開催概要
伝統の桜草
2007年4月17日(火)~5月6日(日)
桜草の栽培は江戸時代中期頃に、自生している桜草の中から、花の変わったものを選びだし、持ち帰って栽培したのが始まりといわれています。野生の桜草は一重咲きで、花も平らなものがほとんどです。また選び出された桜草も、つかみ咲きや抱え咲きなど華やかなものではありませんでした。これらを実生(種子)栽培することにより選抜淘汰が進み、さらに美しい花が作り出されてきたのです。江戸時代後期の「桜草作傳法」によれば、桜草を段に飾り、色を配慮して並べた観賞法も生みだされていたことがわかります。
展示では幕末には完成されていたであろう、華奢な小屋風に作った桜草雛壇に飾った桜草も御覧いただけます。また最近作り出された八重咲きの桜草も展示いたします。
会場 | 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑 |
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料金 | 個人(高校生以上)100円 / 団体(20名以上)50円 ※土曜日は高校生まで無料 ※4月29日(日)は歴博みどりの日 無料開苑 |
開苑時間 | 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで) |
休苑日 | 4月23日(月) |
主催 | 国立歴史民俗博物館 |
関連の催し
桜草 有償頒布のご案内
日時 | 4月28日、29日、30日、5月3日、4日、5日、6日 9:30~12:30 |
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場所 | くらしの植物苑 休憩所 |
価格 | 500円(税込)/鉢 |
備考 | * 数量に限りがあります。品切れの際にはご容赦ください。 * 別途、入苑料が必要となります。 |
くらしの植物苑観察会
第97回観察会「くらしの植物苑と下総の森」
日時 | 2007年4月29日(日)13:30~15:30 |
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会場 | くらしの植物苑 |
講師 | 鈴木三男(東北大学) |
備考 | ※事前申し込み不要、「歴博みどりの日」につき入苑無料 |
※内容は変更する場合があります。ご了承ください。