第21回 歴博映画の会「現代の葬送儀礼」
開催要項
日時 | 2014年5月3日(土・祝)13時30分~15時30分 |
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場所 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
定員 | 260名(当日先着順・申込不要) |
参加費 | 無料 |
主催 | 国立歴史民俗博物館 |
協力 | 国立歴史民俗博物館友の会 |
内容
本映像は2005年に行われた長野県南部の下條村のある家の通夜から埋葬までの記録です。この映像を含む、現代の葬送儀礼というテーマで制作された一連の映像は、一般家庭の葬儀や葬祭業者、葬儀用品メーカーなどの関わりなどの記録を通して、2000年代の葬儀の動態と地域の変容、葬儀産業の進展を照射するものです。
現在、急速に葬儀が小規模化、簡略化しており、葬儀の意義が問われるようになっています。この映像ではそれ以前の多数の参列者がまだある葬儀の時代を映し出していますが、その後の変容の萌芽も見えているなかで、人びとにとって葬儀とはなんであるのか、その意味も考えてみたいと思います。
上映作品
「現代の葬送儀礼 村落における公共施設での葬儀-長野県下條村宮嶋家」(2005年、上映時間45分)
製作/国立歴史民俗博物館、制作監督/山田慎也、製作協力/TV-4、日本映像制作株式会社
解説
山田 慎也(当館民俗研究系)
関連資料
第21回 歴博映画の会「現代の葬送儀礼」チラシ(PDFファイル)