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第177回観察会 第176回観察会 第174回観察会 第173回観察会 第172回観察会 第171回観察会 第170回観察会 第169回観察会 第168回観察会 第167回観察会 第166回観察会

※10月26日(土)開催予定でした第175回くらしの植物苑観察会「暮らしの中に息づく植物」は、台風27号による影響により中止となりました。

第177回 観察会 2013年12月21日(土)

「サザンカの名前とその変遷」

恵泉女学園大学名誉教授の箱田直紀先生による第177回植物苑観察会「サザンカの名前とその変遷」が開催されました。朝方は冷え込みましたが、日中は日差しもでて穏やかな陽気の中での観察会でした。サザンカが見頃でしたので、東屋やビニールハウス内を巡り、各鉢植えの名前の由来・その特徴などの解説がありました。参加者の皆様からの質問も多く、サザンカについての知識がより深まる観察会でした。

次回1月25日(土)の観察会は、西谷大教授による第178回観察会「歴史に見る千葉の里山・桜草の植え替え」を行います。

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第176回 観察会 2013年11月23日(土・祝)

「菊の名は」

雲ひとつない、秋晴れの中、台東区立中央図書館 郷土・資料調査室専門員の平野恵先生による第176回くらしの植物苑観察会「菊の名は」が行われました。浮世絵に描かれた菊の名と文献資料からわかった江戸時代の花銘のつけかたについて、豊富な菊の写真を用いながら解説されました。また薔薇や梅の同じ銘を持つ植物についても紹介されました。

次回12月21日(土)の観察会は、恵泉女学園大学名誉教授の箱田直紀先生による「サザンカの名前とその変遷」です。

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第174回 観察会 2013年9月28日(土)

「伝統の朝顔展の裏側」

秋晴れの穏やかな天気のなか、第174回くらしの植物苑観察会「伝統の朝顔展の裏側」が行われました。当館博物館事業課展示係山村聡主任から、先日終了した「伝統の朝顔展」の裏方の作業の様子や種が発芽し朝顔の苗木が成長していく様子などを写真資料と実際の鉢植えを見ながらの解説がありました。予想以上の来場者があり、朝顔展の裏方の仕事にも関心を持っている方が多いことがわかりました。

次回10月26日(土)の観察会は、千葉県立中央博物館の天野誠先生による「暮らしの中に息づく植物」です。

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第173回 観察会 2013年8月24日(土)

「朝顔の名前からわかること」

第173回くらしの植物苑観察会が行われました。九州大学大学院の仁田坂英二先生が「朝顔の名前からわかること」と題し、新種のアサガオにどのように花銘(見立て名)をつけたのか、豊富な写真や図を用いて解説されました。先生のわかりやすくユーモアを交えた解説に、会場は時折笑いに包まれました。東屋内での解説後、展示中の朝顔の観察を行いました。残暑厳しい日ではありましたが、蝉の声が響く植物苑内は大勢の参加者でにぎわいました。

次回9月28日(土)の観察会は、 当館博物館事業課展示係 くらしの植物苑担当 山村聡主任による「伝統の朝顔展の裏側」です。

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第172回 観察会 2013年7月27日(土)

「沖縄の歌と植物」

第172回植物苑観察会「沖縄の歌と植物」が行われました。当館民俗研究系内田順子准教授が、まずはBOOMの島唄をかわきりに、その他の代表的な古典音楽や民謡なども紹介、そこに歌われる植物を取り上げ、代表的な「デイゴ」の花などを通して沖縄独特の風土、生活文化について解説されました。途中突然の落雷と雨にみまわれるというハプニングもありましたが、中断の間、会場は沖縄の曲の観賞会となり、その分印象深い観察会でもありました。

次回は8月24日(土)10:00~ 九州大学大学院 仁田坂英二先生による「朝顔の名前からわかること」です。

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第171回 観察会 2013年6月22日(土)

「レンズで覗く植物たち」

第171回くらしの植物苑観察会「レンズで覗く植物たち」が行われました。元当館教員宮田公佳先生よりカメラのレンズについて解説の後、実際に植物を撮影した際の被写体(植物)と背景の見え方の違いを、写真資料や実際の映像で確認することができました。「なるほど。」「確かに違う。」等のお客様の感想が聞こえてきました。

次回は7月27日(土)13:30から、内田順子准教授による第172回観察会「沖縄の歌と植物」を行います。

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第170回 観察会 2013年5月25日(土)

「佐倉城址の森について」

初夏のさわやかな空気の中、千葉県立中央博物館分館海の博物館 分館長 原正利先生による、第170回くらしの植物苑観察会「佐倉城址の森について」が行われました。東屋で植生や佐倉市の地質・地形について先生の講義を受けた後、城址公園の散策を行いました。台地の平坦面、台地周囲の斜面、堀跡の斜面の地形に成立した異なった植生を観察しました。先生の説明を聞きながら皆思い思いの散策を楽しみました。

次回6月22日の観察会は、宮田公佳先生(元国立歴史民俗博物館准教授)による「レンズで覗く植物たち」です。

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第169回 観察会 2013年4月27日(土)

「武士が育てた桜草」

初夏を思わせるような日差しの中、第169回くらしの植物苑観察会「武士が育てた桜草」が行われました。野田さくらそう会の茂田井 宏先生が、桜草の歴史から楽しみ方、育て方、鑑賞の仕方についてまで幅広く講義をされました。また、来場の方々の熱心な質問にもお答え頂きながら「伝統の桜草」展の解説をし苑内を回りました。

次回5月25日の観察会は、千葉県立中央博物館分館、海の博物館 分館長、原 正利先生による「佐倉城址の森について」です。

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第168回 観察会 2013年3月23日(土)

「春を告げる華花-祝いと祈りの草木たち-」

第168回くらしの植物苑観察会「春を告げる華花-祝いと祈りの草木たち-」が行われました。東京大学大学院教授の辻誠一郎先生が、春を告げる華花として、梅、桃、桜を取り上げて、それらに託されたこころについて解説されました。少し肌寒い曇りの天候でしたが、50名以上のお客様が先生の解説に熱心に耳を傾けておりました。苑内の植物も新芽を出していたり、花が咲いていたりとこの時期ならではの姿でしたので、苑内散策の中で先生が分かりやすくそれぞれの植物の解説をしてくださいました。

次回の観察会は、4月27日(土)野田さくらそう会世話人代表茂田井宏先生による「武士が育てた桜草」です。

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第167回 観察会 2013年2月23日(土)

「風土記に見える植物」

第167回くらしの植物苑観察会「風土記に見える植物」が行われました。当館歴史研究系の小倉慈司准教授が、常陸・播磨・出雲の国の風土記を中心に、記載されている土地や、記述のある植物の利用の仕方について、現代の地図や豊富な植物の写真を使用して解説しました。春が近いことを感じさせる暖かい光が差す東屋で、参加者の方々は熱心に耳を傾けていました。

次回の観察会は、3月23日(土)東京大学大学院の辻誠一郎教授による「春を告げる華花-祝いと祈りの草木たち-」です。

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第166回 観察会 2013年1月26日(土)

「都のなかの安らぎ空間」

第166回くらしの植物苑観察会「都のなかの安らぎ空間」が行われました。今回は当館研究部考古研究系の林部 均准教授が、古代「飛鳥」を例にあげ、遺跡の発掘現場写真などを見ながら古代の「庭園」と都と(人と自然)のかかわりについて解説してくださいました。

途中雪の散らつくお天気ではありましたが、最後に司会の西谷先生も加わったディスカションの場面もあり、楽しい観察会となりました。

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