第9回動物考古学研究集会開催報告

平成17年10月1日(土)〜2日(日)に北海道伊達市だて歴史の杜カルチャーセンター視聴覚室において第9回動物考古学研究集会が開催されました。研究発表は14件、ポスター発表は6件、参加者は75名と盛会でした。
今回は、伊達市噴火湾文化研究所所長である大島直行先生と動物考古学の代表者である西本豊弘に特別講演をしていただき、北海道にちなんだ内容をお話いただきました。当日の研究集会においては伊達市民のボランティアの方々に多大なご協力をいただきました。
なお、今回の発表要旨については、動物考古学23号に掲載しています。

大島先生の特別講演
−北海道の貝塚調査から見えたもの−


西本先生の特別講演
−北海道沿岸の海獣狩猟−


  

 質問タイム
活発な意見が交わされました。


ポスターセッションの様子


  

 研究会受付
多数のボランティアさんのご協力を得ました。





第9回動物考古学研究集会プログラム

会場:だて歴史の杜カルチャーセンター
口頭発表の○印は発表者です。

10月1日(土)
13:00〜

「南島圏の貝製品に関する一考察」

 菅原広史

「沖縄津堅貝塚の脊椎動物遺存体群からみた環境と生業」       

○樋泉岳二・菅原広史・宮城伸一

「愛知県吉胡貝塚における貝輪生産―とくに素材の選択と獲得について―」  

○山崎健・増山禎之・織田銑一

「クマ意匠の判断基準について―鹿角製品における彫刻表現の理解から―」

青野友哉

「縄文時代以降の日本列島における主要淡水魚の分布変化と人為の関係性」

○宮本真二・中島経夫

「日本橋魚市場周辺の遺跡から出土した貝類遺体―御府内における貝類流通のあり方について考える―」

阿部常樹

特別講演 「北海道沿岸の海獣狩猟」         

西本豊弘

特別講演 「北海道の貝塚調査から見えたもの」        

大島直行

10月2日(日)
9:30〜

「動物遺存体の産地同定に関する研究―魚類の炭素・窒素同位体分析の試み―」        

○石丸恵利子・海野徹也・陀安一郎

「ニホンジカを標的としたナイフ形石器着装の複製槍による刺突実験」

坂下貴則

「中世鎌倉のイカ釣針〜鎌倉市由比ヶ浜南遺跡出土資料の再検討を通して〜」

猪熊樹人

「中世の関東における馬の埋葬例について―千葉県伯父名台遺跡を中心に―」        

菊池大樹・松井章

「古代マヤの動物利用―Honduras Copan遺跡出土の動物遺体を中心に―」

浪形早季子

「古代マヤの土器に見られる動物意匠」

樋野文人・伊藤伸幸・山本直人

ポスターセッション

「外房地域の奈良・平安期から江戸初期の貝類遺体について」

小林園子

 

「村松白根遺跡出土人骨のDNA分析(予報)」

坂平文博・西本豊弘

「続縄文時代以降の骨角器の製作痕跡」

中村賢太郎・山崎健

「ニホンアシカ生態の復元にむけて(1)」

新美倫子

「東北町 東道ノ上(3)遺跡発掘調査の概要―青森県上北地方における円筒下層a式期貝塚の研究―」

斉藤慶吏

「伊達市有珠善光寺2遺跡出土の動物遺存体」

山崎京美


お問い合せ先
 〒285-8502
千葉県佐倉市城内町117 国立歴史民俗博物館 研究部
西本研究室 動物考古学研究会事務局 小林園子・浪形早季子まで

Tel:043-486-0621(直通)
Fax:043-486-4299(代表)

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