コレクション名:版本画図和漢船用集

著者 金沢兼光。  明和3年刊  我国における船舶技術及び大工道具全般の発達史を著すほとんど唯一の文献である。 本書はおよそ船舶にかんしては古文献の渉猟が広範に亘り、船舶に関する基本的な文献としてよく知られ、かつ利用されている。文政10年にも刊行されており、明和版は中形美濃紙版本、文政版は大形美濃紙版本で本書は明和版である。全12巻であるが、巻の8と9、巻の10と11が合冊され冊数は10冊になっている。