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2007年4月26日2007年4月19日2007年4月12日2007年4月5日

2007年4月26日

キエビネ(ラン科エビネ属)
日陰で生育する春咲種で、苑内のスダジイで日陰になっているところに植わっています。花は唇弁ともに黄色で大輪なのでよく目立ちます、丈夫なので地植えです。エビネとの自然交雑種がたくさんあります。
ミヤコワスレ(キク科ミヤマヨメナ属)
山地に自生するミヤマヨメナから育成された園芸品種です。半日程度日が当たり、やや湿り気のあるところを好みます。
ウワミズザクラ(バラ科サクラ属)
北海道南西部から九州までの山地に分布する落葉小高木です。白い小さな花が穂状につきます。遠くからでもよくめだちます。よく似たイヌザクラは花序の下に葉をつけていないことで見分けられます。佐倉城址公園にはイヌザクラのほうが多く植わっています。
フジ(マメ科フジ属)
2002年にオランダのライデン大学付属植物園より、寄贈されたフジの花が始めて咲きました。まだ鉢植えなので木は小さいですが、たくさんの花芽を付けています。
ヒメコウゾ(クワ科コウゾ属)
和紙の原料とされるコウゾで、野生のものをヒメコウゾといいます。ヒメコウゾは雌雄同株で、枝も細いです。写真の手前にみえるのが雄花で、後ろの赤く見えるのが雌花です。

2007年4月19日

エゾユズリハ(ユズリハ科ユズリハ属)
北海道や日本海側の多雪地方に分布する矮性の常緑木です。写真は雌花で、1本の雌しべが良くわかります。苑内にはほかにユズリハがあり、こちらは常緑高木です。ユズリハは縁起物の木として、お正月に葉を注連縄(しめなわ)などにさしたりします。
タブノキ(クスノキ科タブノキ属)
常緑高木で、暖帯の沿岸地によく生育します。花は円錐花序をつくり淡黄緑色の両性花で、花被片が6枚、雄しべが2本、雌しべが1本が見えます。クスノキのようににおいはありません。樹皮を乾燥して粉末にし、練り上げて線香などの製造に用いられました。
ハナズオウ(マメ科ハナズオウ属)
街中を歩くと、濃い桃色の花が枝いっぱいに咲いているので、よく目立ちます。中国原産の植物で、鑑賞用として日本に入ってきました。葉が出る前に花が咲きます。花は2cmほどの蝶形花ですが、弁が3枚反り返っているのでほかのマメ科の花と少し違います。
ムベ(アケビ科ムベ属)
大きな果実をつける常緑のつる性木本です。花は雌雄同株で白く花弁にみえるのはがく片で、6枚あります。果実はアケビのように開くことはありません。
アオキ(ミズキ科アオキ属)
ヒマラヤから日本にかけて分布する常緑低木で、耐寒性、耐陰性があります。雌雄異株です、冬に赤い実をつけるので、世界的に庭木として栽培されています。写真の上は雄花、下は雌花で、12月頃には赤い実が見られます。
オオタザクラ(バラ科サクラ属)
白川村本覚寺で発見された、花びらが90枚以上、雌しべが20本にも及ぶオオタザクラです。昨年は花は開花しませんでした。今年は地植えにし、木も大きくなりました、つぼみもたくさんつきましたので、楽しみです。

2007年4月12日

アケビ(アケビ科アケビ属)
山野に見られる、つる性低木で、掌状に5枚の小葉があります。花は雌雄異花で雌花のほうが大きく、雄花には6本の肉質雄しべと、退化した雌しべがあり、雌花には退化した雄しべと6~9本の雌しべがあります。写真はシーボルトコーナーに植わっているアケビで、苑内にはミツバアケビもあります。
ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
山野に生える春咲短期植物で、日本全域に分布する多年草です。白い花びらのようにみえるのは花弁状のがく片です。イチリンソウとは、葉の切れ込みが粗いことや、葉に柄がないこと、花の大きさや数で見分けられます。
レンゲソウ(マメ科ゲンゲ属)
田植え前の田んぼ一面に生えていて、花つみをしたりして親しみのある中国原産の越年草です。茎の先端には輪状に7~10個の蝶形花をつけます。畑に蒔いて緑肥や牧草、蜜源植物としても重要です。
ミズメ(カバノキ科カバノキ属)
山野に生える落葉高木で、樹皮を傷つけると樹液がでるのでこの名があるともいわれます。雌雄同株です。枝を折るとサリチル酸メタルのにおいがします。写真の上が雌花序で直立します、下が雄花序で穂は垂れ下がります。古代には弓の材料にされたといわれています。

モチノキ(モチノキ科モチノキ属)
海岸に近い山野に生える常緑の高木で、雌雄異株です。写真は雄株で、花が集合してつきます、雄花には完全な雄しべ4本と退化した雌しべがあります。夏に樹皮をはいで数ヶ月水につけ腐らせ、臼でついて鳥もちを作ったりします。

2007年4月5日

イロハモミジ (カエデ科カエデ属)
葉が掌状に5~7裂する落葉高木です。枝先に暗赤色の小さな花が10数個、枝垂れてつきます。淡い緑の葉のなかに赤い花がめだちます。葉が小型で矮性のものは園芸品種として、江戸時代から楽しまれています。
ハクサイ (アブラナ科アブラナ属)
中国原産といわれています。サントウサイに属して、結球するものをハクサイといいます。低温が続いて長日条件にあうと花芽を分化し始めます。花はアブラナ科の黄色の花をつけます。上は全体像で、下は花だけです。
ホウレンソウ(アカザ科ホウレンソウ属)
西アジア原産の、葉を食用にする1~2年草です。江戸時代には日本に入ったといわれ、在来種の多くは種子にとげのある角種子種で秋まきタイプです、明治以降導入された西洋種はとげのない丸種子種で春まきタイプです。あまり知られていませんが雌雄異株で上が雄株、下が雌株です。
コクサギ(ミカン科コクサギ属)
山野の木の下に生える落葉低木で、1属1種の雌雄異株です。葉のつき方が一側に2葉ずつ出す変則的互生(コクサギ型葉序)です。上が雄株、下が雌株です。木の傍にくると強い臭いがあります。