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第3展示室(近世)特集展示 「もの」からみる近世
『旗本 本多家資料の世界』

開催要項

開催期間 2010年10月26日(火)~12月5日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第3展示室(近世)副室
料金 一般420(350)円
高校生・大学生250(200)円
中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※総合展示もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
開館時間 9時30分~16時30分
(入館は16時00分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
※11月22日(月)は開館します
主催 国立歴史民俗博物館

謹啓 時下益々ご清祥のことと、お慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

当館では10月26日より、平成22年度特集展示「旗本 本多家資料の世界」を開催します。この特集展示で紹介する旗本本多家は、家康の信頼が篤く、戦場での勇猛ぶりから「鬼作左(おにさくざ)」とも称された本多作左衛門重次の流れをくむ家柄ですが、越前丸岡に所領を与えられた大名家の分家として幕末まで続く「由緒」のある旗本の家柄でもあります。

このたび、企画展示「武士とは何か」【10月26日(火)~12月26日(日)】を企画し、そのなかで江戸時代の武士とはどのような存在だったのか何かを考えていただくコーナーを設けました。そのコーナーとも連動させながら、あらためて旗本の世界を描きたいと思います。企画展示と併せて是非ご覧ください

当館の研究成果についてご理解いただき、当館へのより一層のご支援をいただけたらと存じます。

つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

敬具

趣旨

旗本というと、時代劇ではおなじみの存在ですが、その実態は一般には意外に知られていないことが多いようです。旗本とはどのような人たちで、その勤めとはどのようなものだったのか?どのような趣味を持ち、どのような生活をしていたのか?当館が所蔵する具体的な旗本家の資料から、こうした疑問にお答えします。

江戸時代、将軍直属の家臣のうち、知行高(領地)が一万石以下で、将軍にお目見えが許された者を一般には「旗本」と呼びます。戦場で将軍の本陣が置かれたところに立つ旗の下に参集し、本陣を守る役割を果たす直参の武士のことです。享保期までに200家を数え、戦時にはそれこそ将軍の直属軍として総勢「旗本八万騎」といわれた軍団を構成することが予定されていましたので、将軍権力の中核だということができます。一般には、3000石以下の旗本は、大番・書院番・小姓組番・新番・小十人組人など、江戸城や将軍の警護をする「番方」から、家柄や能力に応じて町奉行・勘定奉行など行政・司法関係の職である「役方」に昇進していくのですが、島原の乱以降、旗本たちが実際に動員されるような戦闘が無くなり、幕府の官僚制度が整う18世紀以降になると、「役方」の果たす役割の方が重要になっていきます。そのなかで、石高の多い上級の旗本たちは、どちらかというと「番方」としての勤めを果たし続けることが多いのですが、ここで紹介する旗本本多家は、知行高3200石、三河以来の旗本で、主に「番方」を勤める上級の家だということになります。そもそもこの本多家は、家康の信頼が篤く、戦場での勇猛ぶりから「鬼作左」とも称された本多作左衛門重次の流れをくむ家柄ですが、越前丸岡に所領を与えられた大名家の分家として幕末まで続く「由緒」のある旗本の家柄でもあります。

当館は、この旗本本多家の資料を約4000点所蔵しております。1994年に、この資料も使った企画展示「近世の武家社会」を開催したことはあるのですが、それ以降、同家資料については総合展示(第3展示室近世)でほんの数点お見せしている以外には、お目にかけておりません。

このたび、企画展示「武士とは何か」【10月26日(火)~12月26日(日)】を企画し、そのなかで江戸時代の武士とはどのような存在だったのか何かを考えていただくコーナーを設けました。そのコーナーとも連動させながら、あらためて旗本の世界を描きたいと思います。企画展示と併せて是非ご覧ください。

展示構成

「鬼作左」と呼ばれた本多作左衛門重次を描いた画像資料は企画展示「武士とはなにか」でご覧いただくとして、「武門の家」本多家の由緒をたどることから始めましょう。そして、越前丸岡藩主の家から分かれ、本家が改易されたあとも、旗本の家として幕末まで継続する様子を越前の知行所や江戸に拝領した屋敷、あるいは親類たちの家、拝領物として代々伝えた由緒ある武具・壺などから想像していただきます。次に、旗本の家、とくに「番方」の家としてどのような勤めを果たしたのか、寛政期に拝命する「寄合肝煎」という「役職」でどのような仕事をしたのか、など「旗本としての勤め」に関する資料を展示します。 さらに、 旗本としてどのような生活を送ったのか、武士としてのたしなみや作法・趣味などがわかる資料を並べます。最後に、明治維新を迎えるとどうなるのか、について見ていただくことにします。

プロローグ 「武門の家」本多家
1 旗本本多家の誕生
2 旗本の勤め
3 旗本のたしなみ
エピローグ 維新とその後

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関連イベント

ギャラリートーク

実施の際は、詳細が決まり次第当館HP上にてお知らせいたします。

展示解説会のご案内

日時 10月26日(火)13時30分~
会場

本館第3展示室 副室

※一般の方もご参加いただけます。

展示についてのお問い合わせ電話番号

ハローダイヤル:03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)

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その他の特集展示・くらしの植物苑特別企画

企画展示

武士とはなにか

10月26日(火)~12月26日(日)

総合展示

「重要文化財 洛中洛外図屏風甲本公開(第2展示室)」

10月26日(火)~11月7日(日)

くらしの植物苑特別企画

「伝統の古典菊」

11月2日(火)~11月28日(日)

「冬の華・サザンカ」

2010年11月30日(火)~2011年1月30日(日)

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旗本 本多家資料の世界」広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。


【ご注意】

  • 本図版の使用は、「平成22年度第3展示室特集展示『旗本 本多家資料の世界』」の広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを400ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

旗本 本多家資料の世界

先祖由緒書

(ア)「先祖由緒書(せんぞゆいしょしょ)」

(当館蔵)
小金(こがね)が原(はら)鹿狩伊達羽織纒之図(しかがりだてばおりまといのず)

(イ)「小金(こがね)が原(はら)鹿狩伊達羽織纒之図(しかがりだてばおりまといのず)」

(当館蔵)
ルソン壺   ルソン壺

(ウ-1)ルソン壺

(当館蔵)
 

(ウ-2)ルソン壺

(当館蔵)
唐冠形兜(とうかんなりかぶと)  

(エ)唐冠形兜(とうかんなりかぶと)

(当館蔵)
   
慶応4年「道中日記并京都日記」   慶応4年「道中日記并京都日記」

(オ-1)慶応4年「道中日記并京都日記」

(当館蔵)
 

(オ-2)慶応4年「道中日記并京都日記」

(当館蔵)
 

このリリースに関するお問い合せ
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・島田・三谷

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)/6488(直)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp

※内容は変更する場合があります。ご了承ください。