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開催要項展示の紹介関連の催し

開催要項

銅鐸の美 -銅鐸の絵と子どもの絵-
開催期間1995年10月3日(火)~11月26日(日)
日程 1995年10月3日(火)~11月26日(日)
うち、毎月曜日(10/9、16、23、30、11/6、13、20)は休館日
時間 午前9時30分~午後4時30分(入館は4時まで)
入館料 一般:1,250円(前売 1,100円、団体 900円)
高校・大学生:900円(前売 700円、団体 510円)
小・中学生:400円(前売 300円、団体 230円)
主催 国立歴史民俗博物館/毎日新聞社
後援 文化庁
協賛 第一生命保険相互会社

展示の紹介

展示ポスター

およそ2400年前から1700年前ころまでに、日本列島の中で、沖縄の島々と北海道を除く、九州・四国・本州では、イネを代表とする穀物を作り、食べる 農耕が、初めて生活の基礎となりました。東京本郷の弥生町で見つかった土器が研究の出発点になったことから、その生活文化を弥生文化、その時代を弥生時代 とよんでいます。

およそ2000年前、近畿を中心とする各地の人々は、青銅(銅に錫を加えた合金)のカネ、“銅鐸”を使って、稲の豊作の祭りをおこないました。銅鐸は、今 では緑色に錆びています。しかし出来たての銅鐸は、金色に輝き、金属の肌つや・光沢を初めて知った人々は目をみはったことでしょう。 中に吊した棒がカネと触れ合って鳴る音は、人々にとって初めて聞く金属音だったから、感動を与えたに違いありません。

銅鐸は、これまでに430個ほどみつかっていて、その大多数は山の斜面などに掘った穴に埋めた状態でみつかります。どんな祭りで、なぜ埋めたのでしょう か。

銅鐸の時代は、各地域が政治的にまとまりはじめていました。古代国家成立に向けてのこの時代に、銅鐸はどのような役割を果たしたのでしょうか。銅鐸の絵を 詳しく見、子どもの絵とも比べ、紋様のはたらきを考えることから始めて、銅鐸について今、どこまでわかっているかを明らかにしたいと思います。

多視点から描いた絵

銅鐸の絵(伝香川出土) 5歳の子どもの絵

基底線の上に描いた絵

5歳の子どもの絵 銅鐸の絵 銅鐸の絵(兵庫・桜ヶ丘出土)
聞く銅鐸(伝琵琶湖出土) 見る銅鐸(和歌山・荊木出土)

主な出土品

  • 絵をもつ銅鐸
    兵庫県桜ヶ丘1・2・4号鐸、福井県井向1・2号鐸、大阪府神於鐸など
  • 美しい文様の銅鐸
    兵庫県生駒鐸、伝播磨鐸、滋賀県琵琶湖鐸、岡山県高塚鐸、和歌山県荊木鐸、愛知県伊奈鐸、滋賀県大岩山1号鐸など
  • 絵をもつ弥生土器
    奈良県唐古・鍵遺跡、大阪府瓜生堂遺跡、池上遺跡の土器など
  • 銅鐸以前
    世界最古の中国の土鈴・銅鈴、韓国の銅鐸など
  • その他
    谷文晁旧蔵鐸復元品、京都府椿井大塚山古墳の鏡、千葉県八代椎木遺跡の釣鐘、岡山県楯築遺跡の弧帯石、銅鐸の作り方の模型、銅鐸の使い方の模型、銅鐸の埋 め方の模型、子どもの絵など

関連の催し

歴博フォーラム

第20回歴博フォーラム 銅鐸の絵と子どもの絵

日時 1995年10月21日(土) 午前10時~午後4時30分
会場 ヤマハホール(東京都中央区銀座7-9-14)
パネラー 春成秀爾、東山明、東山直美、池田理代子、金関恕、佐原真

歴博講演会

第142回歴博講演会 銅鐸の絵

日時 1995年 10月14日(土) 午前1時30分 ~ 午後3時30分
会場 歴博講堂
話者 佐原 真、春成 秀爾(考古研究部)