歴博映画の会
開催終了の歴博映画の会
国立歴史民俗博物館には、制作および収集してきた民俗と歴史の記録映画があります。これらの映像を通じて民俗と歴史への知識と理解を深めていただくとともに、歴博の研究活動をひろく皆様に知っていただきたいと思います。教員による作品解説も行います。 皆様お誘いあわせの上、おいでください。
第5回 歴博映画の会 「日本捕鯨業の南氷洋進出」
開催要項
| 日時 | 2009年2月7日(土)14時30分~16時30分 |
|---|---|
| 場所 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
| 定員 | 260名(当日先着順・申込不要) |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 国立歴史民俗博物館 |
| 協力 | 国立歴史民俗博物館友の会 |
趣旨
「南氷洋ニ於ケル我捕鯨業」全5巻は、1934年から母船方式により南氷洋での捕鯨を開始した日本捕鯨株式会社(のちの日本水産株式会社捕鯨部門)が、1935年9月から1936年4月にかけて制作し、同年7月に昭和天皇へ献上した無声の記録映像です。
当館では2007年10月に天皇陛下より下賜されたフィルム「南氷洋ニ於ケル我捕鯨業」全5巻を修復し、DVDに複製しました。今回の歴博映画の会では、その中で最も状態のよい第5巻を、1961年に日本水産株式会社によって制作された「南氷洋捕鯨船団の記録」とともに上映し、映画を通じて戦前・戦後の日本人と捕鯨の歴史への知識と理解を深めていただきます。
上映作品
「南氷洋ニ於ケル我捕鯨業」第5巻(1936年制作、上演時間13分)
撮影・編集:日産水産研究所
「南氷洋ニ於ケル我捕鯨業」全5巻は、昭和9年から母船方式により南氷洋での捕鯨を開始した日本捕鯨株式会社(のちの日本水産株式会社捕鯨部門)が、昭和10年9月から11年4月にかけて制作し、同年7月に昭和天皇へ献上した無声の記録映像です。この映像では、母船「図南丸」(となんまる)と5隻の捕鯨船からなる船団が、大阪港を出港し、南氷洋で捕鯨活動をおこなった様子を記録しています。同作品のオリジナル(16mmフィルム、モノクロ)は、昨年10月に天皇陛下から当館へ下賜されました。しかし、火災による破損が生じているため、当館では日本水産株式会社の協力を得て、株式会社IMAGICAウェストの高度な技術により修復し、DVDに複製しました。今回上映するのは、その中で最も状態のよい第5巻(13分)であり、おもに南氷洋での母船式捕鯨操業の様子を記録した場面です。
「南氷洋捕鯨船団の記録」(1961年制作、上映時間36分)
制作:日本水産株式会社、製作:朝日ムービー社
本作品は、日本水産株式会社が産業PRを目的として制作したもので、南氷洋への航海、捕鯨操業のほか、鯨の種類、捕鯨船団の構成、母船の構造、捕鯨、解体処理、製品の処理、仲積搬出、夜間の積み込み、準備作業(包丁整備,ワーヤー結束等)、船内行事(赤道祭り、年賀式)、日常生活(入浴、散髪、就寝、郵便受取など)といった細かな点までを幅広く紹介しています。鯨油生産を主とした第2次世界大戦前と異なり、冷凍母船を船団に加えて冷凍鯨肉の生産を主とした捕鯨活動をおこなった戦後の様子がうかがえる作品です。
解説
内田順子(当館民俗研究系)
・フィルムの保存状態について
・ 『南氷洋ニ於ケル我捕鯨業』の概要
鈴木賢一(日本水産株式会社 元相談役)
・皇室に捕鯨のフィルムを献上した経緯について
・「南氷洋ニ於ケル我捕鯨業」の解説
・捕鯨の歴史的変化と戦後の鯨肉利用について
コメント
原山浩介(当館歴史研究系)
お問い合せ
国立歴史民俗博物館友の会
電話 043-486-8011
E-mail tomonokai@rekishin.or.jp
国立歴史民俗博物館サービス・普及係
電話 043-486-0123(代)E-mail sfukyu@ml.rekihaku.ac.jp




























