開催概要
伝統の桜草
2008年4月15日(火)~5月6日(火・祝)
本館くらしの植物苑では、2002年度より特別企画「伝統の桜草」で、日本桜草の展示を行ってきました。伝統の桜草とは、江戸時代中頃以降、野生種の中から変わった花を探し出して栽培し、多くの品種を作りあげられてきた一連のサクラソウのことです。花の色は紅色から白色、花の咲き方も平咲からつかみ咲までとバラエティに富んでいます。また2003年に寄贈された桜草雛壇により展示方法の幅が広がりました。今回もその伝統的な観賞方法を再現します。また、2007年には近年作出された八重咲きの桜草も収集し、今回はこれについても展示します。今年度は、各品種が作出された時期についてパネル等を用いて紹介するほか、朝顔栽培家として著名な中村長次郎氏や尾崎哲之助氏が作出した桜草について、実際の桜草を用いて展示する小テーマを設ける予定です。
会場 | 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑 |
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料金 | 個人(高校生以上) 100円 / 団体(20名以上) 50円 ※小中学生は入苑無料です。 ※毎週土曜日は高校生は入苑無料です。 |
開苑時間 | 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで) |
休苑日 | 4月21日(月) |
主催 | 国立歴史民俗博物館 |
展示構成
展示する桜草は1鉢に4芽、各品種2鉢。展示場は桜草雛壇、東屋周囲、ハウス2棟、よしず展示場を予定しています。桜草雛壇には、江戸期に栽培されていた品種を展示し、芽数の多いものはプランターにも栽培します。
植物苑の桜草のようす
今年はハウス2棟、東屋、桜草雛壇と新たによしずの展示場を2つ作りました。展示期間後もまだ桜草を11日(日)くらいまではご覧いただけます。
[5月1日更新]
関連の催し
桜草 有償頒布のご案内
日時 | 4月15日(火)から 9時30分~12時30分 |
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場所 | くらしの植物苑 東屋周辺 |
価格 | 1ポット500円(平均3芽)で、売切れ次第終了となります。 |
備考 | * 数量に限りがあります。品切れの際にはご容赦ください。 * 別途、入苑料が必要となります。 |
くらしの植物苑観察会
第109回観察会「新緑の城址公園を歩く」
日時 | 4月29日(火・祝) 13時30分~ |
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会場 | くらしの植物苑 |
講師 | 中川重年 |
備考 | ※事前申し込み不要、「歴博みどりの日」につき入苑無料 |
※内容は変更する場合があります。ご了承ください。