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第3展示室特集展示『伝統の朝顔』-館蔵資料にみる朝顔文化-
開催要項

| 開催期間 | 2010年8月3日(火)~8月29日(日) |
|---|---|
| 会場 | 国立歴史民俗博物館 本館第3展示室 |
| 料金 | 一般420(350)円 高校生・大学生250(200)円 中学生以下無料 ( )内は20名以上の団体 ※常設展もあわせてご覧になれます。 ※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。 |
| 開館時間 | 9時30分~17時00分 (入館は16時30分まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(8月16日は開館)(月曜日が祝日の場合は翌日) |
| 主催 | 国立歴史民俗博物館 |
展示構成
プロローグ
本展示では前半で、三度の変化朝顔ブームの際に出された“朝顔図譜”・番付・朝顔書などを、後半では、朝顔にちなむ作品を、館蔵資料から展示します。
まず文化・文政期(1804-30年)に朝顔の突然変異を起こしやすい性質を利用して、変化朝顔をつくり、競い合うことが大坂・京都・江戸で流行し、栽培のマニュアル本までもが出されています。嘉永・安政期(1848-60年)には、周辺の都市・町にまで広がるブームとなりました。変化朝顔の品評会がしばしば開かれて、愛好者たちがその技を競い、その結果は番付や朝顔図譜などで刊行されました。しかし、こうした変化朝顔の栽培には、手間・暇・場所と一定の知識が必要だったので、評判にはなっても庶民が自ら栽培できるようなものではありません。むしろ多くの庶民が「変わらず」に愛し続けた朝顔は、色・形に違いはあるものの、誰にでもそれとわかるような朝顔でした。
園芸のはじまりと朝顔
日本において特に園芸文化が発達したのは、江戸時代の巨大都市でした。多くの園芸植物は大名屋敷の庭園に地植えされていましたが、やがて鉢植えが生まれ、17世紀後半から刊行された「園芸書」や、草木を売り歩く商人たちを通じて、庶民の中にも園芸文化がひろがっていきました。こうした中で、薬として日本に入った朝顔は、しだいに季節に愛でる花となっていったのです。
主な展示物:
「江都勝景 虎之門外之図」
「五代目市村竹之丞の若竹の亀、初代坂東しうかの大和屋おせん、八代目市川団十郎の瀧のぼりの吉」
「増補地錦抄」
奇品の流行と変化朝顔
18世紀後半になると、都市の武士や富裕な町人、僧侶などの間で「奇品」(奇抜なもの)の育成がブームとなりました。こうした中で、文化・文政期、嘉永・安政期、そして明治・大正期には、突然変異で生じた奇花・奇葉を楽しむ、変化朝顔ブームが到来しました。
主な展示物:
「草木奇品家雅見」
「松葉蘭譜」
「あさかほ叢」
「朝顔三十六花撰」
「三都一朝」
「両地秋」
「都鄙秋興」
「変化朝顔図」(近代の朝顔愛好会誌の挿絵原画)
意匠にみる朝顔
変化朝顔が流行する一方、普通の誰でもそれとわかるような朝顔も、庶民に愛され続けました。朝顔は、近世に入ると絵画・工芸のモティーフとして登場しますが、ここで描かれるのは普通の朝顔です。ひと夏を限りの命と蔓を伸ばす生命力あふれる姿は、新しい時代のモティーフとしてとりあげられました。また、画面を自在に埋めることのできる柔軟な形の蔓草は、デザイン性の高い近世の意匠にとって格好の素材でもありました。
主な展示物:
「花樹草花蒔絵螺鈿洋櫃」
「紅縮緬地朝顔模様絞染小袖(屏風)」
「一節切(銘「紫鸞」)袋」
芝居にみる朝顔
芝居のなかでも、「朝顔」を冠したキャラクターが登場します。しかし、朝顔をイメージした奇抜な舞台衣装やそれを描いた浮世絵のいずれも、変化朝顔ではありませんでした。ここでは、「助六由縁江戸桜」に登場する敵役「髭の意休(久)」の子分「朝顔仙(千)平」と、「生写朝顔話」を素材にした浮世絵などを展示いたします。
主な展示物:
「あさがお仙平(助六廓の花見時 当館蔵 部分)」
「東海道五十三次之内 金谷 朝顔」
展示解説
8月3日(火) 13時30分~
「伝統の朝顔」広報用素材の提供について
ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先はリリース本文「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。
【ご注意】
- 本図版の使用は、「平成22年度第3展示室特集展示『伝統の朝顔』」の広報に関するものに限ります。
- 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
- 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを400ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
- ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。
以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。
伝統の朝顔
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A) 五代目市村竹之丞の若竹の亀、初代坂東しうかの大和屋おせん、 八代目市川団十郎の瀧のぼりの吉 右端の人物が朝顔売りの若竹の亀 (三代目歌川豊国 本館蔵) |
B) 江都勝景 虎之門外之図 (歌川広重 本館蔵) |
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C) 変化朝顔図 明治~大正時代 高橋其堂画 (本館蔵) |
D) あさがお仙平 (三代目歌川豊国「助六色花王」部分 本館蔵) |
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E) 紅縮緬地朝顔模様絞染小袖(屏風) (本館蔵) |
F) 花樹草花蒔絵螺鈿洋櫃 (本館蔵) |
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G-1) 一節切(銘「紫鸞」)袋 (本館蔵) |
G-2) 一節切(銘「紫鸞」)袋 部分 (本館蔵) |
※内容は変更する場合があります。ご了承ください。
このリリースに関するお問い合せ
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・島田・三谷
〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代) FAX 043-486-4482/6488(直)
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp
































