くらしの植物苑
今週の見どころ
2006年12月21日

■サカキ (ツバキ科サカキ属)
照葉樹林によくはえる常緑高木で、枝を神事に用いるので、神社によく植えられています。頂芽が細長く、先がカマ状に曲がるのが特徴的です。榊・賢木とも書きます。

■シキミ (シキミ科シキミ属)
シキミ科はシキミ属1属で、アジアと北アメリカに隔離分布しています。葉を仏壇やお墓に供えたりするのに用いられる常緑小高木で、全木に芳香があります。葉や樹皮からは抹香や線香もつくられ、また全木に毒があります。

■タチバナ (ミカン科ミカン属)
日本原産とされるかんきつ類で、常緑の小高木です。ヤマトタチバナともいい、文化勲章はこの花をかたっどています。果実は小さく酸味が強いです。

■ツワブキ (キク科ツワブキ属)
海岸付近に生育する、常緑の多年草です。痩果は円柱形で毛を密生します。庭に植えてもよく育つので、古くから栽培されています。斑や縮れ葉の園芸品種も多いです。また、あぶった葉を化膿や湿疹の治療に用いることもあります。
■くらしの植物苑からのおしらせ
1月5日(金)から3月4日(日)までの間の毎日(休苑日除く)、くらしの植物苑ご来苑のかた先着10名様に植物苑採取の種子をプレゼントいたします。お楽しみに!
2006年12月14日

■冬の華・サザンカ (ツバキ科ツバキ属)
展示場には、サザンカ群・カンツバキ群がみごろを迎え、ハルサザンカ群が咲きはじめてきました。また苑内のヤブツバキも咲いています。詳しくは冬の華・サザンカホームページをご覧下さい。写真はハルサザンカの六歌仙です。

■クチナシ (アカネ科クチナシ属)
暖地に生える常緑低木で、6~7月に咲いた花が、今果実になっています。果実は楕円体で稜が6あります。また果実は黄色の染料に使い、無害なのできんとんや沢庵漬など食用にも用いられます。形は将棋盤や囲碁盤の脚のモチーフとされたりしています。

■ニシキギ (ニシキギ科ニシキギ属)
山に自生する落葉低木で、今の時期は紅葉も美しく、枝にはコルク質の翼が4条発達し特徴的です。古和名ではオニノヤガラとも言います。枝にコルク質の翼がないものをコマユミとして区別します。

■ユズリハ (ユズリハ科ユズリハ属)
暖温帯の山地に生育する常緑高木で、葉は光沢のある深緑色の表と、粉のように白っぽい裏からなります。長い葉柄は赤色をおびます。古名はユズルハ、中国では交譲木といいます。苑内には日本海側多雪地方のエゾユズリハがあります。
2006年12月7日

■冬の華・サザンカ
ハルサザンカ群も咲きだし、展示場はにぎやかになってきています。16日(土)は「花木文化の粋-ツバキとサザンカの世界-」箱田直紀(恵泉女学院大学)先生の講演が13:30から本館講堂にて行なわれます。写真はカンツバキ群の晴姿です。

■トチノキ (トチノキ科トチノキ属)
葉もすっかりと落ち、冬芽や葉痕の観察にいい季節になりました。トチノキの冬芽は大きく見やすいです。冬芽には油脂があり、ネバネバとしています。動物に冬芽を食べられないための戦略でしょう。

■マンリョウ (ヤブコウジ科ヤブコウジ属)
樹の陰に成育する常緑の低木で、青い葉と赤い実でお正月の飾り物など、観賞用に栽培されています。

■ホソバヒイラギナンテン (メギ科ヒイラギナンテン属)
中国原産でヒイラギナンテンに似ています。常緑の低木で、ヒイラギナンテンは4月頃に花が咲きますが、これは11月頃に開花します。中国で十大功労薬といわれるヒイラギナンテンと同じに薬効があります。





























