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- コマツナ“小松菜”(アブラナ科アブラナ属)
- 黄色の十字花が咲き初めてきました。小松菜は関西ではあまり栽培されていません。主に関東で栽培され、お浸しや油炒めによく利用します。花には花弁が4枚、長いおしべが4本と短いおしべが2本あり、これはアブラナ科に特有です。
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- トサミズキ (マンサク科トサミズキ属)
- 自生地は高知県(トサ)の蛇紋岩、石灰岩地帯です。限られた自生ですが春先に黄色の花が咲く落葉低木で、庭木としてよく植えられています。花は穂状に6~8個の花がつき、暗赤色の葯(やく)と細長い花柱が2本見えます。
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- サンシュユ (ミズキ科ミズキ属)
- 中国・朝鮮原産の落葉小高木で、春先に黄色の花が咲く木として庭に植えられることが多いです。花は小さいですが花弁は4枚、おしべは4本で花弁の先端は反り返っています。樹皮は不規則な鱗状にはがれ、若い枝には4個の鈍い陵があります。
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- ジンチョウゲ (ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)
- 中国原産の常緑低木で、早春、枝の先に10~20個の頭状花を咲かせ、芳香が強い木です。花弁に見えるのはがくで外が紫紅色、内が白色で平開します。雌雄異株とされていますが花では確認することはできません。雄性で結実しない株が多いです。苑内には花の色が白い園芸品種のシロバナジンチョウゲ(写真下)もあります。
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- 伝統の桜草 (4月17日から5月6日まで『伝統の桜草』展開催予定)
- 例年になく暖かい冬、桜草の芽分け・植え替えが終了しました。250品種各2鉢にもおよぶ鉢数です。もう芽が出ているものがあります。4月中旬には可憐な花を咲かせてくれることでしょう。
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