「変わり続ける音と声と暮らし」
開催要項
日時 | 2013年9月7日(土)13時30分~15時30分 |
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場所 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
定員 | 260名(当日先着順・申込不要) |
参加費 | 無料 |
主催 | 国立歴史民俗博物館 |
協力 | 国立歴史民俗博物館友の会 |
内容
本映像は、1991年に本館の民俗研究部に所属し、民俗音楽学を専門とする小島美子教授によって制作されました。舞台となる宮崎県椎葉村は、九州山地に抱かれた山深い村であり、焼き畑や狩猟によって生計をたてていました。
しかし、撮影当時、近代化、都市化によってかつての生業は過去のもとのなり、彼らが伝承してきた歌や芸能も著しく変化しつつありました。解説では、この映像は「椎葉の伝統的な生活に根ざした歌とともに、変わりゆく民俗音楽の様相を記録したもの」と位置づけられています。撮影から20年以上が経過した現在、撮影当時の歴史的な位置づけについても注意しながら、この「民俗音楽誌」の意味について考えます。
上映作品
「椎葉民俗音楽誌1990」(1991年、上映時間120分)
製作/国立歴史民俗博物館 民俗研究部制作/小島美子、制作協力/株式会社エーピーシー
解説
川村 清志(当館民俗研究系)