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くらしの植物苑特別企画 「伝統の朝顔」
開催要項

大輪・茶・(団十郎)
| 開催期間 | 2007年7月24日(火)~9月2日(日) |
|---|---|
| 会場 | 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑 |
| 料金 | 個人(小学生以上) 100円 団体(20名以上) 50円 ※毎週土曜日は小・中学生、高校生は入苑無料 |
| 開苑時間 | 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで) ※但し、8月21日(火)~26日(日)は8時~16時30分(入苑は16時まで) |
| 休苑日 | 7月9日(月)・17日(火)・23日(月)・30日(月)・8月6日(月)・20日(月)・27日(月) |
| 主催 | 国立歴史民俗博物館 |
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。
当館ではこのたび、くらしの植物苑において「伝統の朝顔」展を開催いたします。
江戸時代後期、都市では園芸がブームとなり、変わった葉・花(奇品)を楽しむ文化が生まれました。私たちに親しみのある朝顔についても現代のものとは形の異なる「変化朝顔」が愛好されていました。
朝顔は一年草で、種子で系統維持をしなければならないため、突然変異でできる変化朝顔を毎年咲かせていくには大変な努力が必要でした。江戸時代の人々は、メンデルが遺伝の法則を発見する以前に、こうした技術を身につけていたのです。
当館は、1999年以降、辛うじて維持されていた江戸時代後期以降の朝顔の系統を収集し、毎年、くらしの植物苑特別企画として「伝統の朝顔」の展示を開催してきました。今、いくつかの遺伝学研究室を除くと、国立歴史民俗博物館は系統を収集・維持している唯一の博物館となっており、朝顔に関する日本の文化とその歴史を理解していただくため、継続的に展示を開催しています。
特に今回は「朝顔の色,朝顔の模様」に着目し、2005年の展示において発見された無弁花(がく片だけの朝顔)も併せて展示します。ぜひご来苑ください。
趣旨
朝顔は古くから人々に親しまれてきました。特に江戸時代以降になると、文化・文政・天保期、嘉永・安政期、明治・大正期など、繰り返し朝顔ブームが訪れ、そのたびに葉と花の多様な変化や組み合わせを楽しむ変化朝顔が創り出されてきました。これは今日に遺伝学でいう突然変異を見つけ出し、系統として確立するという、世界的に見ても特異なもので、特に幕末頃にはきわめて多くの品種が創り出されていたようです。しかしそれらの変化朝顔は、残念ながら華やかな大輪朝顔に圧倒されて、広く知られることなく絶えてしまったものもあります。ただ、ひろくは栽培されなかったものの、一部の愛好家の努力によって大切に保存され、現在に伝えられたものも少なくありません。
そこで、江戸時代以降の独創的な知識と技術を駆使して創り上げられた伝統の朝顔を、広く一般の人々にも知ってもらい、人と植物との関わりを見るべく、当館では1999年以降8回にわたり、歴史資料としてこれらの朝顔を展示してまいりました。今年度の企画もこれまでと同様の目的をもつものですが、今回は特に「朝顔の色、朝顔の模様」に着目し、2005年の展示において発見された無弁花(がく片だけの朝顔)も併せて展示します。
展示構成
くらしの植物苑内の温室、あずまや、よしず展示場に、当苑で栽培・育種した鉢植えの朝顔を展示します。また、特に今回は「朝顔の色、朝顔の模様」というテーマに沿ったコーナーを新設します。
なお、展示内容は以下のとおりで、下記品種群を開花状況によって調節し、展示します。
- 変化朝顔 正木系43系統、出物系20系統(歴博で2005年に発見された無弁花の朝顔を含む)
- 明治時代以降の大輪朝顔 22系統程度
- 平成になって交配・育種された変化朝顔 6系統程度
- ヨーロッパ産の近縁の朝顔 5系統程度(プランター展示)
内覧会のご案内
7月24日(火)10:00~ くらしの植物苑にて
関連催事
期間中の植物苑催事のご案内
[1]くらしの植物苑観察会100回記念「市民のためのくらしの植物苑」
| 講師 | 辻 誠一郎(東京大学大学院) |
|---|---|
| 日時 | 2007年7月28日(土)13:30~15:30 |
[2]くらしの植物苑第101回観察会「変化朝顔の世界」
| 講師 | 仁田坂英二(九州大学大学院) |
|---|---|
| 日時 | 2007年8月25日(土)10:00~12:00 |
朝顔 有償頒布のご案内
| 日時 | 7月24日(火)、内覧会終了後に開始します。 |
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| 場所 | くらしの植物苑 あずまや |
| 価格 | 200円(税込)/鉢、1人6鉢まで。 |
* ご好評につき、完売いたしました。
* 別途、入苑料が必要となります。
関連図録等
『伝統の朝顔Ⅰ』950円、『伝統のアサガオⅡ~芽生えから開花まで~』950円、
『伝統の朝顔Ⅲ~作り手の世界~』1200円、歴博ブックレット19『朝顔を語る』800円
※くらしの植物苑関係の刊行物のお問い合わせは(財)歴史民俗博物館振興会へ。
電話043-486-8011,Fax:043-486-8008 e-mail:shop@rekihaku.or.jp
次回企画展示のご案内
(植物苑特別企画のリリースのため、植物苑の告知を上にしています)
※開催時期ではなく、植物苑特別企画の告知を上にしています
くらしの植物苑:くらしの植物苑特別企画「伝統の古典菊」
| 会期 | 2007年10月30日(火)~12月2日(日) |
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本館:「長岡京遷都 -桓武と激動の時代-」
| 会期 | 2007年10月10日(水)~12月2日(日) |
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「伝統の朝顔」広報用素材の提供について
ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先はリリース本文「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。
【ご注意】
- 本図版の使用は「くらしの植物苑特別企画『伝統の朝顔』」広報に関するものに限ります。
- 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
- 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送り下さい。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを200ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
- ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。
以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。
伝統の朝顔
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1) あずまや展示風景 |
2) 温室展示風景 |
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3) 大輪・茶:黄/蝉葉/栗皮茶/丸咲/大輪(団十郎) |
4) 大輪・黒紫:青/斑入/蝉葉/黒紫/丸咲/大輪(黒玉) |
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5) 大輪・浅葱・縞:黄/斑入/蝉葉/浅葱/縞/丸咲/大輪 |
6) 台咲・鳩羽・牡丹:黄/縮緬葉/鳩羽色/吹上/台咲/牡丹 |
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7) 車咲・紫:青/縮緬/立田/雨竜葉/紫/車咲 |
8) 渦小人・紅:青・渦/豆葉/小人/紅/丸咲 |
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9) 姫・紅紫・覆輪:青/桔梗渦/姫葉/紅紫/覆輪/丸咲 |
10) 采咲・藤紫・牡丹:青/糸柳葉/藤紫/采咲/牡丹 |
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11) 獅子咲・瑠璃:青/爪竜葉/瑠璃色/総風鈴/獅子咲/牡丹 |
12) 吹詰・多様・葡萄鼠:黄/鍬形葉/吹詰/葡萄鼠/多様/丸咲/牡丹 |
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13) 無弁花・牡丹:青/蜻蛉/丸笹葉/無弁花/牡丹 |
14) 東京古型標準型:青/常葉/青/丸咲 |
※内容は変更する場合があります。ご了承ください。
このリリースに関するお問い合せ
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 飛留間・山本・坂本
〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代) FAX 043-486-4482/6488(直)
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp





































