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くらしの植物苑特別企画『伝統の朝顔』 開催案内

開催要項

開催期間 平成17年8月9日(火)~9月4日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
入苑料 個人(小学生以上)100円/団体50円

展示の主旨・内容

 江戸時代後期の朝顔の園芸文化は、世界でも特異であり、朝顔がもっているたくさんの突然変異の遺伝子を見つけ出し、変化朝顔というおびただしい数の系統 群をつくりあげました。その後の明治・大正・昭和の文化にも、大きな影響を与えながら受け継がれてきました。江戸時代後期には、日本は世界の園芸センター の一つでしたが、朝顔はその中核的な植物でもありました。したがって、その実態を浮き彫りにすることは、生活文化の特質や技術史を理解することになりま す。
 国立歴史民俗博物館は、1999年以降、辛うじて維持されてきた江戸時代後期以降の朝顔の系統を収集し、毎年、くらしの植物苑特別企画として「伝統の朝 顔」の展示を開催してきました。今、いくつかの遺伝学研究室を除くと、国立歴史民俗博物館は系統を収集・維持していく唯一の博物館となっており、上記のよ うな日本文化とその歴史の理解を促すという意味で、継続的な展示が求められます。
 今年度は、江戸時代後期以降の正木系統・出物系統、明治・大正時代以降に流行した正木系統の一種である大輪朝顔、比較としてヨーロッパで栽培されてきた アサガオを展示に加え、あらたに平成生まれの変化朝顔約6系統も展示します。

展示の概要

当苑で栽培、育種した以下の朝顔を展示します。

  1. 変化朝顔 約80系統
  2. 明治時代以降の大輪朝顔 約20系統
  3. 平成になって交配・育種された変化朝顔 約6系統
  4. ヨーロッパ・北米の近縁のアサガオ 約4系統

※展示系統はすべて鉢植えとします。正木系統・大輪朝顔と出物系統を2つの温室とあずまやに約250鉢展示します。朝顔は一日ごとに開花状況が変化 するので、午前7時から9時までの状況を見て、毎日、展示する鉢を交換します。
西欧の朝顔については、大鉢に植え込んだものをあずまやの前の広場で展示します。

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広報用写真

1) 「平成生まれの変化朝顔」

黄/鍬形葉/吹詰/葡萄鼠/多様/丸咲/牡丹

2) 「平成生まれの変化朝顔」

青/南天葉/燕/白切咲/牡丹

3) 采咲

青/打込/堺渦/柳葉/白/ 撫子/采咲

4) 松島

松島/鍬形葉/白地/紫時雨絞/咲分/丸咲

5) 桔梗笹牡丹

青/桔梗渦/笹葉/淡藤色/桔梗咲/牡丹

6) 獅子咲

青/斑入/握爪龍葉/藤鼠色/風鈴獅子咲/牡丹

7) 石畳咲

青/常葉/紺/覆輪/石畳咲(巻絹)

8) 切咲

青/蜻蛉/笹葉/青/切咲

9) (渦小人)

青/渦/豆葉/小人/紅/筒白/丸咲

 

10) (東京古型標準型)

青/常葉/青/丸咲

11) (団十郎)

黄/蝉葉/栗皮茶/丸咲/大輪

 


お問い合わせ、写真のご請求は、
  〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117番地
  国立歴史民俗博物館 博物館事業課 広報サービス室
  広報係:後藤・石井
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  FAX:043-486-4482
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