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第103回「金鈴塚古墳のかがやき」第102回「『延喜式』ってなに!?」 歴博映像フォーラム11「明日に向かって曳け−石川県輪島市皆月山王祭2015」第101回「万年筆が拓いた時代:万年筆の生活誌にむけて」 歴博映像フォーラム10「屋久島の森に眠る人々の記憶」人間文化研究機構第27回公開講演会・シンポジウム「没後150年 シーボルトが紹介した日本文化」第100回「申年のサル」

第103回「金鈴塚古墳のかがやき」

開催要項

日程 2016年11月26日(土)
時間 10時00分~17時00分
場所 歴博講堂
定員 260名(先着順)
参加費 無料
主催 国立歴史民俗博物館
備考

今回のフォーラムでは、別室のガイダンスルームでフォーラム会場内の様子を中継いたします。
・フォーラム開催日当日、総合案内横で開館時間の9時30分より ガイダンスルーム入場整理券を配布します
・先着順になるため、定員(整理券発行数)を超えた場合はガイダンスルームに入場することができません
ガイダンスルームでのレジュメの配布はございません。ご了承ください。

開催趣旨

金鈴塚古墳は古墳時代後期末葉の6世紀末頃に造営された前方後円墳です。金鈴等の装身具、装飾性の高い馬具や装飾付大刀など、奈良県藤ノ木古墳にも比肩する特筆すべき副葬品が数多く出土した古墳として著名です。前方後円墳の築造や器物の副葬が衰退する時期において特異な性格をもつものであり、群馬県綿貫観音山古墳などとともに古墳築造が終焉を迎える時期の東国社会を考える上で重要な資料です。歴博と木更津市は、過去6年の間、金鈴塚古墳出土資料の検討を協同して進めてきました。ここでは金工品を取上げ、器物の製作技術、器物の社会的価値、そして東国における金鈴塚古墳の築造という視点から、古墳時代社会から古代社会への変容過程について考えることにしたいと思います。

プログラム

10:00~10:10 開会挨拶 …藤尾慎一郎
10:10~10:40 金鈴塚古墳とその出土品 …稲葉昭智
10:40~11:10 「金装」をみる科学の「眼」 …永嶋正春
11:10~11:40 金鈴塚古墳の装飾付大刀 …大谷晃二
11:40~12:40 昼食
12:40~13:10 金鈴塚古墳の馬装 …宮代栄一
13:10~13:40 金の「すず」と金鈴塚 …田中 裕・上野祥史
13:40~13:50 休憩
13:50~14:20 武器の副葬と軍事編制 … 内山敏行
14:20~14:50 装飾付大刀と東国社会 …瀧瀬芳之
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 金鈴塚古墳の時代 …上野祥史
15:30~16:00 東国社会とヤマト王権 …仁藤敦史
16:00~16:30 質疑応答
16:30 閉会挨拶

 

 

第102回「『延喜式』ってなに!?」

開催要項

日程 2016年9月17日(土)
時間 13時00分~16時00分
場所 歴博講堂
定員 260名(先着順)
参加費 無料
主催 国立歴史民俗博物館

開催趣旨

基幹研究プロジェクト「古代の百科全書『延喜式』の多分野協働研究」の開始にあたり、研究の対象である『延喜式』という史料がどのようなものであるのか、その内容の多様性について紹介し、『延喜式』、またプロジェクトについて関心を持っていただきたいと思います。なお、特集展示「『延喜式』ってなに!?」とも連動します。

プログラム

13:00~13:05 開会挨拶 久留島浩(国立歴史民俗博物館長)
13:05~13:15 趣旨説明 小倉慈司(本館研究部准教授)
「『延喜式』とは」
13:15~13:45 報告1   荒井秀規(藤沢市生涯学習部郷土歴史課)
「謎の発酵食品、豉(クキ)をめぐって」
13:45~14:15 報告2 清武雄二(本館研究部特任助教)
「『延喜式』のアワビと古代の食文化」
14:15~14:25 休憩
14:25~14:55 報告3 中村光一(上武大学ビジネス情報学部教授)
「8代将軍徳川吉宗と『延喜式』」
14:55~15:45 報告4 金 在弘(韓国・国民大学校文科大学教授)
  通訳 稲田奈津子(東京大学史料編纂所助教)
「古代韓国の鉄と農具」
15:45~16:00 質疑
16:00 閉会挨拶:小倉慈司
総合司会 仁藤敦史(本館研究部教授)

 

 

歴博映像フォーラム11「明日に向かって曳け−石川県輪島市皆月山王祭2015」

開催要項

日程 2016年7月2日(土)
時間 10時30分~17時00分
場所 東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1丁目1−1)
定員 280名(先着順)
参加費 無料
主催 国立歴史民俗博物館

開催趣旨

本年度の映像フォーラムでは、石川県輪島市皆月の山王祭に関わる青年会に焦点を当てた民俗映像を紹介します。これまで歴博の民俗映像では、複数の祭礼に関する作品が制作されてきました。この山王祭は、既発表の祭礼ほどの広がりや歴史的な深度は持ちません。その代わりに本作品では、長期にわたるフィールドワークによって、過疎化のなかで存続の危機に瀕する祭りの現在を焦点化しています。今回の映像では、これまでの民俗映像とは異なり、研究者自身による撮影、編集、制作を実現した作品となっています。同時にナレーションや題字、音楽などで、青年会の全面的な協力をえることで、地元との共同制作という側面をもっています。以上のような、これまでにない試みの民俗映像作品を紹介したいと考えます。

プログラム

10:30〜10:40 開会の挨拶 
10:40〜11:20

「祭りのフィールドワークと映像化−七つの浦、四方の風にむけて」
 川村清志(国立歴史民俗博物館准教授)

11:20〜11:50 民俗研究映像『石川県輪島市皆月山王祭−式次第とその構造』
11:50~12:50 昼休み
12:50〜14:30 民俗研究映像『明日にむかって曳け−石川県輪島市皆月山王祭2015』
14:30~14:40 休憩
14:40~15:15

講演1「祭りの映像をとるということ」
 葉山茂(国立歴史民俗博物館特任助教)

15:15〜15:50

講演2「祭礼の記録化の試みとその可能性」
 佐々木重洋(名古屋大学大学院文学研究科教授)

15:50~16:20

講演3「映像民族誌と将来像」
 分藤大翼(信州大学学術研究院 総合人間科学系准教授)

16:20~16:30 休憩
16:30~17:00 総合討論 川村清志(司会)、葉山茂、佐々木重洋、分藤大翼

 

 

第101回「万年筆が拓いた時代:万年筆の生活誌にむけて」

開催要項

日程 2016年4月16日(土)
時間 10時00分~12時30分
場所 プリミエール酒々井(千葉県印旛郡酒々井町中央台3丁目4番1)
定員 280名(先着順)
参加費 無料
主催 国立歴史民俗博物館

開催趣旨

企画展示「万年筆の生活誌」にあわせて、多岐にわたる同展示を見るための指針となるようなフォーラムをめざします。かつて日常的な筆記具であった万年筆をとりあげ、西洋起源の万年筆が、日本でどのような発展を遂げ、それによって私たちの「書く」という経験がどのように形成されてきたのかを検討します。

プログラム

10:00〜10:05 開会の挨拶 
 久留島浩(国立歴史民俗博物館長)
10:05〜10:10 趣旨説明 
 小池淳一(国立歴史民俗博物館研究部民俗研究系教授)
I 万年筆、再び
10:10〜10:30 講演1「人とモノ(道具)の現在から」
 松田睦彦(国立歴史民俗博物館研究部民俗研究系准教授)
10:30~10:50 講演2「万年筆語り」
 中谷宗平(学識経験者)
II かつて、万年筆の時代があった
10:50〜11:10 講演3「ペンと近代化」
 佐藤健二(東京大学大学院人文社会系研究科・教授)
11:10~11:30 講演4「日常必需品としての万年筆 その1」
 島村恭則(関西学院大学社会学部・教授)
11:30~11:50 講演5「日常必需品としての万年筆 その2」
 武井基晃(筑波大学人文社会科学研究科・准教授)
11:50〜12:00 休憩
12:00~12:30 公開インタビュー 証言:ある万年筆の現場
 新倉信義(学識経験者)
 聞き手 重信幸彦(東京理科大学・非常勤講師)、小池淳一
  閉会の挨拶
 小池淳一
総合司会 重信幸彦


 

歴博映像フォーラム10「屋久島の森に眠る人々の記憶」

開催要項

日程 2016年2月20日(土)
時間 10時30分~17時00分
場所 新宿明治安田生命ホール(東京都新宿区1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F)
定員 320名(先着順)
参加費 無料
主催 国立歴史民俗博物館

開催趣旨

屋久島は、1993年に山岳地域の大部分が世界「自然」遺産に登録され、縄文杉などに代表される「原生的な」自然を求めて、多くの観光客がやってくるようになりました。しかし屋久島の山岳地域は、「人々が手をかけた」場所でもありました。

とりわけ大正末期から昭和40年代半ばにかけて、国有林内に森林軌道や林業集落が形成され、国が主導する形での林野開発が進められました。当時の状況を知る人々が年々少なくなっていく中で、本フォーラムでは、民俗研究映像「屋久島の森に眠る人々の記憶」の上映を行い、林業集落での暮らしや、林業集落への思いを紹介するとともに、屋久島の林野開発や世界自然遺産登録がもたらした様々な影響を振り返ります。

また林業に関する講演・研究映像に加えて、「岳参り」と呼ばれる山岳信仰に基づく風習や、屋久島の生業・暮らしの在り様についても、映像や講演として紹介します。

これらの発表を踏まえた上で、保護地域(世界遺産、国立公園)における文化・歴史的な遺構の保存のあり方や、民俗映像の撮影や一般公開が地域づくりもたらす可能性についても議論していきたいと思います。

プログラム

10:30~10:35 開会挨拶
10:35~12:00

本フォーラムの趣旨説明 柴崎茂光(国立歴史民俗博物館准教授)
民俗研究映像「屋久島の森に眠る人々の記憶」上映

12:00~13:00 休憩
13:00~13:45

講演1 「林業遺構に関する保存の現状-北海道の事例」
八巻一成(森林総合研究所北海道支所主任研究員)

13:45~14:15

講演2 「宮之浦集落における岳参りの歴史」
渡邉剣真(宮之浦岳参り伝承会 所願(トコロガン))

14:15~14:40 参照映像 「復活した岳参り」上映
14:40~14:55 休憩
14:55~15:25

講演3 「島のモノサシ、外のモノサシ、その違い-民俗研究映像の可能性」
安藤潤司(元南日本新聞社屋久島支局長)

15:25~15:55 参照映像 「屋久島の生業・暮らしに関する映像今昔」上映
15:55~16:10 休憩
16:10~17:00

総合討論
〈パネリスト〉八巻一成、渡邉剣真、安藤潤司
〈討論司会〉 柴崎茂光

  閉会挨拶
総合司会 柴崎茂光

 

人間文化研究機構第27回公開講演会・シンポジウム「没後150年 シーボルトが紹介した日本文化」

開催要項

日程 2016年1月30日(土)
時間 13時00分~17時30分
場所

ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19)

定員 530名(先着順)
参加費 無料
主催 人間文化研究機構
担当機関 国立歴史民俗博物館
後援 文部科学省

開催趣旨

二度にわたる来日を通じ、精力的に日本関係資料を収集したことで知られるフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、著書の出版のみならず、園芸植物の通信販売や、四都市で開催された日本展示など、さまざまな手段によって、19世紀の西洋世界に「異文化としての日本」を紹介しました。人間文化研究機構が2010年度から推進してきた「日本関連在外資料の調査研究」事業による成果をまじえ、没後150年を記念して、シーボルトの功績を振り返るとともに、今後のシーボルト研究の展望を論じたいと思います。

プログラム

13:00~13:05 主催者挨拶 立本 成文(人間文化研究機構長)
13:05~13:35 企画趣旨 日高 薫(国立歴史民俗博物館教授)
13:35~14:35

基調講演「シーボルト父子の日本コレクションとヨーロッパにおける日本研究」
ヨーゼフ・クライナー(法政大学国際日本学研究所客員所員・ボン大学名誉教授)

14:35~14:50 休憩
14:50~15:35

講演「ジャポニズムの先駆けとなったシーボルトの植物」
大場 秀章(東京大学名誉教授)

15:35~16:20 講演「近世日本を語った異国人たち:シーボルトの位置」
松井 洋子(東京大学史料編纂所教授)
16:20~16:35 休憩
16:35~17:25 パネルディスカッション「シーボルト研究の現状とこれから」
<パネリスト> ヨーゼフ・クライナー、大場秀章、松井洋子、日高薫
<司会> 大久保純一(国立歴史民俗博物館教授)
17:25~17:30 挨拶 久留島 浩(国立歴史民俗博物館長)
総合司会 佐藤 洋一郎(人間文化研究機構理事)

 

第100回「申年のサル」

開催要項

日程 2016年1月16日(土)
時間 13時00分~16時30分
場所

ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19)

定員 530名(先着順)
参加費 無料
主催 国立歴史民俗博物館

開催趣旨

今年の干支は申・猿・サル。みなさんはサルに対してどんなイメージをもっていますか。サルは、歴史の流れの中で、さまざまな姿をみせてくれます。「描かれたサル」「造られたサル」「語られたサル」。さまざまなサルをご用意して、みなさんをお待ちいたしております。

プログラム

13:00〜13:10 開会の挨拶
13:10〜13:35 報告1「サルの伝承」 小池淳一(民俗研究系)
13:35~14:00 報告2「生活のなかのサル」 山田慎也(民俗研究系)
14:00~14:35 報告3「サルの民俗芸能と信仰」 川村清志(民俗研究系)
14:35〜14:55 休憩
14:55~15:20 報告4「描かれたさる」 大久保純一(情報資料研究系)
15:20~15:45 報告5「造形のなかのサル」 日高 薫(情報資料研究系)
15:45~16:10 報告6「古代東アジアの申」 上野祥史(考古研究系)
16:10~16:20 質疑応答
16:20~16:30 閉会の挨拶