コレクション名:下総国香取郡多古村五十嵐家文書

現在の千葉県香取郡多古町に伝わった年貢・土地関係の古文書および日記類。多古村は寛永12年より旗本久松、松平氏知行地になり、正徳3年には松平氏の加増により多古藩領となった村である。多岐にわたる本資料の中でも特に10点ほどの日記類は、名主層により書かれたものが多く小藩の民衆の生活が克明に記され注目される。享保・天明・寛政の各1冊と、嘉永期は6冊のこされている。