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開催要項趣旨展示構成関連の催し

開催要項

倭国乱る -卑弥呼の登場まで-
開催期間1996年10月1日(火)~11月24日(日)
日程

1996年10月1日(火)~ 11月24日(日)
うち、毎月曜日(10/7、14、21、28、11/11、18)は休館日。
ただし 11/4 は振替休日につき開館、翌 5 日が休館。

期間中、10月19日(歴博フォーラム)と 11月9日(歴博講演会)を除く毎週土曜日午後1時30分より、企画展示の解説を行います。

時間 午前9時30分~午後4時30分(入館は4時まで)
入館料 一般:790円(団体 530円)
高校・大学生:450円(団体 250円)
小・中学生:250円(団体 130円)
主催 国立歴史民俗博物館/朝日新聞社
後援 文化庁
問い合わせ

企画展示に関するお問い合わせはNTTハローダイアルをご利用ください。オペレータが質問をお受けします。「歴博の企画展示について」とお問い合わせ下さい。

千葉 043-227-8600 / 成田 0476-28-8600 /
#8886(プッシュ回線のみ)
平日(月~土)9:00~20:00/日・祝日9:00~17:00

趣旨

人はなぜ戦うのでしょうか。まず民族学で現在の戦いの一例を見て、次に考古学で世界の戦いの始まりを探ります。集団と集団がぶつかってたくさん人を殺すのが戦いであるとすると、もめごとを解決するための手段として、戦いは弥生時代に北部九州で始まりました。

中国の魏志倭人伝は、2世紀後半の日本におきた戦いのことを「倭国乱る」と書いています。この戦いは卑弥呼の登場でおさまりました。今回は、弥生社会がどのように変質し、古墳時代に移り変わったかを、弥生人が使った武器、戦いの場面を復元した模型、佐賀県吉野ヶ里遺跡の大型建物の模型、国宝の『漢書』・『後漢書』などをとおして示します。

弥生時代以来、日本の中で、日本と外国の間で、何回も戦いはくり返されてきました。この展覧会が戦いとは何か、を考える糸口になれば幸いです。

展示構成

  1. 人類にとって戦いとは --- 戦いの普遍性と世界の戦いの比較
  2. 東アジア情勢に呼応した倭人社会 --- 東アジア情勢の緊迫と列島における戦い
  3. 漢帝国の滅亡と魏の成立 --- 倭国乱と卑弥呼の共立

主な展示資料

  • スーダン・ナーリム族武器[現代](国立民族学博物館)
  • 中国新石器時代石製武器[新石器時代](京都大学文学部)
  • 山形県中川代遺跡有孔石斧[縄文時代](国立歴史民俗博物館(複製品))
  • 前漢時代青銅器武器[前漢時代](天理参考館・京都大学文学部)
  • 福岡県吉武高木遺跡副葬品一括[弥生時代前期](文化庁(重要文化財))
  • 佐賀県吉野ヶ里遺跡首なし人骨[弥生時代中期](佐賀県教育委員会)
  • 岡山県南方遺跡武器形木製品[弥生時代中期](国立歴史民俗博物館(複製品))
  • 島根県荒神谷遺跡中細形銅剣[弥生時代中期](文化庁(重要文化財))
  • 大阪府勝部遺跡殺傷人骨[弥生時代中期](豊中市教育委員会)
  • 弥生武人復元模型[弥生時代中期](国立歴史民俗博物館)
  • 愛知県朝日遺跡戦闘復元模型[弥生時代中期](国立歴史民俗博物館)
  • 神奈川県大塚遺跡復元模型[弥生時代中期](国立歴史民俗博物館)
  • 後漢時代鉄製武器[後漢時代](天理参考館・東京国立博物館)
  • 福岡県平原遺跡副葬品[弥生時代後期](文化庁(重要文化財))
  • 長崎県シゲノダン遺跡鉄製武器[弥生時代後期](国立歴史民俗博物館(重要文化財))
  • 奈良県東大寺山古墳中平年紀年銘鉄刀[弥生時代後期](文化庁(重要文化財))
  • 佐賀県吉野ヶ里遺跡内郭復元模型[弥生時代後期](国立歴史民俗博物館)

関連の催し

歴博フォーラム

第22回歴博フォーラム 倭国乱る

日時

1996年10月19日(土)午前10時30分 ~ 午後3時35分

会場 全電通労働会館内全電通ホール(東京都千代田区神田駿河台)
司会 佐原真
報告 福井勝義、岡村秀典、松木武彦、春成秀爾、仁藤敦史

歴博講演会

第155回歴博講演会 倭国乱る

日時 1996年11月9日(土)午前1時30分 ~ 午後3時30分
会場 歴博講堂
話者 佐原真(考古研究部)、仁藤敦史(歴史研究部)

来館者は誰でも聴講することができます。参加無料で事前の申込みは不要です。