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2007年5月31日

ヒルガオ
ヒルガオ

■ヒルガオ (ヒルガオ科ヒルガオ属)

夏緑の耕地や道端に生える多年草で、アサガオによく似た花をつけます。葉は、ほこややじりの形をしています。同じ仲間のコヒルガオは花が少し小さく、葉がヒルガオの葉の耳の部分が大きくなっています。上がヒルガオで、下はコヒルガオです。

ニンジン
ニンジン

■ニンジン (セリ科ニンジン属)

当初導入されたものが、チョウセンニンジンに似ていることからその名がついたといわれます。ニンジンの根は胚軸と根が肥大したもので、その頂部から葉が出ます。花は複散花序で苑内では白い花が咲き始めてきました。

ドクダミ ドクダミ
ドクダミ

■ドクダミ (ドクダミ科ドクダミ属)

ドクダミは1属1種の多年草で、低地や林下に群生します。白い花のように見えるのは4枚の総苞葉です。ろうそくのようにあるのが花の集まりです。苑内には個々の花の苞葉が発達したヤエノドクダミ、葉に斑の入ったフイリドクダミの園芸品種もあります。

アサザ

■アサザ (ミツガシワ科アサザ属)

池や沼に生える地下茎のある多年草です。花は黄色く3㎝ほどで、縁には長い毛があります。

ハゼノキ

■ハゼノキ (ウルシ科ウルシ属)

果実から木蝋をとるために古くから栽培されていました。秋には紅葉が美しい木です。ヤマハゼは若枝や葉裏に毛があることから区別されます。果実は蝋やポマードに、材は寄木細工の黄色材としても利用されています。

ハマナス

■ハマナス (バラ科バラ属)

海岸の砂地に生える落葉低木です。北海道に多く、茨城-鳥取県くらいまで分布します。根はタンニンを含み染料として、花は香料に、果実は食用や乾燥させてお茶などに利用されます。

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2007年5月24日

ウンシュウミカン

■ウンシュウミカン (ミカン科ミカン属)

ミカン属のマンダリン類で、日本の代表種として栽培されています。かんきつ類のなかでは寒さに強いほうで千葉県以西の海岸地帯で栽培されています。

ユズ

■ユズ (ミカン科ミカン属)

かんきつ類のなかでは日本の代表的調味用で、料理によく利用されます。果実面が粗いことから古くはオニタチバナと呼ばれました。常緑の直立性でかなり大木になります。花弁は5枚でわずかに芳香があります。

タチバナ

■タチバナ (ミカン科ミカン属)

ただ一つ日本原産とされるかんきつ類でヤマトタチバナともいいます。常緑の小高木で5枚の花弁があり、かすかな芳香があります。文化勲章はこの花をかたどっています。

カキ

■カキ (カキノキ科カキノキ属)

カキは果実を食用にするために広く栽培されています。菓子として調味料として古くから栽培されてきました。苑内にはシナノガキ(カキノキ科カキノキ属)があります。マメガキともいい、果実の大きさが1.5cmと小さく、熟すと黄色から紫色になります。霜にあたると甘くなりますが、それまでは渋いです。未熟の果実から渋を取るために栽培されていました。

トベラ
トベラ

■トベラ (トベラ科トベラ属)

日本の暖地海岸に分布する雌雄異株の常緑低木です。節分にこの枝を門に挿して魔よけにしたことからこの名がついたとされています。上が雄株で、下が雌株です。

ウド

■ナツロウバイ (ロウバイ科ロウバイ属)

ロウバイ属のなかでは、夏近くに咲く種類です。ロウバイは黄色の花ですが、本種は白い大きな花が咲きます。

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2007年5月14日

伊勢ナデシコを展示しています
伊勢ナデシコを展示しています

■伊勢ナデシコを展示しています。

その名のとおり、伊勢の松坂地方で江戸時代後期ころに改良されたナデシコです。花弁が下垂れしたものです。京都の宝鏡寺では「御所撫子」とよばれ、もっと下垂れしたナデシコが栽培されています。苑では実生選抜をしながら、長いものを選抜しています。

アオハダ

■アオハダ (モチノキ科モチノキ属)

山地に生える落葉高木で、雌雄異株です。小さい花で気がつかないくらいの雄花です。名は幹を爪でひっかくと、緑色の層が見られることから付けられたといわれます。材は白くて、寄木やろくろ細工に使います。

トウオガタマ

■トウオガタマ (モクレン科オガタマノキ属)

苑内に甘いバナナのような香りがたちこめています。この香りのもとはこの花からです。オガタマの園芸品種で香りがとくに強い品種です。

コウホネ

■コウホネ (スイレン科スイレン属)

鮮黄色の花を水面から出して咲いています、大型の多年生水草です。葉は水中葉と水上葉があり、水上葉は長卵形で、基部はほこ形で全縁です。水中葉は周りが波打っています。実は黄色い花は5枚のがく片で、花弁は小さく中に多数あります。

シャクヤク

■シャクヤク (ボタン科ボタン属)

中国原産で日本には平安時代に渡来したと言われています。鑑賞用に庭によく植えられています。シャクヤクの原種は一重咲きですが、八重咲き、冠咲き、バラ咲きなどいろいろな品種がつくられています。

アマドコロ

■アマドコロ (ユリ科アマドコロ属)

山地に生える多年草で、日本全土に分布します。白い筒状の花が鈴のように下向きについています。似ているものにナルコユリがあります、アマドコロは茎に稜があり、葉の下面は白っぽく、花が1~2個という違いがあります。

ハンカチノキ

■ハンカチノキ (オオギリ科ダビヂィア属)

ハンカチを振っているように見えるので、ハンカチノキといわれます。昨年はたくさんの花をつけたのですが、今年は1つしか確認できていません。ハンカチに見えるものは苞でその中に花があります。

オオタザクラ

■オオタザクラ

今年は地植えをしたので花を期待していました。1輪、大きく咲いたことは咲いたのですが、残念ながら先週の後半に吹いた強い風のために落ちてしまいました。これはその花の写真です。

■春のモミジを展示しています。

秋の紅葉を思わせる黄や赤色の紅葉を展示しています。

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2007年5月10日

ヘラオモダカ

■ヘラオモダカ (オモダカ科ヘラオモダカ属)

水生または湿地性の多年草で、葉身はヘラ形になります。3本の枝を輪生し、さらに3本の小枝を輪生します。花は3枚の白い花弁を持つ小型の両性花で、水田でよく見ることができます。

シラン

■シラン (ラン科シラン属)

低山地や林縁を好む地生ランですが、庭などによく植栽されていて、野生のものはほとんど見ることがありません。地中にある球形の儀球茎は白及根と呼ばれ薬用に、また粘性があるので七宝細工の接着剤にも利用されています。

サンザシ

■サンザシ (バラ科サンザシ属)

中国原産で庭木として栽培される落葉低木です。新枝は有毛で刺があります、葉がでるとともに散房状の花をつけます。秋には紅色に熟した球形の果実をつけます。

イグサ

■イグサ (イグサ科イグサ属)

茎を畳表や花むしろの材料にします。茎は円柱形で葉は退化して短い鞘状となります。花は多数の緑褐色の小花が咲きます。イグサは初夏に先刈りし、若い芽を伸びださせ7月中旬に刈り取り利用します。

カマツカ

■カマツカ (バラ科カマツカ属)

丘や山地に生える落葉低木で、白い複散房花序をつけます。花には雄しべが20本もあります、花弁は5枚です。鎌の柄にされることからカマツカの名があります。カマツカには葉が無毛のカマツカ、有毛のワタゲカマツカ、中間のケカマツカの変種があります。

サワフタギ

■サワフタギ (ハイノキ科ハイノキ属)

山地や谷間に多い落葉低木です。多数の白い花が集まって咲きます。花冠は深く5裂し、雄しべは多数あります。秋には藍色の果実をつけます。よく茂って沢をふさぐようになるので、サワフタギの名があります。