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国際セミナー 「歴史展示との対話」 開催要項

世代間の記憶の継承の問題と「市民」の形成における博物館の役割についての研究を進めてきたヴィヴ・ゴールディングさんが来日されるのを機会に、下記のようなセミナーを企画しました。講演の他、イギリスで実践されてこられたワークショップについても実際に行っていただき、同時に、日本の研究状況についての報告、歴博での取り組みなどについても報告して、研究交流を行いたいと考えています。ふるってご参加ください。

名 称

歴史展示との対話−記憶をつなげば、市民が生まれる?
Dialogue with History Exhibition: Promoting Inter-generational Memory --- Work for Creating Citizens

日 時

2005年10月6日(木) 10:00〜17:30

場 所

国立歴史民俗博物館 大会議室 (通用口よりお入りください)

主 催

国立歴史民俗博物館・まち研究所

内 容



9:30受  付
10:00-12:00ワークショップ  「五感を使ったメモリーワーク」(24名限定)
  ファシリテーター : ヴィヴ・ゴールディング
12:00-13:00昼  食
13:00-14:20趣旨説明 : 久留島浩(歴博)
基調講演 : ヴィヴ・ゴールディング (レスター大学博物館学講師)
     (仮題)”Intangible Culture and the Forging of Citizenship: Memory, Reminiscence and Oral History”
     (仮題・邦題)「無形文化とシティズンシップ(市民性)の形成:記憶、想起、オーラル・ヒストリー(口述史)」
コメント・質疑応答 : コメンテーター 重盛恭一(まち研究所)
14:20-14:30休  憩
14:30-16:00シンポジウム
報告1 「戦争の記憶の継承と対話〜東京空襲・記憶の断層から〜」
    田中禎昭(すみだ郷土文化資料館)
報告2 「(仮題)市民形成と記憶−日英の比較を中心に−」
   片山勝茂(日本学術振興会特別研究員)
報告3 「(仮題)記憶の中の博物館−博物館体験を振り返る」
   歴博博物館研究プロジェクト 佐藤優香・井上由佳
16:10-16:20休  憩
16:20-17:30討  論
司会 : 久留島浩

 生涯学習時代が本格的に始まり、博物館に期待されている役割はとみに増えていますが、そのなかで、近年注目されているのが、「記憶を継承すること」と「市民を形成すること」との関係性のなかで博物館が果たすべき、あるいは果たしうる役割とは何か、という点です。博物館が人々の「記憶」に関わることが求められていると言い換えてもよいかもしれません。
 もちろん、関わり方はそう簡単ではなく、一方では「一方的な」「国民の記憶」の形成に深く関わってしまう危険性もあります。「継承すべき記憶」という言い方をすると、当然のことながら、「残すにあたいする記憶」という価値判断が前提になってしまいます。災害や戦災の記憶を継承しようという地域の博物館の活動をどのように評価していくのか、という問題にもつながります。こうした問題点をふまえつつ、博物館が「記憶」とどのように関われるのか、という点について考えてみたいと思います。こうした、「記憶」をめぐる博物館の理念的、実践的な役割について、興味をお持ちの方々と一緒に考える場を設けたいと思います。

募集人数

ワークショップ : 24名まで
講演・シンポジウム : 60名まで

申し込み方法

※募集は終了しました



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