このページの目次
開催概要展示内容および主な展示資料関連企画

開催概要

いざなぎ流-御幣に見る祈祷の造形-
開催期間2007年7月24日(火)~8月19日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 れきはくプロムナード
開催期間 2007年7月24日(火)~8月19日(日)
主催 人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館

高知県東部、徳島県と境を接する物部の山間部に伝承される民間宗教“いざなぎ流”は、病人治癒のための祈祷を始め、託宣、家の神の祭祀、虫祈祷、祈雨、神楽、等々の祭儀を実践してきましたが、その祭儀において御幣が重要な役割を果たします。御幣の使用は、神道・仏教・修験道などの列島の多くの儀礼にも見られますが、いざなぎ流において注目されるのは、御幣の頭の部位に目・口・角等が付けられて、神霊そのものとして祭祀されることです。その数・種類は100を超え、それぞれが山・川や家の精霊、方位の神、呪詛(すそ) 神、病霊等を表現しますが、これら諸神霊に対する認識は、杣(そま)・猟師・炭焼き・大工・鍛冶、等を生業とする、山村で生活する人々の信仰と共通するものであり、民間信仰を基盤とした造形、表象としても貴重なものといえます。

本プロムナード展示においては、これら特徴的な御幣のいくつかを紹介しつつ、いざなぎ流祈祷の特質を、物部の山深い地における生活に根差した信仰とともに考えます。弓や綾笠等のいざなぎ流に特徴的な祭具や、日月祭など祭りの折に演じられた芸能にて使用された仮面等も展示し、本館制作の民俗研究映像「物部の民俗といざなぎ流御祈祷」(80分)の上映も行います。

展示内容および主な展示資料

1) 大山送り用神木

2) 水神 女辰の幣

  • いざなぎ流御幣(山・川の精霊の御幣を中心に約20点) 
  • いざなぎ流祈祷祭壇(本館蔵)
  • 物部村仮面(本館蔵)
  • いざなぎ流祈祷祭具
  • いざなぎ流祈祷資料
  • 安部清明祈祷祭壇復元模型(本館蔵) 
  • 「康成妖怪調伏図」(日月の祭壇) (本館蔵) 等

ギャラリートーク

8月9日(木) 14:00~

※内容は変更する場合があります