第10回動物考古学研究集会開催報告

 平成18年11月18日(土)〜19日(日)に山梨県立博物館において第10回動物考古学研究集会が開催されました。研究発表は15件、ポスター発表は7件、参加者は50名と盛会でした。
 今回は、山梨県立考古博物館の新津 健氏に特別講演をしていただき、猪垣にちなんだ内容をお話いただきました。なお、今回の発表要旨については、動物考古学24号に掲載しています。

新津 健氏による特別講演

新津 健氏による特別講演
−江戸時代の甲斐における猪害と防除−


研究会の様子


研究会の様子
質問タイム

 質問タイム
活発な意見が交わされました。


ポスターセッションの様子(1)


ポスターセッションの様子(1)
ポスターセッションの様子(2)

 ポスターセッションの様子(2)





第10回動物考古学研究集会プログラム

会場:山梨県立博物館
口頭発表の○印は発表者です。

11月18日(土)
13:00〜

「海産魚類の産地同定―西日本出土遺存体の分析結果(その1)―」
○石丸恵利子・米田 穣・柴田康行・陀安一郎
「礼文島浜中2遺跡出土土器のステロール分析」
○宮田佳樹・堀内晶子・西本豊弘
「ヤマトシジミの年代測定と課題」
○遠部 慎
「薄型スプライン法によるカモ科上腕骨の同定」
○江田真毅
「村松白根遺跡出土人骨のDNA分析(続報)」
○坂平文博
「島嶼部から出土するイノシシ骨の考古学的解釈」
○山崎京美
「中部高地における出土穀類―その起源研究に向けての基礎的把握」
○中山誠二
「甲斐の馬生産の起源―甲府市塩部遺跡方形周溝墓のウマ歯から―」
○村石真澄
特別講演 「江戸時代の甲斐における猪害と防御―猪垣を中心に―」
新津 健

11月19日(日)
9:00〜

「小矢部市桜町遺跡における動物遺存体の意義―微細焼骨の分析から―」
○廣藤紀子・松井 章
「地方官衙関連遺跡における生業活動―浜松市伊場遺跡出土の動物遺存体の分析から―」
○納屋内高史・松井 章
津堅島における生業と環境―津堅島キガ浜貝塚出土動物遺存体の再分析データを基に―」
○菅原広史
「フィジー・モツリキ島におけるラピタ人の資源獲得戦略」
○石村 智,パトリック・ナン,セペテ・マタラランバ,ロゼリン・クマール,フランク・トーマス,ジャネット・デビットソン,トレバー・ワーシー
「近世江戸出土の貝殻製漆パレット」
○阿部常樹
「汐留遺跡出土の動物遺体―イヌを中心に―」
○浪形早季子・西本豊弘

ポスターセッション

「オマーンの先史貝塚と古環境―Ras Jibsh貝塚周辺の一般調査―」
樋泉岳二・津村宏臣・エンリコ R.クレーマ
「中世ヨーロッパ修道院における肉・魚の食事―ドイツ所在参事会所属サンクト・アルヌアル教会回廊出土の動物骨」
Miki Bopp-Ito(伊藤美紀)・Barbara Stopp・Sobine Deschler-Erb・Huster-Plogmann・Jorg Schibler
「エルサルバドルのタスマル遺跡出土の鳥類」
浪形早季子
「北海道東部のオホーツク文化・擦文文化の集落」
新美倫子・猪熊樹人
「古代馬(〜7世紀)は語る」
田口計介・清水 睦・清水和男
「山梨県鰍沢河岸跡における近世〜近代の動物資源利用」
植月 学
「近世のバカガイ貝剥ぎ遺跡について」
黒住耐二・樋泉岳二・山根洋子・西野雅人・鶴岡英一


お問い合せ先
 〒285-8502
千葉県佐倉市城内町117 国立歴史民俗博物館 研究部
西本研究室 動物考古学研究会事務局 小林園子・浪形早季子まで

Tel:043-486-0621(直通)
Fax:043-486-4299(代表)

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