜間に列をなして移動するさまを描いた百鬼夜行絵巻は江戸時代に数多く制作されました。「妖怪絵巻の世界」では、百鬼夜行絵巻をはじめ妖怪を素材に描かれた絵巻を展示します。「妖怪絵師列伝」では、鳥山石燕(とりやませきえん)・歌川国芳・月岡芳年(つきおかよしとし)・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)といった絵師を取り上げ、作品を紹介するとともにその系譜をたどります。

今回の特集展示では、怪異・妖怪文化の多彩な世界を浮き彫りにしたいと考えています。

みどころ

文政2年(1819)に、女の顔に魚の体という奇妙な姿をした異形のモノが現れて予言をしたという噂が広まりました。今回紹介する「姫魚」の図は、このときに描かれたものです。狩野洞雲(かのうとううん)(1625-94)が描いた「百鬼夜行図」は、江戸時代前期の作品で真珠庵本系統に属する絵巻ですが、〈かみきり〉や〈ふらり火〉といったユニークな妖怪がいくつも登場する点に特色があります。江戸から明治にかけて活躍した代表的な妖怪絵師を取り上げて、その作品に注目しながら絵師の活躍と系譜を描きます。

主な展示物(予定)

  • 「肥前国平戸において姫魚(ひめうお)龍宮より御使なり」
  • 「雷奇獣(らいきじゅう) 寛政八年六月肥後国熊本」
  • 「百鬼夜行図」
  • 「源頼光公館土蜘作妖怪図」
  • 「和漢百物語 頓欲ノ婆々(どんよくのばば)」

など

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関連イベント

ギャラリートーク

日時 2011年8月6日(土)14時00分~(40分程度)
解説

常光 徹(当館民俗研究系)・大久保 純一(当館情報資料研究系)

展示解説会のご案内

日時 8月2日(火)14時00分~
会場

本館第3展示室副室にて開催

当展示プロジェクト委員による展示解説を行います。事前予約等は必要ございません。 詳細につきましては下記「このリリースに関するお問い合わせ」までお問合せください。

展示についてのお問い合わせ電話番号

ハローダイヤル:03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)

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催事のご案内

歴博講演会

歴博講堂にて開催、14時00分~16時00分、入場無料、当日先着順に受付、定員260名

第332回 「『紅宇』伝来の紅板締め資料」

日程 8月13日(土)
講師 澤田 和人(当館情報資料研究系)

くらしの植物苑観察会

くらしの植物苑にて開催、10時00分から、事前申込不要、要入苑料

第149回観察会 「朝顔の仕分け」

日程 8月27日(土)
講師 仁田坂 英二(九州大学大学院)

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「妖怪変化の世界」広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。


【ご注意】

  • 本図版の使用は、「平成23年度第3展示室特集展示『妖怪変化の世界』」の広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを400ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

妖怪変化の世界

牡丹唐草文蒔絵雛道具

1) 錦絵 「源頼光公館土蜘作妖怪図」

天保の改革を風刺したとの噂が立った問題作(当館蔵)

有職雛(直衣雛)   唐机と文具

2) 錦絵 「和漢百物語 頓欲ノ婆々(どんよくのばば)」

(当館蔵)

 

3) 錦絵 「尾上松助の小はだ小平次、女房二やく」

(当館蔵)

茶弁当   小倉百人一首

4) 四谷怪談隠亡堀(おんぼうぼり)の場仕掛

戸板をめくるとお岩の幽霊に変わる。(当館蔵)

 

5) 肥前国平戸において姫魚(ひめうお)龍宮より御使(おんつかい)なり

予言する姫魚(当館蔵)

百鬼夜行図 部分   百鬼夜行図 部分

6) 百鬼夜行図 部分

器物の妖怪たち「百鬼夜行図」(当館蔵)

 

7) 百鬼夜行図 部分

ユーモラスな姿の〈がごぜ〉や〈かみきり〉の妖怪「百鬼夜行図」(当館蔵)

牡丹唐草文蒔絵雛道具    

8) 雷奇獣(らいきじゅう) 寛政八年六月肥後国熊本

空から落ちてきた雷奇獣(当館蔵)

 

このリリースに関するお問い合せ
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・宮下・岩井

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp

※内容は変更する場合があります。ご了承ください。