企画展示

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くらしの植物苑特別企画 「伝統の朝顔」

開催要項

伝統の朝顔

開催期間 2009年8月4日(火)~8月30日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
料金 個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※中学生以下は無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
開苑時間 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
※ただし8月13日(木)~19日(水)は8時30分から開苑いたします。
※開花の特性上、午前中の早い時間が見ごろです。
休苑日 8月17日(月)・24日(月) ※8月10日は開苑します
主催 国立歴史民俗博物館

趣旨

朝顔は古くから人びとに親しまれてきました。特に江戸時代以降になると、文化・文政・天保期、嘉永・安政期、明治・大正期など、繰り返し朝顔ブームが訪れ、そのたびに葉と花の多様な変化や組み合わせを楽しむ変化朝顔が創り出されてきました。これは今日に遺伝学でいう突然変異を見つけ出し、系統として確立するという、世界的に見ても特異なもので、特に幕末頃にはきわめて多くの品種が創り出されていたようです。しかしそれらの中には、残念ながら単純な大輪朝顔に圧倒されて、あまり知られることなく絶えてしまったものもあります。ただし、広くは栽培されなかったものの、一部の愛好家の努力によって大切に保存され、現在に伝えられたものも少なくありません。

そこで、江戸時代以降の独創的な知識と技術を駆使して創り上げられた伝統の朝顔を、広く一般の人々にも知ってもらい、人と植物の関わりを見るべく、当館では1999年以降にわたり、歴史資料としてこれらの朝顔を展示してまいりました。今年度の企画も、これまでと同様の目的を持つものです。特に今回は朝顔の「育て方と楽しみ方」をテーマにパネル展示し、2005年の展示において当苑で発見された無弁花(がく片だけの朝顔)も併せて展示します。

概要

くらしの植物苑のハウス、東屋、よしず展示場に、当苑で栽培・育種した鉢植えの朝顔を展示します。なお、展示内容は以下のとおりで、下記品種群を開花状況によって調節し、展示します。

  • 変化朝顔 正木(まさき)36系統、出物(でもの)16系統
    (歴博で2005年に発見された無弁花朝顔を含む)
  • 明治時代以降の大輪朝顔 20系統程度
  • ヨーロッパ・北米産の近縁の朝顔 5系統程度

植物苑の朝顔の様子は「くらしの植物苑 今週のみどころ」でもご覧いただけます。

青海松葉無弁花牡丹

青丸笹葉無弁花牡丹

青梅松葉本紅筒白采咲牡丹

青丸笹葉紅赤覆輪切咲牡丹

団十郎

団十郎

 

青渦葉小人紅筒白丸咲 渦小人

青渦葉小人紅筒白丸咲 渦小人

松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分)

松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分)

 

正木温室

正木温室

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関連の催し

朝顔苗有償頒布のご案内
日時 6月27日(土)・7月25日(土)9時30分~13時00分、8月4日(火)の展示解説会当日は9時30分~10時30 分に行います。
場所 くらしの植物苑
価格 1ポット200円(税込) (当苑で栽培している変化朝顔)
備考 * お一人様あたりの苗の数を制限させていただく場合があります。
* 数量に限りがあります。品切れの節はご容赦ください。
* 別途、入苑料が必要となります。

「伝統の朝顔」人気番付

「伝統の朝顔」人気番付に参加してみませんか?

今年度のくらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」では、朝顔の「育て方と楽しみ方」をテーマにした展示を行ないますが、江戸時代の園芸家にならい、みなさまの投票によるくらしの植物苑オリジナルの番付表をつくってみようと考えています。結果の発表は8月25日(火)の予定です。みなさまふるってご参加ください。

投票方法 正木系統と出物系統に分けて投票を受け付けます。実際の葉や花をご覧になったあと、投票用紙の候補リストからお気に入りの系統を3つ選び、順位表に1位から3位までの系統番号をご記入のうえ、備え付けの投票箱に投函してください。
投票期間 正木系統は8月12日(水)~15日(土)
出物系統は8月16日(日)及び8月18日(火)~20日(木)
結果発表 8月25日(火) (結果はくらしの植物苑あずまや内に掲示します。)
※なお、「伝統の朝顔」の会期は8月30日(日)までですが、出物系統と「番付表」はその後しばらくの間ご覧いただけます。
投票結果が出ました!
正木系統
第1位 1072 松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分)
第2位 143 青斑入州浜葉葡萄鼠車絞丸咲大輪
第3位 229 青斑入千鳥葉淡青無地丸咲(松風)
出物系統
第1位 646 一重出物 青打込堺渦柳葉白撫子采咲
第2位 607 親牡丹 青蜻蛉丸笹葉本紅筒白切咲牡丹
第3位 646 親牡丹 青打込堺渦柳葉白丸咲牡丹

番付表はこちら (PDFファイル)

期間中の催事

くらしの植物苑観察会

くらしの植物苑にて開催、10時00分から、事前申し込み不要、要入苑料
8月29日(土) 第125回観察会「朝顔の交配・育種のすすめ」  
仁田坂 英二(九州大学大学院) 

 
※刊行物のご案内

刊行物

・ 『朝顔図譜をよむ-あさかほ叢-』2008年 500円
・ 朝顔を語る-歴博ブックレット- 2001年 800円
・ 伝統の朝顔Ⅲ-作り手の世界- 2000年 1200円
・ 伝統の朝顔Ⅱ-芽生えから開花まで-2000年 950円
・ 伝統の朝顔 1999年 950円
◎ 入手については、財団法人 歴史民俗博物館振興会へお問い合わせください。電話043-486-8011