コレクション名:漫画百女

題箋欠  文化11年刊  合川亭珉和画  本書は、当時の婦人の姿を集めた版本で、後半部に文屋茂喬が画に合わせて狂文「百女賦」を書いている。絵の手本としても利用されたが、当時の風流者の慰みともなった。描かれる絵は、労働の姿、日常生活の様子等が面白く描出され、近世の庶民生活史を知る上でも貴重な資料。