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-古代の稲作の歴史に関わるきわめて重要な発見!-
国立歴史民俗博物館館長 特別講演会
「古代国家と稲 -1200年前の稲の品種-」
開催要項
| 開催期間 | 2007年4月21日(土) 13時30分~15時30分 |
|---|---|
| 会場 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
| 料金 | 聴講無料 |
| 申込 | 申込み不要 当日先着順入場(先着260名) |
| 講演 | 国立歴史民俗博物館 館長 平川南 |
謹啓 時下益々ご清祥のこと、お慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、深くお礼申し上げます。
来る4月21日(土)13時より、当館友の会・明治大学博物館友の会共催による、当館館長特別講演会「古代国家と稲-1200年前の稲の品種-」を、当館講堂にて開催いたします。
つきましては、ぜひ当日ご来場いただくとともに、貴媒体にて講演会終了後にご紹介くださいますようお願い申し上げます。
敬具
概要
平成11(1999)年に1200年前の15種近くの稲の品種札を発見し、高度に管理された古代の稲作の実態を明らかにした。今回、新たな古代遺跡から出土した木簡によって、次の4点を解明することができた。
- 稲の種まきから刈取りまでの日数が判明し、近世の農書などに見える日数とほぼ合致。
- 同一系統の品種を大和と加賀の地で栽培。
- 稲の品種の命名の仕方のセオリー解明。
- 稲の品種札について、これまで知られていた15種に加えて、新たに9種類を確認。
以上
講演レジュメより抜粋
米作りは政治の傘下に置かれ、他の農作物とは全く別格である。このような米作り のありかたは、そのルーツを古代に求めることができるのではないだろうか。
平成8年に山形県の鳥海山麓の遊佐町上高田遺跡から出土した、9世紀頃の小型の木
簡に、ただ「畔越」とだけ記した付札は、近世の農書「清良記(せいりょうき)」(1702~31年頃成立)にみえる「畔越(あぜこし)」と合致することがわかった。
平成11(1999)年には全国で総数15点近い品種札のあることを公表した。その後も
新しい品種札の発見が相つぎ品種名の付け方も判明した。
このような稲の品種は早・中・晩の3種に大別され、さらにこの3種も細かく何種類
にも分かれている。1週間ずつ種まきの日をずらしているものも確認された。中央・および地方豪族のもとで、稲の品種は完全にコントロールされていることがわかった。しかも、最近、種蒔から刈取りまでの日数を明確に知ることのできる木簡が発見され、近世の農書に記す日数とほぼ近似していた。日本列島における稲作の変遷がしだいに明らかになってきた。
本件へのお問い合せ先
国立歴史民俗博物館友の会
〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-8011 FAX 043-486-8008
E-mail:tomonokai@rekishin.or.jp
























