くらしの植物苑特別企画

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伝統(でんとう)の朝顔

2012年7月31日[火]~9月2日[日]

黄斑入蝉葉浅葱縞丸咲大輪(清滝川)

夏の花、といえばすぐ思いうかぶのは朝顔ですね。みなさんも育てたことがあるかもしれません。では、この朝顔、いつごろからわたしたちの生活にとけこんだのでしょう?

朝顔は、奈良(なら)時代に、種が薬として中国大陸から伝わりました。それから何百年もたつうちに、花をきれいにさかせることを楽しむ人がふえました。

江戸(えど)時代に何回も朝顔ブームがおこり、たくさんの変わった朝顔が作られました。変わった形の葉と花の組み合わせを楽しむので「変化朝顔」とよばれています。下の写真の花は、どれも変化朝顔です。今、わたしたちの育てているものとは、だいぶちがいますね。

れきはくでは、こういう変化朝顔を研究して育てています。昔の人が楽しんだ朝顔はどんな花か、ぜひ見にきてください。午前中の早い時間が花の見ごろです。

青水晶斑入弱渦柳葉淡藤爪覆輪采咲牡丹   松島鍬形葉白地紫時雨絞咲分丸咲
花や葉の形に注目
花や葉の模様に注目
青渦顰葉渦小人紅筒白丸咲  
花・葉・くきに注目
 

名称
伝統(でんとう)の朝顔
開催期間
2012年7月31日[火]~9月2日[日]
会 場
国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
開苑時間
9時30分~16時30分(入苑は16時00分まで)
※ただし、8月13日[月]~19日[日]は8時30分から開苑します。
※午前中の早い時間が、花の見ごろです。
休苑日
8月6日[月]、20日[月]、27日[月]
主 催
国立歴史民俗博物館
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