企画展示
過去の企画展示
時代を語る[染]と[織]-墨書のある近世の染織-


開催要項
| 日程 | 1997年7月15日(火)~8月24日(日) |
|---|---|
| 時間 | 午前9時30分~午後4時30分(入館は4時まで) |
| 休館日 | 7月22日・28日 ・ 8月4日・11日・18日 |
| 主催 | 国立歴史民俗博物館 |
| 入館料 | 一般420円/高校・大学生250円/小・中学生110円 (20名以上団体割引あり) 毎月第2・4土曜日は小・中学生及び高校生入館無料 |
| 講演会 | 8月9日午後1時30分から(本館講堂 無料) |
| お問い合わせ | NTTハローダイヤル・千葉 043-227-8600 成田 0476-28-8600 #8886(プッシュ回線) |
展示の紹介
衣服をはじめとする染織品の類は,本来,実用に供され消費される運命にあります.幸運に伝存している作品にしても,製作者や使用者,用いられた時代などが 明らかなものはほとんどありません.しかし,寺院に納められた打敷や幡などの染織品には,寄進の期日やそれに関わる人物などについて墨書されたものがあります.これらは法会に際して用いられる仏具の一種で,金襴などの豪華な生地で新調されたり,故人に纏る衣服を仕立て直したりして製作されます.また,花鳥模様の辻が花染小袖や,京都の壬生寺に伝わる小袖などのように,墨書が認められた完形の遺品の存在も注目されます.このような墨書を有する品々は 作期や使用の下限を押える貴重な資料となり,染織の意匠や技術の変遷を探る重要な指標となります.一方,墨書の内容は,具体的な“もの”とともにあることによって,寄進という行為を通じて繰り広げられる近世の人々と寺院との多様で緊密な関わりを浮き彫りにしてくれます.今回の展示では,このような墨書のある作品群に焦点を絞り,新しい角度から近世における染織文化を見つめ直していきたいと考えています.




























