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2007年6月28日

ジュンサイ(スイレン科ジュンサイ属)
池や沼に生育する多年草の水草で、茎や葉柄、新芽などは粘質物におおわれます。花は紫色で、がく片、花弁とも3枚あります。果実は袋果で裂開はしません、最近は栽培されたものが市場に出回っています。
オオヤエクチナシ(アカネ科クチナシ属)
クチナシの園芸品種で、古くから栽培されています。クチナシよりも大型で、香りも強く、ガの1種のオオスカシバが好んで付き食害されます。苑内にはクチナシ、小型のヤエコクチナシもあります。

ラッカセイ(マメ科ラッカセイ属)
子実を食用、搾油原料として利用します。枝が横に這う匍匐(ほふく)性と、立ち上がる立性とがあります。花は葉のつけ根に咲きます。おもに自家受粉し、開花後5日目ころから花の基部が地面に向かって伸びていきます。

テッポウユリ(ユリ科ユリ属)
花形がらっぱ銃に似ているので、その名があります。純白でほのかな芳香があります。クリスマスや冠婚葬祭にはなくてはならない花です。
ミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)
湿地に生える多年草で、全体に毛がなく、直立し、上部で枝分かれをします。盂蘭盆会の仏事に用いる風習があります。
ハンゲショウ(ドクダミ科ハンゲショウ属)
水辺や湿地に群生する多年草です。茎の上部の葉の下半分が白色になっていてよく目立ちます。名前は夏至から11日目の半夏至の頃に咲くことからという説や、この葉色から半化粧というなどの説があります。
アマ(アマ科アマ属)
茎からは繊維、種子からは油をとります。繊維用品種は冷涼地が適し、枝分かれをしませんが、種子用品種は温暖地でもよく多くの枝をだします。苑内のものは種子用品種です。

2007年6月21日

ユウゼンキク(キク科シオン属)
北米原産の耐寒性多年草で、枝はよく分枝し、背丈は矮性で30cmくらいになります。通称名でユウゼンキクといわれるものは、近縁のアメリカシオンなどの園芸品種の総称です。苑内のも園芸品種です。
クマノミズキ(ミズキ科ミズキ属)
山地に生える落葉高木です。ミズキとは違い、葉が対生し、枝の張り方は放射状で、斜上します。花は散房花序を枝先につけ、ミズキより1ヶ月ほど遅く咲きます。樹皮は暗灰緑色で浅い裂け目が縦に入ります。
ザクロ(ザクロ科ザクロ属)
鑑賞用や薬用に栽培されている落葉小高木です。枝わかれが多く、とげがあります。新しい枝に朱赤色の花をつけます。鬼子母神が手に持つ吉祥果や、その神紋にザクロがつかわれています。ザクロを吉の木と思う地方と、嫌う地方があります。以前は金属鏡はザクロの実の汁で磨いていました。

クチナシ(アカネ科クチナシ属)
暖地に生える常緑低木で、花や果実が美しいので庭木として栽培されています。花には香りがあり、花飾りや香り水に利用されています。果実は無毒なので、食用やクチナシ染めに利用されています。
ナンテン(メギ科ナンテン属)
庭木としてよく栽培されています。茎の先端には円錐花序をつけます。花は白色で6本の雄しべが良く目立ちます。葯はほかのメギ科の植物とは異なり、縦に裂開します。果実を薬用にも利用し、葉は縁起ものとして、お赤飯に添えたりします。

 

2007年6月14日

クリ(ブナ科クリ属)
縄文時代から食用に利用されている落葉の果樹です。雌雄異花で、遠くからよく目立つ白い尾のようなものは、ほとんど雄花です。その尾状花序の基部に、あまり目立ちませんが雌花が咲きます。虫媒花なので、独特の強い香りあります。
ヤブニッケイ(クスノキ科クスノキ属)
本州福島以南に分布する常緑高木で、西日本に多いです。栽培されるニッケイとは、葉の支脈が先端までいかないこと、葉の裏に毛がないことから区別できます。本種の葉や樹皮にはニッケイのような芳香は少ないです。
ホップ(アサ科カラハナソウ属)
雌花をビール醸造に利用します。雌雄異株で、雌株が成熟すると各小花の基部にルプリンと呼ばれる黄色の粉ができます。受粉するとルプリンの芳香が失われるので、雄株は栽培しません。日本に入ってきたときも雌株だけでした。
ヤマアジサイ “富士の滝”(ユキノシタ科アジサイ属)
ヤマアジサイの園芸品種で、丸みのある花弁の八重咲きで、日のあたり具合で淡ピンクにも見えたりもします。

アマチャ(ユキノシタ科アジサイ属)
ヤマアジサイの変異種のうち、植物体に甘味のあるものの系統をいいます。甘茶は4月8日の潅仏会にはなくてはならないものです。装飾花のがく片は円形から中央が少しくぼみます。またふちが重なりあっているため、がく片が1個しかみえません
シナノキ(シナノキ科シナノキ属)
日本固有の落葉高木です。花は香りがよく、良質の蜂蜜がとれます。花序には狭長楕円形の総苞葉がつき、花には花弁、がく片、花弁状の仮雄しべがそれぞれ5個ずつあります。樹皮からは、しな布をとることができます。

春のモミジを展示しています。

秋の紅葉を思わせる黄や赤色の紅葉を展示しています。

 

2007年6月7日

ムラサキシキブ (クマツヅラ科ムラサキシキブ属)
山地に生える果実が美しい落葉低木です。果実は球形で秋に紫色に熟します。鳥が食べることによってよく広がります。材は硬く、あまり太くなりませんが利用されます。
ベニバナ (キク科ベニバナ属)
南西アジア原産の2年草です。薬用・染料・油などに、また鑑賞用にも栽培されています。花は筒状花だけからなります。葉はアザミに似て刺があるので、紅花摘みは朝露のあるうちにつまないと刺をさしてしまいます。花だけを乾燥させて、紅餅にして流通します。
ナギ (マキ科ナギ属)
雌雄異株の高木で、古くから熊野信仰と結びついて神社などに植えられています。暖地では庭木や並木として植えられ、樹皮のタンニンは皮のなめし剤や染料に、種子から取れる油は神社の灯用に使われました。上が雄花、下が雌花です。
オオバギボウシ (ユリ科ギボウシ属)
東アジア特産属で日本に種類が多く、生育場所は多様で、種による特徴があります。本種は草原、林縁など普通の土壌に広く生えます。山菜として関東ではウリッパやウルイ、越後ではアマナの地方名があります。

バショウ (バショウ科バショウ属)
大型の多年草で、葉鞘が巻き重なって茎のように見える偽茎が直立します。花茎の基部には2列の雌花が並んだ花房をつけます。本種は最も耐寒性のある種で庭園によく植えられています。昨年は天候不順で春と秋に2回花茎を付けました。

伝統の古典菊
10月30日からの伝統の古典菊のさし芽が順調にすすんでいます。先端の芽をつまんで、2時間くらい水につけ、斜めに切り直しをし、発根剤をつけて暗いところに置いて、根が出てくるのを待ちます。

伝統の朝顔

7月24日から「くらしの植物苑特別企画 伝統の朝顔」を開催します。

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