企画展示

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くらしの植物苑特別企画 「伝統の朝顔」

開催要項

伝統の朝顔

開催期間 2010年8月3日(火)~8月29日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
料金 個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※中学生以下は無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
開苑時間 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
※ただし、8月12日(木)~18日(水)は8時30分から開苑いたします。
※開花の特性上、午前中の早い時間が見ごろです。
休苑日 8月9日(月)・23日(月) ※8月16日は開苑します
主催 国立歴史民俗博物館

趣旨

朝顔は古くから人びとに親しまれ、特に江戸時代以降、文化・文政期、嘉永・安政期、明治・大正期に葉や花の変化を楽しむ大ブームがありました。このような朝顔を「変化朝顔」と呼んでいますが、これらを描いた“朝顔図譜”と総称される冊子や絵画資料、育成書などが残されています。朝顔は一年草であり、変化朝顔を維持するには今日の遺伝学でいう突然変異体を選抜して栽培するという、先進的な方法で栽培されていたことがわかってきています。ただ残念ながら、明治期以降それらの変化朝顔は大輪朝顔のブームに圧倒され、あまり広く知られることもなく、少数の熱心な栽培家によって保存されてきました。

このような状況にあって、独創的な技術と知識を駆使して創り上げられた「伝統の朝顔」を広く一般に知っていただくため、本館では生きた歴史資料としての朝顔を展示してきました。この変化朝顔を展示する機関は少なく、当植物苑に対する一般の方々や他の植物園等の期待は決して小さなものではありません。また、本館では「変化朝顔」にかかわる歴史資料も収集して参りました。

そこで、植物苑の特別企画において生きた朝顔を、また本館第3展示室(近世)におきまして、歴史資料について特集展示「伝統の朝顔」を同時開催いたします。

概要

くらしの植物苑の東屋、ハウス3棟、よしず展示場2棟、畑内の棚他にて、当苑で栽培・育種した変化朝顔などを鉢植え、プランターで展示します。正木(まさき)39系統、出物(でもの)18系統、大輪26系統で、その中には歴博で発見された突然変異体である無弁花、成長点異常花を含みます。このほか、欧州・アジアその他各地の近縁種を含めたアサガオ8種を予定しています。また、朝顔の鑑賞法や鑑賞基準(「花芸」や「葉芸」)をテーマとしたコーナーを設けます。

※植物苑の朝顔の様子は「くらしの植物苑 今週のみどころ」でもご覧いただけます。


黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(団十郎)

黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(団十郎)

黄糸柳葉紅細切采咲(一重出物)

黄糸柳葉紅細切采咲(一重出物)

(左)出物 黄飛龍葉 (右)親木 黄抱並葉

(左)出物 黄飛龍葉 (右)親木 黄抱並葉

 

青常葉無弁花牡丹

青常葉無弁花牡丹

黄糸柳葉紅細切采咲牡丹(牡丹出物)

黄糸柳葉紅細切采咲牡丹(牡丹出物)

 

松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分)

松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分)

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関連の催し

朝顔苗有償頒布のご案内

日時

6月26日(土)・7月24日(土)は9時30分~13時30分、
8月3日(火)の展示解説会当日は9時30分~10時30分に行います。

場所 くらしの植物苑
価格 1ポット200円(税込) (当苑で栽培している変化朝顔)
備考 * お一人様あたりの苗の数を制限させていただく場合があります。
* 数量に限りがあります。品切れの節はご容赦ください。
* 別途、入苑料が必要となります。
* 植物苑内のみでの頒布となります。予約・取り置き・通販等は承っておりませんのでご了承ください。

「伝統の朝顔」人気番付

今年度のくらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」では、朝顔の鑑賞法や鑑賞基準(「花芸」や「葉芸」)をテーマにした展示を行ないますが、江戸時代の園芸家にならい、みなさまの投票によるくらしの植物苑オリジナルの番付表をつくってみようと考えています。結果の発表は8月24日(火)の予定です。みなさまふるってご参加ください。

投票方法

実際の葉や花をご覧になった後、お気に入りの系統を3つ選び、投票用紙の順位表に1位から3位までの番号をご記入のうえ、備え付けの投票箱に投函してください。

投票期間 8月22日(日)まで
結果発表 8月24日(火) (結果はくらしの植物苑あずまや内に掲示します。)
※なお、「伝統の朝顔」の会期は8月29日(日)までですが、出物系統と「番付表」はその後しばらくの間ご覧いただけます。
投票結果が出ました!

番付表はこちら (PDFファイル)

関連催事のご案内

くらしの植物苑観察会

くらしの植物苑にて開催、事前申し込み不要、要入苑料

第136回観察会「江戸の変化朝顔」

講師 岩淵令治(研究部歴史研究系)
日時 7月24日(土) 13時30分~

第137回観察会「芸をする朝顔」

講師 仁田坂英二(九州大学大学院)
日時 8月28日(土) 10時00分~
※通常の観察会と開始時間が異なります。

特集展示 「もの」からみる近世 『伝統の朝顔』-館蔵資料にみる朝顔文化-

第3展示室にて、朝顔に関する歴史資料の展示を同時開催します。

期間:8月3日(火)~8月29日(日)

詳細はこちら

 
※刊行物のご案内

刊行物

・ 『朝顔図譜をよむ-あさかほ叢-』2008年 500円
・ 朝顔を語る-歴博ブックレット- 2001年 800円
・ 伝統の朝顔Ⅲ-作り手の世界- 2000年 1200円
・ 伝統の朝顔Ⅱ-芽生えから開花まで-2000年 950円
・ 伝統の朝顔 1999年 950円
◎ 入手については、財団法人 歴史民俗博物館振興会へお問い合わせください。電話043-486-8011