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くらしの植物苑特別企画 「伝統の朝顔」

開催要項

開催期間 2008年7月29日(火)~9月7日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
料金 個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※中学生以下は無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
開苑時間 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
※ただし8月後半の土日(16日、17日、23日、24日、30日、31日)は8時から開苑いたします。
※開花の特性上、午前中の早い時間が見ごろです。
休苑日 毎週月曜日(8月11日は開苑) (月曜日が祝日の場合は翌日)
主催 国立歴史民俗博物館

[ミニ企画展示] 「もの」からみる近世「『伝統の朝顔』-館蔵資料にみる朝顔文化-」のご案内はこちら

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

朝顔は、奈良時代に中国大陸より薬として日本列島に伝えられました。やがて、江戸時代になると、都市の園芸文化の隆盛のなかで、人々に親しまれる花の一つとなりました。さらに朝顔が突然変異を起こしやすいことから葉と花の多様な変化や組み合わせを楽しむ変化朝顔が作り出されるようになります。

当館では、この変化朝顔をくらしの植物苑で平成11年より展示してきました。今年は、がくだけの朝顔“無弁花”、当苑からの朝顔でみつけられた獅子咲きの遺伝子など、10年のあゆみをふり返ります。また、江戸時代の“朝顔図譜”に描かれた朝顔の再現を目指した展示を行います。

さらに、本館第3展示室ミニ企画展示「「もの」からみる近世」において、園芸文化の中の朝顔、デザインやイメージとしての朝顔について、当館蔵の“朝顔図譜”や絵画・工芸品を一堂に会した展示も同時開催することにしました。

ぜひ、2つの会場で、実際の花々と歴史資料の両方をお楽しみ下さい。

趣旨

朝顔は古くから人びとに親しまれ、特に江戸時代以降、文化・文政期、嘉永・安政期、明治・大正期に葉や花の変化を楽しむ大ブームがありました。これらの朝顔を「変化朝顔」と呼んでいますが、特に江戸時代はこれらを記載した“朝顔図譜”と総称される文書や絵画資料が多く残されています。朝顔は一年草であり、変化朝顔を維持するには今日の遺伝学でいう突然変異体を選抜して栽培するという、先進的な方法で栽培されていたことがわかってきています。ただ残念ながら、明治期以降それらの変化朝顔は大輪朝顔のブームに圧倒され、あまり広く知られることもなく、少数の熱心な栽培家によって保存されてきました。

このような状況にあって、独創的な技術と知識を駆使して創り上げられた「伝統の朝顔」を広く一般に知っていただくため、当館では生きた歴史資料としての朝顔を展示してきました。この変化朝顔を展示する機関は少なく、当植物苑に対する一般の方々や他の植物園等の期待は決して小さなものではありません。特に今回は10回目の節目に当たっており、本特別企画と期間を合わせて開催される本館第3展示室(近世)ミニ企画展示「伝統の朝顔」、8月9日に歴博講堂で予定されている歴博講演会「『伝統の朝顔』展10年のあゆみ」との連動を企画しています。

概要

くらしの植物苑の東屋、ハウス3棟、よしず展示場2棟、畑内の棚他にて、当苑で栽培・育種した変化朝顔などを鉢植え、プランターで展示します。正木(まさき)58系統、出物(でもの)23系統、大輪20系統で、その中には歴博で発見された突然変異体である無弁花、成長点異常花を含みます。このほか、欧州・アジアその他各地の近縁種を含めたアサガオ6種を予定しています。また、今年度は“朝顔図譜”に描かれた朝顔を小テーマとして掲げ、特に第1次ブーム(文化・文政期)のものについて展示を行います。

内覧会のご案内

7月29日(火)11時00分から くらしの植物苑で行います。

有償頒布のご案内

日時 7月26日(土)の観察会当日は9時30分~12時30分、7月29日(火)の内覧会当日は9時30分~10時30分に行います。
場所 くらしの植物苑
価格 1ポット200円(税込) (当苑で栽培している変化朝顔)
備考 *お一人様あたりの苗の数を制限させていただく場合があります。
* 数量に限りがあります。品切れの節はご容赦ください。
* 別途、入苑料が必要となります。

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催事のご案内

期間中の植物苑催事のご案内

くらしの植物苑観察会 第113回観察会「伝統の朝顔展の舞台裏」

講師 辻 圭子(当館研究支援推進員)
日時 8月23日(土) 10時00分~
会場 くらしの植物苑
※通常の観察会と開始時間が異なります。
備考 事前申し込み不要、要入苑料

ミニ企画展示 「もの」からみる近世『伝統の朝顔』-館蔵資料にみる朝顔文化-

3月18日にリニューアルオープンした第3展示室にて、朝顔に関する歴史資料の展示を行います。

期間:7月29日(火)~9月7日(日)

詳細はこちら

歴博講演会 第296回「『伝統の朝顔』展10年のあゆみ」

会場 8月9日(土) 14時00分~16時00分
備考 歴博講堂にて開催、入場無料、当日先着順に受付、定員260名
講師 岩淵令治(当館歴史研究系)
仁田坂英二(九州大学大学院)
平野恵(文京ふるさと歴史館)
備考 歴史学および遺伝学の立場から、「伝統の朝顔」展の10年間のあゆみを振り返ります。

歴博探検

「町のくらしと朝顔」岩淵令治(当館歴史研究系)

8月9日(土) ガイダンスルームにて開催、11時00分~12時30分、小学校高学年~中学生対象(保護者の方も参加できます)、定員20名(要事前予約)

出版物

『朝顔図譜をよむ-あさかほ叢-』を新規刊行。図録、解説シート(名前の読みかた、花の成り立ち)のほか、広報用チラシとポスターを予定しています。

関連図録等

『伝統の朝顔I』950円、『伝統の朝顔II~芽生えから開花まで~』950円、
『伝統の朝顔III~作り手の世界~』1200円、歴博ブックレット19『朝顔を語る』800円 等

※くらしの植物苑関係の刊行物のお問い合わせは(財)歴史民俗博物館振興会へ。
電話043-486-8011 Fax:043-486-8008 e-mail:shop@rekihaku.or.jp

くらしの植物苑観察会

くらしの植物苑にて開催、13時30分から、事前申し込み不要、要入苑料
6月28日(土) 第111回観察会 「梅雨の植物」中川重年(当館客員教授)
7月26日(土) 第112回観察会 「植物で染める」加藤國男(愛知産業大学)
8月23日(土) 第113回観察会 「伝統の朝顔展の舞台裏」辻圭子(当館研究支援推進員)
※第113回は10時00分から

歴博講演会

各回共通

会場 歴博講堂
備考 14時00分~16時00分、入場無料、 当日先着順に受付、定員260名

[1] 第296回 「『伝統の朝顔』展10年のあゆみ」

日時 8月9日(土)
講師 岩淵令治(当館歴史研究系)
仁田坂英二(九州大学大学院)
平野恵(文京ふるさと歴史館)

[2] 第297回 「季語と民俗」

日時 9月13日(土)
講師 小池淳一(当館民俗研究系)

企画展示

「旅-江戸の旅から鉄道旅行へ-」7月1日(火)~8月31日(日)

現代の観光旅行のルーツは近世に求めることができます。近世の旅は伊勢参宮に代表されますが、各地の都市を中心に多様な旅行地が成立しました。旅は寺社参詣が目的でしたが、街道も楽しみの場であり、旅の行程すべてが壮大なアミューズメントパークでした。
今回は旅行案内書などを中心に展示しますが、本展示により、新しい旅行の在り方を模索していただきたいと思います。

入館料:一般830(560)円/高校生・大学生450(250)円 
( )内は20名以上の団体、小中学生無料
※常設展示もご覧になれます

歴博探検

ガイダンスルームにて開催、11時00分~12時30分、定員20名(要事前予約)
小学校高学年~中学生対象(保護者の方も参加できます)

7月12日(土) 「旅から旅行へ」 山本光正(当館歴史研究系)
8月 9日(土) 「町のくらしと朝顔」 岩淵令治(当館歴史研究系)
9月13日(土) 「佐倉連隊の跡を歩 く」樋口雄彦(当館歴史研究系)

次回の企画展示・第3展示室ミニ企画展示・くらしの植物苑特別企画

企画展示 「[染]と[織]の肖像-日本と韓国・守り伝えられた染織品-」

10月15日(水)~11月30日(日)

第3展示室 ミニ企画展示 紀州徳川家伝来の楽器-笙-

10月7日(火)~12月7日(日)

くらしの植物苑特別企画 「伝統の古典菊」

10月28日(火)~11月30日(日)

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「伝統の朝顔」広報用素材の提供について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

【ご注意】

  • 本図版の使用は「くらしの植物苑特別企画『伝統の朝顔』」広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを200ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

伝統の朝顔

 

1) 黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(団十郎)

 

2) 青斑入握爪竜葉淡藤鼠風鈴獅子咲牡丹

 

3) 黄蜻蛉立田葉紅筒白切咲

 

4) 黄孔雀葉紅赤孔雀台咲八重

 

5) 青乱菊葉青紺覆輪乱菊石畳咲

 

6) 青斑入蝉葉淡藤縮咲

 

7) 青堺渦蝙蝠南天葉淡水色地藤紫吹雪筒咲八重

 

8) 青丸笹葉紅赤覆輪切咲牡丹

 

9) 青丸笹葉無弁花牡丹

 

10) 青打込堺渦柳葉白撫子采咲

 

11) 青斑入蝉葉淡黄丸咲

 

12) 青斑入桔梗渦姫葉木立赤紫覆輪丸咲牡丹小輪

※内容は変更する場合があります。ご了承ください。

このリリースに関するお問い合せ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 飛留間・山本・坂本

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482/6488(直)
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp