コレクション名:小笠原家御武具帳

大名小笠原家の江戸上屋敷に備えられた武具類の元帳で、寛延二年二月の武具改に使用されたもの。数多くの陣道具の図が彩色で描かれ、それぞれの員数が記される。陣道具類は本来消耗されるもので伝世品は多くないため、武具帳は江戸時代における大名家の陣道具を知る上で重要である。なお武具帳は写本で残ることが多いが、本資料は原本である点でも貴重である。