くらしの植物苑
今週の見どころ
2007年2月22日

■ツバキの花 大きさ比べ
ツバキが色々と咲いています。花の大きさを比べてみましょう。一番大きいのが明石潟というツバキです。その横の下からヤブツバキ、ヤクシマツバキ、雲龍椿、色の淡いのが侘介系の有楽です。

■ヤクシマツバキと雲龍椿の果実比べ
昨年の果実がついていました。ヤクシマツバキのところに雲龍椿の果実を並べて比べてみました。前回、ヤクシマツバキの果実が大きいと紹介しましたが、実際に並べてみるとこんなにも違います。

■フキ (キク科フキ属)
フキの花は直立した茎の先端に、筒状花だけからなる花をつけます。フキは雌雄異株で、一般的に遠目で黄色っぽくみえるのが雄株で、白っぽく見えるのが雌株です。雄株は花が終わると枯れていきます。もう少し花が開き気味になると分かりやすいと思います。

■ダンコウバイ (クスノキ科クロモジ属)
壇香梅・鬱金花ともいわれ、ロウバイやマンサクのように、葉が出る前に黄色い花が咲きます。雌雄別株で苑内のものは雌株です。雌花にはめしべ1本、退化おしべが9本あります。小さい花ですがめしべが目立ちます。

■シキミ (モクレン科シキミ属)
常緑の小高木で、樹皮や葉から線香や抹香を作ります。寺院や墓地によく植えられています。花色が薄紅色のものをウスベニシキミといいます。苑内には、シキミの園芸品種と西洋シキミがあります。中国料理につかう八角はトウシキミです。
■苑内で見られる花
ハルサザンカ・カンツバキ・ヤクシマツバキ・ヒメサザンカ・ツバキ・ヤブツバキシナマンサク・ベニバナマンサク、ソシンロウバイ、スイセン、フクジュソウ、シキミ、ウメ、ダンコウバイ、ナバナなど
2007年2月15日

■ヤクシマツバキ “リンゴツバキ” (ツバキ科ツバキ属)
九州地方南部、屋久島などに分布するツバキです。花は母種のヤブツバキと変わりませんが、大きな果実が熟するとまるでリンゴのようにみえるのでリンゴツバキともいわれます。

■ツバキ(雲龍椿)
ツバキの園芸品種が咲いてきました。写真は雲龍椿という品種です。ほかには苑内最大花の“明石潟”、侘助の系統をもつ“有楽”、香りのあるヒメサザンカ、展示温室にあるハルサザンカなど、ツバキ属の花をぜひ御覧下さい。

■コブシ (モクレン科モクレン属)
コブシの、長い軟毛に覆われた花芽が大きくなってきました。輪状の托葉痕が目立ちます。写真は本館入り口のコブシですが、苑内の木もたくさんの花芽を付けています。

■シデコブシ (モクレン科モクレン属)
自生は東海地方の海岸地域で、東海丘陵要素の樹木です。花色には個体差があり、白から濃い桃色まであります。長枝と短枝の花芽が少し異なります。葉芽には托葉痕が見られます。
■その他の今が見ごろの植物
サザンカ・ツバキ(ハルサザンカ・ヒメサザンカ・ヤブツバキ・ヤクシマツバキ・侘助)、 ウメ(唐梅・白梅)、ロウバイ(ソシンロウバイ)、ミツマタ(ミツマタ・ニオイミツマタ)、 マンサク(シナマンサク・ベニバナマンサク)、草本(フクジュソウ、スイセン、ナバナ)
2007年2月8日

■ハルサザンカ群の展示
ハルサザンカ群を継続して展示しています。写真は鶯花梅で、なかなか咲かなかった品種です。ほかのハルサザンカ群に比べて花色や花形が地味な感じがします。

■ウメ (バラ科サクラ属)
“唐梅”の桃色のウメが咲いてきました。今年は花芽の付きがよく、たくさんの花を咲かせてくれることでしょう。苑内の白梅も咲いてきました。

■ベニバナマンサク (マンサク科マンサク属))
シナマンサクに続いて、園芸品種のベニバナマンサクの赤い花が咲いてきました。ベニバナマンサクの木は小さいのですが、横のソシンロウバイの黄色とベニバナマンサクの赤が目立ちます。ちなみに、シナマンサクは満開を迎え、木全体が黄色にみえます。

■サザンカの自生種の定植
黒ポットで栽培されていた自生のサザンカの定植をしました。定植されたところは、カンツバキ群やサザンカ群が地植えされているところです。
2007年2月1日

■ハルサザンカ展示中
ハルサザンカ群の殆どの品種が咲いてきました。ハルサザンカ群はサザンカ群やカンツバキ群とは違い、花色が華やいでいます。また芳香のあるものもあるので、温室の中はいい香りが立ち込めています。

■ヒメサザンカ (ツバキ科ツバキ属)
沖縄に分布する2~3cmの極小輪の白花が野生種です。ツバキ属の中では一番芳香が強く、梅に似たあまい香りがあります。苑内のものは桃色で、ヤブツバキとの交配で作出した雑種の1つです。芳香がありますので楽しんでください。

■ニオイミツマタ (ジンチョウゲ科ミツマタ属)
葉より先に黄色の花が咲きます。花には花弁がなく、がくは黄色の筒形で、外面は白い絹毛で覆われています。また枝が3本に分かれるのが特徴的な木です。ミツマタは和紙の原料木として栽培されています。苑内にはミツマタとニオイミツマタがありますが、ニオイミツマタはかすかな芳香があります。

■オオタザクラの定植
2003年よりポット植えにされていたオオタザクラを定植しました。昨年は小さな花芽を付けただけで、大きく開きませんでしたが、今年はどうか今から楽しみです。




























