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2008年2月28日

ハルサザンカ群
ハルサザンカ群が満開です。「冬の華・サザンカ」の展示期間は終わっていますが、ハルサザンカ群がまだ咲いています。鮮やかな紅色や、紅の中に白い斑がはいっているものがあります。写真は讃岐で平開咲、小輪で鮮紅色の美しい花です。
鎌倉絞 (ハルサザンカ群)
紅色地に白斑で、花により斑は変化します。ラッパ咲です。江戸時代の椿図譜に出てきています。
アオキ (ミズキ科アオキ属)
常緑の低木で、雌雄異株で冬に赤い果実をつけます。寒い地方の室内観賞植物としてや、野外での庭園植物として栽培されています。写真上が雌株で、赤い果実が付いているのが見えます。真ん中が雄株です。花芽を切ってみるとこんなにも大きさが違います(写真下)。雄株で丸いものは1つ1つが花芽です。1783年にヨーロッパに導入されたときは雌株のみで実をつけることがなく、最初の結実は1865年に発表されたという話は有名です。英語でJapanese  Aucuba、中国語では青木といいます。

2008年2月21日

シモクレン (モクレン科モクレン属)
中国原産の落葉低木で、葉が開く前に花が咲きます。今は花芽がみられます。花芽は中央部から急に細くなり、毛はあまり多くありません。英語ではLily Magnolia、中国語では辛夷、林蘭、桂蘭といいます。
シデコブシ (モクレン科モクレン属)
本州中部の限られた地域に固有分布している落葉低木です。花は多数の花弁からなり、美しく、庭木としてよく栽培されています。花芽は毛が長くふさふさした感じがします。英語ではStar Magnolia、中国語では四手辛夷といいます。
ユリノキ (モクレン科ユリノキ属)
北米東岸に生育する落葉高木で、葉は半纏(はんてん)の形をし、チューリップに似た花を咲かせるため、ハンテンボク、チューリップ・ツリーなどの名があります。頂芽はアヒルのくちばしのような大きく平たい形をしています。英語ではTulip Tree、中国語では美国鵝掌楸といいます。
ウメ (バラ科サクラ属)
ウメの花が咲き始めてきました。苑内はまだつぼみのものが多いですが、本館横の紅梅はだいぶ色付いて遠くからでもわかるようになってきました。今年の枝は緑色をしています。英語ではJapanese Apricot、中国語では日本語と同じく梅といいます。

2008年2月14日

ニオイミツマタ (ジンチョウゲ科ミツマタ属)
ミツマタの園芸品種で、かすかな匂いがあります。ミツマタの名前は7月ころ枝の先が3本に分かれてくることからついています。今は頭状の花序が見られます。花序は30から50個の花からなります。先端が4裂しているので花序のようにみえますが、この部分はがくです。花が咲いている頃に枝を切り取り、湯がいてから皮をむいて繊維とし、和紙の原料にします。英語でPaper-Bush、中国語で結香といいます。
シナマンサク (マンサク科マンサク属)
中国中部原産で花の時期まで枯れ葉が残るのが特徴です(写真中)。リボンの様な線形の黄色の花弁が4枚、がく片は4個で暗紫色をしています。花弁は内側に巻いたリボンが1枚ずつ伸びていくような咲き方をします(写真下)。花にいい香りがあります。英語でChinese Witch-Hazel、中国語で金縷梅といいます。
アカバナマンサク (マンサク科マンサク属)
マルバマンサクの変種で、花弁やがくの部分が赤いものをいいます。葉はまだ出ていませんが葉の上半部がまるいのが特徴です。葉が出てきたら是非シナマンサクの葉と比べてみてください。花芽のつき方も違います。
フキ (キク科フキ属)
日本原産で花序や花茎、葉柄を食用にする雌雄異株の多年草です。短い直立した茎の頂部に散房状の筒状花のみからなる頭花をつけます。葉柄を「ふき」、花茎を「ふきのとう」といいます。この写真は「ふきのとう」です。英語でJapanese Butterburといいます。

2008年2月7日

ハラン (ユリ科)
常緑の多年草で、太い根茎が地中を横にはってのびます。節から葉柄をだし、葉はやや左右非対称です。葉は料理の添え物として利用されています。葉の質や斑模様の変化でたくさんの園芸品種があります。明治末には100品種余が紹介されています。写真はもう少しで開花するハランの花です。英語ではCast-Iron Plant、中国語では蜘蛛抱蛋といいます。
テッポウユリの葉 (ユリ科)
花形がかつてのらっぱ銃に似ていることからその名がつけられました。西南日本の奄美、沖縄諸島などに自生しています。ユリ属は現在までに96種が知られ、日本にはそのうち15種が数えられています。特に観賞価値の高いものが多く、世界的にユリの原産地として有名です。英語ではWhite Trumpet Lilyといいます。
“有楽”ツバキ (ツバキ科)
京ツバキ系で、青みのあるピンク色をし、極小輪一重咲の早咲きです。「うらく」と読みます。別名“太郎冠者”“楊紀茶”“土佐椿”といいます。侘助の仲間で、この品種は茶人織田有楽斎が茶花として特に好んだことで、その名が付けられたといわれます。
雪の日の植物苑
2月3日(日)はここ数年にない大雪が降りました。あずまやもご覧のように白い屋根になってしまいました。