プレスリリース

過去のプレスリリース

くらしの植物苑特別企画 「伝統の古典菊」

開催要項

開催期間 2010年11月2日(火)~11月28日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
料金 個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※小中学生は入苑無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
開苑時間 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
休苑日

11月8日(月)・15日(月)

主催 国立歴史民俗博物館

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

このたび、当館くらしの植物苑におきまして、毎秋恒例の「伝統の古典菊」展を開催いたします。

菊は、日本を代表する伝統的な園芸植物の一つです。なかでも、嵯峨菊や伊勢菊、肥後菊、江戸菊といった古典菊は、花が独特の形に改良されているだけでなく、栽培方法や観賞法にも様々な工夫が施されてきました。当館は、植物苑を持っている国内唯一の歴史系博物館としての役割から、歴史資料として、また文化遺産としても重要な、これらの古典菊を1999年から収集・栽培しております。

このたびの特別企画では、およそ100品種の様々な古典菊を展示するとともに、古典菊の育て方と楽しみ方を写真パネルで紹介します。さらに、江戸菊が多様に変化していく様子も見ていただく予定です。ぜひともご来苑ください。

趣旨

菊は、日本在来の植物ではありませんが、わが国を代表する園芸植物のひとつです。平安時代の宮廷ですでに菊花の宴が流行していることから、律令期に他の文物とともに中国からもたらされたと考えられています。

平安・鎌倉時代からは日本独自の美意識により、支配者層の中で独特の花が作り出されました。筆先のような花弁をもつ「嵯峨菊」は京都の大覚寺で門外不出とされ、花弁の垂れ下がった「伊勢菊」は伊勢の国司や伊勢神宮との関わりで栽培されました。そして、菊は支配者層の中で宴に、美術工芸品に、不老不死のシンボルに特権的な地位を築いていきました。

それが、近世中頃以降になると大衆化し、変化に富む園芸種の菊花壇や、菊細工の見世物が流行したと言われています。それらの流行を支えたのが、花弁のまばらな「肥後菊」と花弁が咲き始めてから変化していく「江戸菊」です。これらに花の中心が盛り上がって咲く「丁字菊」を加えた伝統的な中輪種は、「古典菊」と呼ばれています。

くらしの植物苑ではこのような「古典菊」を1999年から収集・展示してきました。今年度は、昨年度新たに当苑に導入された松坂菊を初めて展示するほか、近世~近代の文芸作品に見られる菊についてパネルにより解説します。

展示構成

くらしの植物苑で収集・寄贈され、栽培・育種した古典菊(嵯峨菊14品種、伊勢菊13品種[松坂菊3品種を含む])、肥後菊30品種、江戸菊33品種、丁字菊10品種)と、江戸菊や肥後菊と同じく近世中頃から作られている奥州菊10品種を7号もしくは9号鉢に植栽し、苑内の東屋周辺、ハウス、よしず展示場に展示します。また、古典菊の特徴をまとめたこれまでの解説パネルに加え、近世~近代の「文芸作品に見る菊」というテーマに関する解説パネルを作成し,東屋内に展示します。

展示についてのお問い合わせ電話番号

ハローダイヤル:03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)

展示解説会のご案内

日時 11月2日(火) 受付:13時00分~、 13時30分開始
会場 くらしの植物苑 東屋周辺

当展示プロジェクト委員による展示解説を行います。

詳細につきましては別途お送りする「展示解説会のご案内」をご覧いただくか、下記「このリリースに関するお問い合わせ」までお問合せください。

期間中の植物苑催事のご案内

くらしの植物苑観察会

(くらしの植物苑東屋にて開催、事前申し込み不要、要入苑料)

第140回「文芸作品に見る菊見」

日時 11月27日(土) 13時30分~
講師 平野 恵 (さいたま市大宮盆栽美術館)

古典菊の有償頒布のご案内

日時 10月23日(土) 12時00分~16時00分

11月 2日(火)   9時30分~13時30分

場所 くらしの植物苑東屋
価格 1鉢1000円~(当苑で栽培している古典菊)
* お一人様あたりの鉢数を制限させていただく場合があります。
* 数量に限りがあります。品切れの際にはご容赦ください。
* 別途、入苑料が必要となります。

関連図録等

『季節の伝統植物』 800円

※くらしの植物苑関係の刊行物のお問い合わせは(財)歴史民俗博物館振興会へ。
電話043-486-8011 Fax:043-486-8008 E-mail:shop@rekishin.or.jp

このページの上部へ

その他の企画展示・特集展示等

企画展示

武士とはなにか

10月26日(火)~12月26日(日)

総合展示

「重要文化財 洛中洛外図屏風甲本公開(第2展示室)」

10月26日(火)~11月7日(日)

第3展示室特集展示 「もの」からみる近世

旗本 本多家資料の世界

10月26日(火)~12月5日(日)

このページの上部へ

「伝統の古典菊」広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。


【ご注意】

  • 本図版の使用は、「平成22年度くらしの植物苑特別企画『伝統の古典菊』」広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを200ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

伝統の古典菊

1) 嵯峨菊

 

1)_1 嵯峨(さが)の月(つき)

 

1)_2 嵯峨の暁(あかつき)

2) 伊勢菊

 

2)_1 暁紅(ぎょうこう)

 

2)_2 紅玉(こうぎょく)

3) 肥後菊

 

3)_1 金星(きんぼし)

 

3)_2 松(まつ)の雪(ゆき)

4) 江戸菊

 

4)_1 江戸絵巻(えどえまき)

 

4)_2 遠見(とおみ)の桜(さくら)

5) 奥州菊

 

5)_1 極楽殿(ごくらくでん)

 

5)_2 華厳(けごん)の滝(たき)

6) 丁子菊

 

6)_1 元禄丸(げんろくまる)

 

6)_2 岸(きし)の磐梯(ばんだい)

※内容は変更する場合があります。ご了承ください。

このリリースに関するお問い合せ
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・島田・三谷

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp