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『もの』からみる近世「新収資料の公開-江戸の小袖-」(第3展示室)

『もの』からみる近世「新収資料の公開-江戸の小袖-」(第3展示室)

開催概要

展示名称 「新収資料の公開-江戸の小袖-」
開催期間 2014年12月9日(火)~2015年1月18日(日)
開館時間 9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
料金 一般420(350)円/高校生・大学生250(200)円/中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※総合展示もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
休館日 月曜 (休日の場合は翌日を休館日とします)
会場 国立歴史民俗博物館 第3展示室 副室

趣旨

「林あや染織コレクション」は、まれに見る大規模な近世・近代の染織コレクションです。このコレクションは、一般に公開されたことがなく、研究者にもほとんど知られていません。

このたびの特集展示は、昨年度に本館が「林あや染織コレクション」の寄贈を受けたことを速報し、重要なコレクションの存在を広く知っていただくために企画しました。

コレクションに含まれる資料の種類と時代は多岐にわたりますが、今回は、近世(江戸時代)の展示室の一画で開催しますので、江戸時代の小袖を中心に展示し、「林あや染織コレクション」の紹介の第一弾といたします。

みどころ

展示資料は、すべて初公開です。中には、類例が少ない資料、作行きがとくに優れた資料が含まれます。

類例が少ない資料としては、「浜松模様振袖」が挙げられます。唐織という技法で織られたもので、類例はわずかに他に2点しか知られていません。

作行きがとくに優れた資料としては、「四季柳模様小袖」が挙げられます。江戸時代後期に流行した白上がりという技法で模様が表現されていますが、この資料はとくに洗練されたデザインとなっており、最も優れた白上がりの作例の一つとして数えられるでしょう。

また、「羽衣模様振袖」も作行きがとくに優れた資料の一つです。幕末明治期の友禅染の特徴である渋くて粋な色調で彩られており、なおかつ、施行が丁寧で格調高く、当代の流行の第一線をいくものであったと捉えられます。

【展示代表 紹介】

澤田 和人(さわだ かずと):国立歴史民俗博物館 情報資料研究系 准教授

主な展示物 

※内容は変更になる場合があります。

・浜松模様振袖
・花束団扇模様振袖
・四季柳模様小袖
・松竹梅鶴亀模様帷子
・羽衣模様振袖
・菊団扇模様掛下帯
・仙人模様帯

など約14件(すべて本館蔵)

 
浜松模様振袖
 
花束団扇模様振袖
 
菊蝶流水模様小袖
 
松竹梅鶴亀模様帷子
 
四季柳模様小袖
 
羽衣模様振袖
 
菊団扇模様掛下帯
 
仙人模様帯
 
松竹梅鶴亀模様帷子 部分
 
羽衣模様振袖 部分

ギャラリートーク

展示担当者による解説を開催します。日程や詳細については、決まり次第お知らせいたします。