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第105回観察会 第104回観察会 第103回観察会 第102回観察会 第101回観察会 第100回観察会 第99回観察会 第98回観察会 第97回観察会 第96回観察会 第12回 日本の植物文化を語る 第95回観察会

第105回 観察会 2007年12月15日(土)

「サザンカの世界」

12月15日に箱田直紀先生による『サザンカの世界』と題して第105回くらしの植物苑観察会が開かれました。当日は暖かな晴天のなか、実際のサザンカを前にしての、楽しくわかり易いご講演に85名の参加者がありました。12月4日から1月27日まで開催中の「冬の華・サザンカ」の企画展示で、今年は佐倉とサザンカのかかわりをテーマにした展示パネルも作成しました。

第104回 観察会 2007年11月24日(土)

「江戸の菊」

穏やかな秋晴れの中、『江戸の菊』と題して、文京ふるさと歴史館の平野恵先生に講演していただきました。江戸時代は菊の観賞が今よりもっと身近なもので、一日かけて出かける行楽でもありました。菊人形は、花の観賞というよりも歌舞伎の名場面の再確認のような面を持っていて、人びとはそれを楽しみに集まりました。菊といえば江戸菊であった時代があり、菊と美人画が組み合わされて描かれていることなどのお話しをしていただきました。ご講演の後、辻先生による古典菊の紹介と苑内を散策しました。

 

第103回 観察会 2007年10月27日(土)

「江戸・東京の野菜」

本「江戸・東京の野菜」と題して、荒川ふるさと文化館の加藤陽子先生にお話をして頂きました。江戸時代の荒川区は野菜の生産地で、そこで栽培されていた大根、生姜、三河島菜などを、絵画資料と荒川区の立地条件などを合わせながらお話していただきました。台風が接近しているなか、20名の方が参加してくださいました。講演の後、辻先生の案内で苑内の植物を観察しました。雨の中、加藤先生・参加者の皆様ありがとうございました。

次回は11月24日(土)13:30から、くらしの植物苑で「江戸の菊」と題して、文京ふるさと歴史館の平野恵先生による江戸時代の菊の栽培書や観賞の仕方などの講演があります。

くらしの植物苑では10月30日から『伝統の古典菊』の展示もはじまりました。

第102回 観察会 2007年9月22日(土)

「江戸の果物」

秋晴れの中、『江戸の果物』について原田信男先生(国士舘大学)にご講演いただきました。特にブドウについて、江戸時代のブドウの保存の仕方、栽培地の話、江戸時代のワインについて、文献資料、絵画資料をもとにお話いただきました。思わずブドウを食べたくなりました。講演終了後、辻先生に苑内の見どころを回りながらお話いただきました。

次回は10月27日(土)、加藤陽子先生(荒川ふるさと文化館)による『江戸・東京の野菜』です。

第101回 観察会 2007年8月25日(土)

「『伝統の朝顔』展の舞台裏」

「伝統の朝顔」展期間中の8月25日(土)10時から九州大学の仁田坂英二先生に「変化朝顔の世界」のお話をしていただきました。21日から26日までは8時開苑となっていたこともあり、朝早くから大勢の方にきていただき、参加者は300名近くにもなりました。内容は今年のテーマの朝顔の色・模様にしぼり、本物の鉢をみながらのお話に、オーと歓声が上がるほどでした。観察会終了後は展示温室も案内していただきました。変化朝顔への興味の高さに改めて驚きました。

 

第100回 観察会 2007年7月28日(土)

「市民のためのくらしの植物苑」

7月28日(土)は東京大学大学院・辻誠一郎先生による「くらしの植物苑観察会」『市民のためのくらしの植物苑』が行われました。

観察会は100回を迎え、平川館長を始め、100名以上の参加を頂きました。いつものあずまやではなく、先生のご希望で木陰で行ったところ、こんなにも木陰が気持ちいいものと再確認いたしました。辻先生が観察会を始められたころのお話や植物苑への期待などのお話をいただきました。また苑内の案内では、いろいろな質問やお話が盛り上がり、真夏の植物苑を楽しんでいただきました。参加者には、観察会100回記念として絵葉書のプレゼントがありました。

次回は8月25日(土)10:00から 「変化朝顔の世界」(九州大学大学院・仁田坂英二先生)です。時間が通常と違いますのでご注意ください。また特別企画「伝統の朝顔」の開催期間中です。8月21日から26日(日)は植物苑の開苑時間が8:00となります。朝一番の変化朝顔をご覧ください。

   

第99回 観察会 2007年6月23日(土)

「シーボルトとくらしの植物苑」

「シーボルトとくらしの植物苑」と題して、ケヤキの木の下で、東京大学の辻誠一郎先生にご講演いただきました。オランダは、日本を知るためには日本の風土・生活・衣食住、全てを知ることが必要であるという考えに基づいて、数々のものを収集しました。苑内のシーボルト・チルドレンもオランダに持ち帰った木のこどもです。

次回は観察会100回記念として、観察会先着200名のかたに記念品があります。講演は辻誠一郎先生による「市民のためのくらしの植物苑」です。

第98回 観察会 2007年5月26日(土)

「ハンカチノキとメタセコイヤ-生きている化石-」

5月26日(土)は千葉大学園芸学部の百原 新先生による第98回くらしの植物苑観察会「ハンカチノキとメタセコイヤ-生きている化石」を行いました。

「ハンカチノキは130万年前まで、メタセコイヤは80万年前まで日本にありました。」このお話になぜそのことがわかるのか?と多くの参加者が疑問に思いました。先生は地層の中の化石を時間をきざんで調べていくというお話をして下さいました。また生きている化石―メタセコイヤが発見されたときの木のスライドや、化石の実物など、わくわくしながらあっという間の2時間でした。その後は苑内のユリノキ、ハンカチノキをみて回りました。

次回は6月23日(土)「シーボルトとくらしの植物苑」(東京大学・辻誠一郎先生)です。苑内にはシーボルトが持ち帰った木の子供が植栽されています。なお、観察会当日のみ、季節の花・野菜の苗を有償頒布しています。時間は10:00~13:30までです。

   

第97回 観察会 2009年4月29日(日)

「くらしの植物苑と下総の森」

4月29日(日)は歴博みどりの日、穏やかな天気にも恵まれ、参加者も120名を超えました。東北大学植物園の鈴木三男先生による、「くらしの植物苑と下総台地」のご話の後、先生とご一緒に苑内を回り、城址公園にまで下総台地を彩る樹木の観察をしました。なかなか近くでは見られないエノキ、ムクノキといった高い樹木の花も、台地のおかげで観察することができました。

次回は5月26日(土)13:30から千葉大学の百原新先生による「ハンカチノキとメタセコイヤ-生きている化石-」です。

第96回 観察会 2007年3月24日(土)

「梅と桃と桜」

3月24日、本館研究部情報研究系の澤田和人先生による「梅と桃と桜」の講演がありました。室町時代頃、これらの花がどのような決まりごとで、紋様化されているのかを作者、時代など、小袖のスライドを通して、わかりやすく解説していただきました。講演後、東大の辻先生による苑内の散策がありました。

次回は4月29日(日)くらしの植物苑にて東北大学の鈴木三男先生による「くらしの植物苑と下総の森」の講演があります。当日は歴博みどりの日で入苑無料になります。

第12回 日本の植物文化を語る 2007年2月24日(土)

「古代植物文化史―心と体を支える植物たち-」

東京大学の辻誠一郎先生に、弥生時代から平安時代の時間設定の中で、衣食住だけでなく思想的・精神的の支えになった植物たちについて、主に桃・ベニバナ・センノウなどについての植物文化史、また色が持つ文化史的側面についてなど講演いただきました。

本館講堂で行なっていました『日本の植物文化を語る』の講演会は、今回が最終回になります。今後は隔月に植物苑で行なっていました『くらしの植物苑観察会』を毎月植物苑で行います。3月は24日(土)13:30から「くらしの植物苑観察会「梅と桃と桜」(澤田和人(本館))」を行います。

第95回 観察会 2007年1月27日(土)

「水田と焼畑」

長年、中国南部地域において、生業の多様性を研究されてきた西谷大先生(本館研究部考古研究)に、各部族で薬や食料として使われている植物の紹介と、現地のスライドを見せていただきました。西谷先生の講演の後、東大の辻先生により苑内の案内がありました。春先に中低木の木が葉よりも早くに花を咲かせる戦略など、木の一年をじっくり見てみたいと思うようなお話しがありました。

次回は『日本の植物文化を語る』の講演会が、2月24日(土)13:30~15:30、本館講堂であります。講師は東京大学の辻誠一郎先生で「古代植物文化史―心と体を支える植物たち―」です。