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2008年3月27日

アマナ (ユリ科アマナ属)
日当たりのいい草地に生える多年草です。チューリップに近い属の野生種で、鱗茎は良質のデンプンを含み、煮るか焼いて食用にします。
カツラ (カツラ科カツラ属)
比較的原種的な落葉樹で日本の準固有種です。雌雄異株で葉の出る前に花が咲きます。花には花被がなく上の写真の雄花にはたくさんの雄しべがあります。下の雌花には雌しべが3~5個あります。葉は抹香に、樹皮は腐りにくいので屋根ふきに利用されます。京都の葵祭りにはこの枝葉が用いられます。
シュンラン (ラン科シュンラン属)
日本に普通にある地生ランで、地下に偽球茎があり、偽球茎上に葉が出ます。花の色はさまざまあります。花を塩漬けにしてお茶にすることがあります。ホクロ、ジジババなどと呼ばれることもあり親しみのある花です。
シデコブシ (モクレン科モクレン属)
本州中部の限られた地域に固有に分布します。多数の花弁で美しいので庭木によく植栽されています。色は固体差があります。英語ではStar or Starry Magnolia、中国語では四手辛夷といいます。
アブラチャン (クスノキ科シロモジ属 )
落葉小高木で、雌雄異株です。上が雄花で、下が雌花です。果実は球形で中の種子は油分に富み、中部地方では灯用に用いられました。枝葉も油分を持ち、よく燃えるのでこの名があります。
アンズ (バラ科アンズ属)
落葉高木で、花は淡紅色で5弁または重弁です。果実は生食やジャム、果実酒などに利用されます。種子は杏仁といい漢方にも用いられます。また杏仁からとった油も軟膏などにもちいられます。英語ではCommon Apricot、中国語では杏といいます

2008年3月24日

トサミズキ (マンサク科トサミズキ属)
日本固有の植物で、高知県の蛇紋岩や石灰岩地域のみに生育します。早春に黄色の花を穂状にたらします。花序の長さは4㎝ほどで、雄しべの葯が暗赤色です。春を彩る花としてよく植栽されています。
ジンチョウゲ (ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)
常緑の低木で春先に10以上の花を頭状に咲かせます。花弁に見えるものはがくで外側は紫紅色、内面は白色です。芳香が強く庭木としてよく植えられています。苑には花全部が白色のシロバナジンチョウゲ(写真下)の品種もあります。英語ではDaphne、中国語では瑞香といいます。
ヒサカキ (ツバキ科ヒサカキ属)
暖地の常緑低木で雌雄異株です。花は下向きに咲き、臭いがあります。写真上は雄花です。写真中は雌花で花も少し小さくまばらについています。下は花弁を取ったところで左が雌しべで右が雄しべです。
シキミ (シキミ科シキミ属)
仏時の時に利用される常緑の小高木です。花は淡黄緑色で、輪生します。葉には油点があり傷つけると抹香の香りがします。苑には紅赤色の園芸品種もあります。 英語ではJapanese Anise-Tree、中国語では樒といいます。
ヤマモモ (ヤマモモ科ヤマモモ属)
樹脂状の芳香を有する雌雄異株の常緑高木です。上は雄花序で赤褐色の多数の花をつけます。下は雌花序で、短い数個の花をつけます。6月頃に赤い球形の果実をつけます。英語ではChinese Strawberry Tree、中国語では楊梅といいます。
カンヒザクラ (バラ科サクラ属)
3月下旬頃に濃紅色の釣鐘形で垂れる花をつけます。花は一重の中輪です。開花期は長く、太いがく筒を持ちます。寒緋桜、緋寒桜、元日桜などとも呼ばれます。苑に隣接している佐倉城址公園には50品種近い桜が植栽されています。

2008年3月17日

ハルサザンカ群 “古金襴”
古金襴は淡桃地に紅の縦絞りや吹っかけがはいります。一重で盃状に開きます。1789年の『諸国花形帳』に記載されています。
ウメ (バラ科サクラ属)
ウメは落葉の小高木で、花色は白か淡紅色で、香りがあります。基本種は花弁が5枚で平開し、雄しべは多く花弁より短い特徴があります。ウメは野梅系、緋梅系、豊後系、アンズ系に分けられ、豊後系の果実が大きく食用に利用されます。英語ではJapanese Apricot、中国語では日本と同じく梅といます。
ウメ“唐梅” (バラ科サクラ属)
緋梅系は木質部が赤いので区別しやすいです。写真上は唐梅で、紅色の八重咲中輪で、開花後に淡紅色になります。古くからの品種で、盆栽や植木に適していています。植物苑では唐梅の紅とナバナの黄色が美しいようすが見られます。(写真下)
ダンコウバイ (クスノキ科クロモジ属)
雌雄異株の落葉低木です。苑内のものは雌株で、小さい花ですが、花弁が6枚、退化おしべが9本、雌しべが1本見えます。英語ではJapanese Spice Bush、中国語では三椏烏薬といいます。

2008年3月6日

ハルサザンカ群 “蜀紅錦”
濃紅地に白星斑の一重咲です。「日渉園茶梅譜」(1885年)に記録があります。久留米や平戸など九州に古木が多いです。
ハルサザンカ群 “紅雀”
桃紅色で八重咲の極小輪です。京都・霊鑑寺の八重侘助が原木です。関西では散姫とも呼ばれています。
ヒメサザンカ (ツバキ科)
南西諸島の沖永良部、沖縄、久米、石垣、西表に固有の種で、常緑樹林に生育しています。花に香りがあるので、香りのよい園芸品種を作る親としてよく使われます。
オオイヌノフグリ (ゴマノハグサ科)
畑や道端に生える2年草です。明治の中頃に日本に入った帰化植物です。日の当たっているときだけ開く、紫色のすじのある小さな花をつけます。花冠は4裂し、上部の裂片がやや大きいです。雌しべ2個が見えます。中国語で波斯婆婆納といいます。
ホトケノザ (シソ科)
葉が段々のつくことから、三階草とも呼ばれる2年草です。小さな唇形花を密につけます。花の中には、つぼみのまま結実する閉鎖花が多数まじります。英語ではHenbit、中国語では宝蓋草といいます。