コレクション名:内田邦彦旧蔵錦絵コレクション

内田邦彦(明治14・1881~昭和42・1967)が収集した疫病に関するものを中心とした錦絵、疱瘡絵のコレクション。伝来の過程で火災にあったため、焼損が一部生じている。内田は千葉県長生郡二宮本郷村(現茂原市)の医家に生まれ、「真名(まんな)の医者どん」と呼ばれ親しまれた。彼は『南総の俚俗』(大正4)や『津軽口碑集』(昭和4)などで知られる民俗学者でもある。