※第5展示室(近代)はリニューアル工事のため閉室しております。ご不便をおかけしますが、ご了承ください。
ペリーが黒船で来航したころから昭和のはじめごろまでの時代を展示しています。アメリカやヨーロッパの国々と外交関係をむすび、近代化が急速に進められて、くらしは大きくかわりました。このころ学校がつくられました。
明治政府は西洋の文明を取り入れ、社会をかえようとしました。庶民(しょみん)も自由や権利(けんり)を求めて勉強をはじめました。
江戸(えど)時代の終わりごろにつくられた英会話集です。海でそうなんしてアメリカ船に助けられ、英語を学んで通訳(つうやく)になったジョン万次郎がつくりました。
140年くらい前に建てられた山梨県の小学校です。村の人たちがお金を出しあって作りました。西洋風の建物ですが、屋根はかわらでシャチホコものっています。
学校の音楽の時間にオルガンが使われるようになりました。ここではオルガンで演奏(えんそう)している曲が聞けます。
明治政府は新しい国をつくるために工業やいろいろな産業を発展(はってん)させようと考えました。ここでは、交通の整備、当時の生糸(きいと)や製鉄(せいてつ)工場のようす、そして北海道がどうかわっていったかを中心に展示しています。
両国(東京)と銚子(千葉)をむすんでいた蒸気船(じょうきせん)です。鉄道が通るまで、船は大切な交通機関でした。
明治時代に、外国に輸出された生糸です。日本の生糸は高く売れました。生糸からはドレスやシルクハットが作られました。
北海道の野原を切り開くためにやってきた屯田兵の家の模型(もけい)です。
都市にはたくさんの人が住むようになり、1920年代に、東京の人口は300万人をこえました。都市での生活や楽しみを展示しています。1923年に起きた関東大震災(だいしんさい)についても映像(えいぞう)でしょうかいしています。
関東大震災(だいしんさい)の後に、東京に建てられたアパートの復元です。そのころ最新式の家でした。
昭和のはじめころの上野・浅草の町のにぎわいのようすを再現(さいげん)しています。
映画は、まだ音のない無声映画でしたが、とても人気がありました。このころの映画を上映しているので見てください。