山田慎也
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Shin'ya Yamada Ph.D
ひとはなぜお葬式をするのだろうか?
生きている人々にとって死者はどういう存在なのだろうか。また死とはいったい何であろうか。現在では多くの場合、死者はこの世から消滅すると考えられているが、それにしてはいまだに人々の生活に死者は大きな影響を及ぼしている。こうした現代における死について、人々の生活の学である民俗学の立場から研究を進めていきたい。
- [ 葬儀の変容と死生観 ]
- 消費社会における死:葬儀と葬祭業者
- 死者と表象:死体・モニュメント・遺影
- 社会と死:社葬・国葬・慰霊
- [ 現代における民俗 ]
- 年中行事と観光
- 「越境する葬儀−日本におけるエンバーミング」
- 今、エンバーミングという遺体の防腐保存処置が大都市を中心に広まりつつあり、その数は日本の全死亡数の1%を超えている。かつて霊柩車が日本の葬送儀礼を大きく変えたように、アメリカなどで行われていたエンバーミングの越境により、従来の葬送儀礼および死の観念に大きな影響を与えつつある。しかしエンバーミングが急速に広まるには、葬儀産業側の需要だけでなく、消費者の側の遺体観とその対処の仕方の変遷によって受容する素地があった。それについて詳細は「越境する葬儀−日本におけるエンバーミング」を参照。
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