第8回動物考古学研究集会開催報告
平成15年11月8日(土)〜9日(日)に慶応大学 三田キャンパスで 第8回動物考古学研究集会が開催されました。参加者は80名、口頭発表は16件、 ポスターセッション14件行われました。特に今回は、群馬県立自然史博物館館長 長谷川善和先生に「ニホンオオカミについて」 と題し、特別講演をお願いしました。
なお、今回の発表の要旨については、動物考古学22号に掲載しています。
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研究集会発表の様子
長谷川先生の特別講演
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特別講演
実際の骨を持ってきていただきました。
皆さん貴重な資料に夢中です。
ポスターセッションの様子
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ポスターセッションの様子
実際の骨を見ての議論もおこなわれました。
第8回動物考古学研究集会プログラム
会場:慶応義塾大学 三田キャンパス
11月8日(土)
口頭発表の○印は発表者です。
13:00〜「青森県下北半島における石灰岩洞窟遺跡の調査−後期更新世の遺物群の検出をめざして−」
〇阿部祥人・奈良貴史・佐藤孝雄・鈴木敏彦・渡辺丈彦・高田 学 「帝釈峡遺跡群における洞窟・岩陰の利用−動物遺存体の出土分布を中心として−」
〇石丸恵利子・永田千織 「シカ皮の太鼓膜利用に関する音響実験−有孔鍔付土器太鼓説に基づいて−」
簔輪温子 「西日本におけるイノシシ類頭蓋形態の多様性について」
富岡直人 「イヌの骨計測値から骨長ならびに体高の推定−九州の遺跡出土骨への応用−」
○西中川駿・福島 晶・小山田和央・池田省吾・谷山 敦 「縄文時代のニホンオオカミ出土例」
西本豊弘 特別講演 「ニホンオオカミについて」
長谷川善和 先生 11月9日(日)
9:30〜「駒込追分町遺跡出土ニワトリ遺体のAncient DNA分析」
○坂平文博・新美倫子 「千歳・美苗岩陰出土のヒグマ骨に関するDNA考古学的分析」
○増田隆一・田村俊之・高橋 理 「チョウセンサザエの加工法についての一考察−沖縄県宮古島アラフ遺跡出土資料を中心に−」
金城英樹・江上幹幸 「フネガイ科製の貝輪−素材貝はどこでどのように採集されたか−」
忍澤成視 「福島県浦尻貝塚の調査と動物遺体の概要」
○樋泉岳二・川田 強・植月 学 「福島県井田川浦周辺における動物資源利用の変遷」
○植月 学・川田 強・樋泉岳二 「居徳遺跡における人骨、動物骨の損傷について」
松井 章 「近現代考古学による魚類流通モデル試論−神奈川県ヤキバの塚遺跡を事例と して−」
○山崎 健・織田銑一 「近現代貝塚における軟体動物の研究」
○渡辺直哉・山崎 健 「プリバイカルにおける更新世遺跡群の調査と出土動物化石群」
○佐藤孝雄・吉田邦夫・G.I.Medvedev・E.A.Lipnina・F.Khenzykhenova・加藤博文 ポスターセッション 「イタボガキ科貝殻成長線分析の基礎的研究」
富岡直人・谷村 彩・藤田雄二郎・畑山智史・石井理恵・小西池旭美・花岡季世・福家真理子 「横浜市篠原大原遺跡の貝類遺存体」
佐藤亜紀子 「青森県下北郡・尻労安部洞窟遺跡の鳥類遺体について」
江田真毅・吉冨えりか・佐藤孝雄 「下北郡東通村札地貝塚の脊椎動物遺体」
吉冨えりか・佐藤孝雄 「愛知県縄文時代早期後葉の貝塚における水産資源利用についてー愛知県知多市楠廻間貝塚の動物遺体からー」
猪熊樹人・西野順二 「滋賀県入江内湖遺跡出土の動物遺存体」
山崎健・瀬口眞司・織田銑一 「西表島網取遺跡における貝類・ウミガメの特殊集積遺構について」
石村智・北條芳隆・名島弥生・河野裕美・上野信平 「中世末から江戸初期のイヌについて」
西本豊弘・黒須球子・太田敦子・小林園子・浪形早季子 「近世大名屋敷跡出土のイヌ−東京大学本郷構内の遺跡医学部附属外来診療棟地点出土資料を中心に−」
阿部常樹・野々村海・堀内秀樹 「東京大学工学部1号館地点出土のイヌについて」
新美倫子 「芝神明町町屋跡遺跡出土のイヌ」
山根洋子 「鯨歯・鯨ヒゲの有効利用について−近代〜現代を中心に−」
内田昌宏 「Majuro環礁Laura州島出土の動物遺体−ピット農耕址と海獣骨−」
名島弥生・山口徹
お問い合せ先
〒285-8502
千葉県佐倉市城内町117 国立歴史民俗博物館 考古研究部
西本研究室 動物考古学研究会事務局 小林園子まで
Tel:043-486-4261(直通)
Fax:043-486-4299(代表)home back